CULTURE & LIFE

一人暮らしのお部屋は自分が好きなインテリアを楽しめますが、パートナーと生活する場合はどうなのでしょうか。2人暮らしのインテリアを楽しんでいる「オシャレ」なお部屋を紹介します。

 

■ROOM1. DIYを適度に取り入れながら、リビングに自分たちの好きなものを

1_2_3_dayzさんがご結婚を機に引越されたというお部屋は、58㎡の2LDK。元は細かく仕切られた3DKのお部屋、南側のリビングと、ダイニング・キッチンとを繋げて広々とした空間に変えられた、リノベーションのお部屋です。1_2_3_dayzさんはグラフィックデザイナーさん、奥様はラジオ・ディレクターさんとして働いていらっしゃいます。

「二人で出せる予算だと、いわゆるハウスメーカーのどこも似たような物件がたくさん出てきて、そういうのではちょっと物足りないな、と思っていた時に、今の部屋を見つけました。築40年で、リノベされているんだけど、団地風のちょっともっさりした外観とか、ところどころレトロなところもあって、そういうのもちょっと面白いかな、と」

こちら、南側のリビング・ダイニングキッチン。リノベーションでモダンな雰囲気に生まれ変わっていますね。

部屋の中でも一番気に入っていらっしゃるのは、DIYで作られたというこちらのDJブース。お二人ともDJをされるそうで、右側が1_2_3_dayzさん、左側が奥様の好きなレコード、雑誌、CDなどを収納されています。

リノベーションでかっこいいカウンターキッチンが設られている、ダイニング・キッチン。

キッチン背面の棚は「ラブリコ」で柱をたてて、自分たちでDIY。

ダイニング・テーブルの椅子は、リビング側はベンチスタイルにすることでどちらの向きにも使いやすくされています。

インテリアのスタイルは、1_2_3_dayzさんがグレーやマットブラックなど、無彩色系のものをベースに選び、それに奥様がお好きなちょっとクセのある柄モノなどがうまく加わって、自然と作られていったそう。

徐々にお二人がそれぞれ好きなものが組み合わさり、このスタイルになったという1_2_3_dayzさんご夫婦のお部屋。DIYで工夫をしながら、自分たちが暮らしやすく、居心地よいお部屋を作り上げているのが素敵で、こんな暮らし方、真似してみたいなぁと感じます。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

 

■ROOM2. あたたかな喫茶店のような雰囲気の二人暮らしの2DKインテリア

DIYで作った作業テーブルのあるダイニング

かいーんさんが彼女さんと二人暮らしをされていらっしゃるのは、2DKの賃貸のお部屋。ダイニング・キッチンは10畳、そして6畳の部屋が2つという間取りで、襖は全て取り外して使われています。

部屋の決め手は、都心部へのアクセスの良さと、広さ。「友達を呼んで楽しめそうな、開放的な部屋を選びました」とかいーんさん。

ダイニングには、3段ボックスを4つ使って簡単に安くDIYした作業台を置いて。アイランドキッチンの部屋に憧れて作られたとのこと。「料理をするのが好きなので、一番使うことの多い場所です」

載せた板と棚とは四隅で万力で止められていて、簡単なのにおしゃれ。これは真似したいアイデアですね。

「北欧系とか、アメリカンとか、そういうインテリアの系統には縛られずに、自分だけの世界をつくりたい」とかいーんさん。
自分の好きなものをたくさん飾られた空間はとても有機的で、ずっとここに居たいと思うようなあたたかさのあるお部屋でした。

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■ROOM3. ミッドセンチュリーと北欧ヴィンテージの組み合わせた二人暮らしのインテリア

伺ってまず印象的だったのがこだわりのインテリアたちで作られた落ち着きのあるリビング、ダイニング。どれもYukoさんが家で使いたいと時間をかけて選ばれてきたものばかりです。

「リビングはカリモク60 Kチェアを中心にインテリアを考えています。北欧ヴィンテージにもミッドセンチュリーにも合うレトロ感がとても好きですね」

「カリモクはずっと使いたくて、住まいを見直す機会に決心して購入しました。色もブラックと悩みましたが他のインテリアとの兼ね合いで今のカラーにしています」

カリモクと相性の良いラグもこだわりのアイテムの1つ。ヴィンテージの使い込まれた感じが、部屋のトーンを落ち着かせてくれるのだそう。

ミディアムブラウンのフローリングに合わせるように、テレビボードやチェストも買いなおされていました。色合いを整えることで落ち着いた雰囲気に仕上がりますね。

リビングの壁側に本などの収納はまとめて配置。ディスプレイされていたchikuniさんの照明と壁掛けは市内の展示会で運良く購入出来た思い入れのあるアイテムでした。

「ダメ元で展示会に足を運んだのですが、何とか購入出来ました。懐かしさと新しさ両方を楽しむことの出来る作品でテイストの確立していないなんでもありの我が家にも馴染んでくれていると思います」

ダイニングにはリビング同様に集められてきたアンティークの器や雑貨たちが並べられています。こちらも10年以上かけて集められてきたものばかり。

「母親の影響もあって、子どもの頃から北欧やヴィンテージのアイテムが好きでした。その頃からの思いが積み上がって今のお部屋づくりに繋がっていると思います」

時間をかけて選ばれてきたインテリアや小物はこのまま大切に、植物の量をもう少し増やしながらお部屋を楽しんでいきたいと話すYukoさん。また今とは違う一面をどのように見せてくれるのかとても楽しみです。

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