CULTURE & LIFE

 

昭和中期に大流行!絶滅危惧種のかわいい「たぬきケーキ」

ふといつものようにSNSを見ていたら、むむむ、なスイーツを発見してしまいました。その名も「たぬきケーキ」。日本全国いろいろなお土産を探し続けて何十年。「たぬきケーキ」の存在を初めて知りました。日本のスイーツ文化は本当に奥深いです。いろいろと調べてみると、どうやら昭和40〜50年台に流行したたぬきの形をしたケーキで、当時ケーキ屋さんには大抵どこにもこの「たぬき」がいたのだそう。

 

表面はパリパリのチョコできれいにコーティングされ、チョコをパリッと割ると中からバタークリームとスポンジが出てくるという、なんとも昭和感漂うシンプル構造。昭和中期、生クリームがまだあまりなかった頃、町のケーキ屋さんの主流は生クリームではなく、バタークリームだったのです。この昭和レトロなたぬきケーキは全国でも作られているお店がとても少なくなってきているようで、その理由から絶滅危惧種、と言われているようなのです。そんなことを言われたらちょっと出会ってみたい、、と思って調べてみると、なんと、ありました!意外と近くに。

 

早速、神奈川県川崎市にある「ボナール洋菓子店」におじゃましてみました。

 

いました!!なんとも愛くるしい表情。「待ってましたよ」と言ってくれているかのような瞳。これはもう連れて帰るしかありません。なぜ「くま」などではなく「たぬき」なのかと聞いてみると、歴史が深すぎて、ちょっとさすがにそこまではわからないようでした。誰が作り始め、どうして全国に広がったのか、なぜ他の動物ではなく「たぬき」なのかなど、謎も多いようです。

 

しかし早速、どう食べようか悩みます。か、かわいい!

 

うーん、、やっぱり首にグサリ、、!ごめんなさい。そしてお腹もほじほじ、、。

 

「ボナール洋菓子店」の「たぬきケーキ」は、スポンジの中にあんずジャムが入っていて、スポンジの上にはたっぷりのバタークリームが乗っていました。

この「たぬきケーキ」、実は素材はほぼ同じでも、お店によって形も表情も違います。先日書いた「山田屋のたぬきの人形焼き」もですが、日本でなじみ深いたぬきがこうして令和の時代にもカワイイと愛されていることに日本のお菓子文化の奥深さを感じます。

 

芸術が爆発!見るだけでなく体感できる「川崎市岡本太郎美術館」

せっかく川崎に来たので、少し電車に乗って「川崎市岡本太郎美術館」に行ってみました。神奈川県川崎市に生まれた岡本太郎の作品が、約1800点も展示されているのです。「芸術は爆発だ!」という有名な言葉を残した岡本太郎氏は、1950年代頃から「芸術は一般の人に広く開かれなくてはならない」と言っていたそう。現在では、いつでも誰でも見ることができる岡本太郎アートが、全国に約70ヶ所も設置されているのだとか。

 

川崎のこの美術館は1999年に開館し、岡本太郎が80歳のとき、自身の作品を川崎市に寄贈したことから、その作品を後世に残し人々が鑑賞することかできる施設として設立されたのです。亡くなった後も、強烈な存在感を放つ岡本太郎アート。誰もが大阪にある「太陽の塔」を思い浮かべるかと思いますが、自由で個性的な作品は様々。こんなかわいいインテリアやティーポットまでデザインしていたなんて!と発見ばかり。

 

一緒に美術館に行った2歳の息子も、カラフルな作品たちに大喜び。隣接する大きな公園、生田緑地を散策しつつ、老若男女みんなで楽しめる場所として、多くの人に親しまれているこの美術館は、一部展示物に触れられる・撮影できるということで「体感できる美術館」と言われています。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

 

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