CULTURE & LIFE

全国各地の「可愛いお土産」を紹介し、大人気の連載【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】。他ではなかなか見つからない通なセレクトは、デザイナーrumiさんが全国各地を実際に旅をして、その地域に根付く文化や作り手の背景まで掬い上げているからこそ。お土産への愛着が詰まったレポートとともに、地域別に注目度の高かったお土産をご紹介します!

 

【愛知県】愛・地球博記念公園に「ジブリパーク」OPEN!どんどこ森限定のトトロなお土産

愛知県長久手市に「ジブリパーク」がオープンするということで、抽選に応募したところ、なんと「どんどこ森」エリアが当選!早速いま話題の「ジブリパーク」へ行ってみました。「ジブリパーク」とは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、森と相談しながらつくっているスタジオジブリの世界を表現した公園。「ジブリパーク」には、大きなアトラクションや乗り物はありません。森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所なのです。

「どんどこ森」には「サツキとメイの家」があります。ここでとにかく驚いたのが手の込んだ小道具達の作品性の高さ!「サツキとメイの家」の昭和レトロな台所も実際に使える状態なのだそう。手押しポンプからはちゃんと水が出てきます!実はこの家ではどの戸棚や押入れ、タンスも開けてもOKとのこと!大変恐縮しながらもすっかりガサ入れ状態に。すると出てくる出てくる、映画でみた物たち。皆さんもぜひ探してみてくださいね。

「サツキとメイの家」の裏手には、「ジブリパーク」を見守る「どんどこ堂」がたたずんでいます。ここにしか売っていないグッズがあるというので、お土産探しに早速のぞいてみると、、確かに見たことのないグッズが!どれもトトロたちがかわいいのですが、今回は御朱印帳とキーホルダーをお土産に購入!御朱印帳の紙は和紙っぽくなく、ケント紙系のサラリとした紙。ジャバラ式。アイコン化されているシンプルなトトロの表紙デザインがかわいい!

キーホルダーは愛知県で生産されている粘土瓦の三州瓦(さんしゅうがわら)をチャームに。トトロの「と」が中央にあしらわれています。小トトロの小さな鈴が添えられていて、これもかわいい!

今回11月1日の第1期開園にオープンしたのは「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリア。「ジブリの大倉庫」は、大きなものから小さなものまでジブリ作品の展示物が詰め込まれた屋内施設。ロボット兵にネコバス、子どもサイズの柔らかいものから、作品の秘密に触れられる展示まで、お楽しみがいっぱい。「青春の丘」には、「耳をすませば」に登場した「地球屋」が。2023年度には、「もののけの里」と「魔女の谷」が完成予定です。

「ジブリパーク」は日時指定の完全予約制。ゆったりと楽しめるように入場人数を設定しています。エリア外にも無料で楽しめるスタジオジブリの秘密がいっぱいです。愛・地球博記念公園内にある施設ももちろん合わせて利用することができるので、1日ゆっくり楽しめる新スポットとなっています。チケットについて

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【愛知県】パッケージのイラストとの相性がパーフェクト!COFFE BAGEL KINOの夢のようなギフトボックス

デザインのお仕事で、後藤美月さんという切り絵イラストレーターさんとご一緒する機会がありました。後藤さんのイラストはとても可愛くて、どこか懐かしくて、そしてどこか少し切ない、唯一無二の世界観。独特な形状と色使いなのに、ちゃんと人、クマ、ねずみ、花、と理解することができます。こどももたちまち虜になる、とても不思議な魅力があるんです。

そんな後藤さんがパッケージを手掛けられた美味しいコーヒー&ベーグル屋さんがあると聞き、前のめりでオンラインショップに。どんなに美味しいものでも、パッケージデザインとの相性が良くないと台無しです。お店の名前は「COFFEE & BAGEL KINO」。早速購入すると、なんと全面に後藤さんのイラストが書かれている、捨てることなんて許されないほどの可愛いボックスが届きました!

ばばーん。開けるとこんなボリューム。ベーグルが4つに、マフィンが2つ、手作りジャム2種類に、ジンジャーシロップが1つ。もりもりです。

ジャムのパッケージももちろん唯一無二。丁寧にかわいい糸で括られていて、作り手の愛情をとっても感じることができます。

ショップカードや食べ方の説明書まで後藤さんのイラストを贅沢に使っていて、世界観をしっかり伝え切っているところがすごいです。かわいすぎて、す、捨てられない。パッケージのイラストと、この丁寧に作られているベーグルやジャムたちとの相性はまさにパーフェクト!食べてしまうのがもったいないほどの世界観。自分が作るデザインもそんなデザインでありたい。と、学ばせていただきました。

愛知県西尾市吉良町にある「COFFEE & BAGEL KINO」は美味しいベーグルと直焙煎コーヒー、夜はビールとワインが飲めるカフェです。「食べる」ことが、ただ食欲を満たすだけでなく、ほっとしたり、ちょこっと幸せを感じるひとときになるといいなあという願いをこめてできた「COFFEE & BAGEL KINO」。いつかカフェにも伺ってみたいと思います。そんな素敵なカフェの近くに、実はアートをめいっぱい楽しめる島が三河湾にあります。カフェに寄りつつ、アートも楽しめちゃう。素敵なルートが出来上がりです。

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【静岡県】どどどーん!の日本一富士山な、ふわっふわシフォンケーキ「ふじフォン」

紅葉のキレイな山々を抜けて、山梨県北杜市にやってきました。今回訪れたのは清春芸術村。時折イベントや展示会が開かれており、今回は『HOKUTO ART PROGRAM ed.1』に行ってきました。多様なジャンルのアーティストが参加し、アート・建築・映画・音楽などのカルチャーを芸術村の景色や空気と融合させ、新たな感動体験が作り出されています。若き日のシャガールやモディリアーニなどの巨匠を生んだアトリエ兼住居としてパリの記念建築とされているものと同様の、ギュスターブ・エッフェルの建築。もともとは1900年に開催されたパリ万国博覧会のパビリオンに使用されていたもので、吉井長三が設計図を買いとり、まったく同じものを1981年に再現。アーティストのための創作の場「ラ・リューシュ」がパリ以外にもうひとつ、ここ清春にも完成しました。

こちらは長場雄さんの作品。イラストレーターとアーティストという2つの肩書きの「境界線」に焦点を当て、片方に存在し、片方に存在しないと想定される「搬入」を題材に。搬入が行われる不安定な空間は、その両者の「間」にある曖昧なボヤけた空間でもあるそう。

帰りには、ぜひ寄りたいと思っていた山梨のシフォンケーキ専門店「シフォン富士」の「ふじフォン」をお土産に。私だけかもしれませんが、キャラクターの名前のような響きに「ふじフォン!」と何度か言いたくなります。ふじフォンの特徴は、富士吉田で作られるこだわりの地元の素材がふんだんに使われていること。湧き水で有名な忍野産の卵、朝霧牧場の牛乳を使用。添加物は一切加えず、1つ1つ丁寧に泡立てて手作りで焼くことを大切にしています。富士山の秋冬の特徴である雪をパウダーシュガーで描き、壮大な富士山をシフォンケーキで表現。まさに今の季節の富士山がここに!ふじフォン、こんにちは!ほんとに富士山の形です!これは食べる前に写真を撮りたくなります。

パカっ。とあけるとこんな感じ。大きさが分かりにくいかもしれないので、大きめのフィギュアを隣に置いてみました。か、かわいいじゃないですか!!食べずにちょっとの間、撮影大会。ふじフォンの大きさはなんと、5種類もあります。今回お土産に購入したのは中のサイズです。いつか贅沢にスーパー大を特注してみたいです。とても可愛い大きな大きな富士山のシフォンケーキ。山梨に行ったらぜひもう一つの富士山「ふじフォン」を探してみてください。

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【静岡県】お茶の国 静岡から 小さな小さな「急須もなか」を召し上がれ

お茶の国、静岡に行くと美味しいお茶を飲む機会が増えます。友人のお家に行っても、親戚のお家に行っても、美味しいお茶が必ず出てきます。お茶の優しいいい香りと、薄黄緑の鮮やかな色を見ると、あ〜静岡だなあ〜と、ほっこりします。そんな静岡県島田市に「県下最大級の緑茶・農業・観光の体験型フードパーク」という気になる商業施設が2020年の秋にオープン。やっと行くことができました。

KADODE OOIGAWAは、大井川農業協同組合、島田市、大井川鐵道、中日本高速道路の連携事業として進められたプロジェクト。多くの農家さんや地域の方々との繋がりの中で島田のお茶作りは成り立っています。ひとりひとりの経験、知恵や技術、地域のみなさんの笑顔、こんな当たり前で素晴らしいことにいまこそ向き合い、お茶の面白さをもっと多くの人たちに知ってもらいたい。そんな想いからKADODE OOIGAWAは農業という枠を超え、この繋がりの力を最大化することに挑戦しています。自ら茶葉になって工場体験を楽しめるとってもユニークな「緑茶ツアーズ」では、4種の緑茶の飲み比べができます。

そんなお茶処で見つけたお土産がこちら。菓子処 叶家の「浅蒸し×火香強 緑茶の急須もなか」。か、かわいい、、!と、パッケージに一目惚れ。

かたつむり、、?ではなく、急須!です。ひとつひとつ大切に包まれています。お皿に乗せてみたり。急須をこんなふうにお皿に乗せる時代が来るなんて思ってもみませんでした。あ、半分に切ってからパッケージのように上下で割ってみればよかったとちょっと後悔。でも深い緑色の餡が美しく、一口食べるとふわりと深く香ばしいお茶の香りが広がります。緑茶の香りと甘すぎない餡が絶妙に調和したもなかです。日本全国いろいろなもなかを見てきましたが、急須の形がとてもリアルで繊細。しっかり丸みもあって、食べるのがもったいないくらい。急須という日本ならではの伝統工芸をこんなふうに食べてしまうなんて、ちょっと不思議な気分ですが、これはお土産に喜ばれること間違いなしです。ぜひお茶と一緒に食べてみてくださいね!

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