CULTURE & LIFE

ワンルームで生活していて、なんとなくお部屋が窮屈、ものが多くて垢抜けない…とお悩みの方はいませんか?今回は、インテリア上手な5人から、ワンルームならではの家具選びやレイアウトのコツを教えてもらいました。限られた空間でも自分らしいお部屋を叶えましょう。

 

■ROOM1. 【7.5畳ワンルーム】コンクリート風フロアタイルを敷いてカフェのような空間に

7.5畳 & 3点ユニットバスの小さなワンルーム。「置くだけフロアタイル」で床を変えたり、どこにでも移動できる収納を活用したりと、自分らしい工夫で住みこなしていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

アイデアと工夫で住みこなすワンルーム

Pitoさんが海外留学から帰国後、一人暮らしを始められたお部屋は、7.5畳ほどのワンルーム。立地のわりに、家賃がとても安かったことから即決されたというお部屋、築年数は経っているものの、キッチンなどの設備は新しいものに交換されていて快適に使えるそう。

「友人の家にも近く、環境が良くてとても気に入っています。天井まで窓があって、庭の緑が見えることもポイントでした。ひとつだけ妥協したのは3点ユニットバスだったこと。でも今は慣れましたね」

ベッドは部屋の入り口側に寄せて、窓側にはヨガができるスペースと、大きな鏡。その前にはハンガーラックをおいて身支度のスペースに。

「小さい部屋なので、空間を広く見せるために、ベッド以外にかさばる家具は置かないと決めている」と Pito さん。壁際に置かれた小物はすべてカゴに入れ、テーブルはFlying Tigerのベッドトレイを利用。どこにでも簡単に持ち運べるようになっています。

7.5畳の小さな3点ユニットバスのお部屋でも、自分らしく工夫して住みこなしていらっしゃったPitoさんのお部屋。カフェ風インテリアを目指すならお手本にしたいヒントがたくさんありました。

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■ROOM2. 【12畳ワンルーム】の「白い部屋」を自分らしくデザインしていく

タイルカーペットを敷き、ブラインドをとりつけてつくった「白い部屋」。お金をかけすぎず色やデザインにこだわって選んだ家具で、レイアウトを考えデザインしていく、男性一人暮らしの12畳ワンルームを拝見しました。

「白い部屋」で始める、初めての一人暮らし

WEBデザイナーとしてご活躍されているRikiさん。新社会人になり、初めての一人暮らしに選ばれたのは、12畳ほどのワンルーム。「白い部屋」にしたいというイメージがあったというRikiさん。こちらのお部屋は新築で、余計な装飾がなくシンプルな内装が決め手に。

「白で統一した部屋にしたい、と思って空間作りをしています。白い部屋をうまくデザインしていくために、日々レイアウトやものの配置を変えながら工夫しているところです」

ダークブラウンだった床にはより広く見えるように明るいグレーのタイルカーペットを敷き、白のブラインドをとりつけて、無機質でシンプルな空間に。

ベッドサイドにあるお気に入りのIKEAのチェストは、現行品がなくネットオークションで落札したもの。こちらも白を選ばれています。

お金をかけすぎず、いいものを選ぶ

ものを選ぶときは、InstagramやPinterestでまずはイメージに合うものを選び、それに似たものをネットで探すようにされているというRikiさん。テーブルは楽天で購入。そして一番のお気に入りは、こちらのチェスカチェア。

「一人暮らしが初めてだと、いいものを揃えるために全部にお金をかけることはできないので、PinterestやInstagramでよさそうなものを探して、似ているものをなるべく安くネットで買うようにしています」

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■ROOM3.  【15.6㎡ワンルーム】にダイニングもリビングも、アトリエも

15.6㎡の小さなワンルーム。さまざまな工夫とアイデアで、ほしいスペースを全てつくり、自分らしい世界観の空間をつくりあげていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

ほしいものをすべてつめこんだ、夢のワンルーム

バッグデザイナーとしてご活躍されているリネンさんのお住まいは、15.6㎡、約7.5畳のワンルーム。小さな空間に、作業をするためのアトリエスペース、ベッドルーム、リビング、ダイニングと、全ての「ほしいもの」を詰め込んだお部屋です。

窓際の明るい場所にはベッドスペース、ソファを置いたリビングスペース。クローゼットが小さいため、ベッドとソファの下には無印良品の収納ケースを置き、オフシーズンの衣類などを置かれているそう。

奥には、ミシンなど作業に必要な道具を置いたアトリエスペース。

小さなキッチンには、おけるサイズのテーブルが見つからず、テーブル足を購入し、天板をカットしてもらって小さなダイニングテーブルを自作。

小さな空間に「ほしいもの全部」を詰め込んで、ノスタルジックな世界観の素敵なお部屋をつくられていたリネンさん。狭いからと諦めず、工夫やアイディアでこんなふうに暮らしてみたい、と憧れるお部屋でした。

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■ROOM4.  【8畳ワンルーム】なんと家賃は4万。ストーリーのあるものと暮らす

築35年、家賃4万円の8畳ワンルーム。北欧デザインの名作家具や照明と、思い入れのあるアイテムだけを厳選して豊かに暮らす、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

必要最低限のものでつくる、リラックス空間

まひろさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、家賃4万円の築35年のワンルーム。よくある1K・ワンルームのように、玄関を入ると廊下やキッチンがあるのではなく、入るとすぐに開放感のある居室につながっているちょっと変わった間取りに惹かれて、一人暮らしのスタートにこの部屋を選ばれました。

お部屋の広さは8畳ほどで、日当たりの良さも気に入っているポイント。とても静かな環境で、窓の外には大家さんが手入れしてくれている緑豊かなお庭が望めます。

ご飯を食べたり、自宅でのお仕事もされるサークルテーブルは、一番の眺めの良い場所に置かれています。

必要最低限のものでの暮らしを心がけていらっしゃるというまひろさん。部屋にテレビは置かず、洋服なども少ないため、部屋に置かれている主な家具は、ダイニングテーブル、チェア、そして窓際のいくつかの植物だけ。

家賃はなんと4万円とかなりミニマムなものの、ゆとりがあり、小さいけれども落ち着いて過ごせる、あたたかな空間をつくられています。

「ストーリーのあるもの」と暮らす

部屋の主役は、ダイニングを優しく照らす「VL45ラジオハウスペンダント」。1940年代にデンマークの国営ラジオ局のために、デンマーク人建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンがルイスポールセンと共同で製作したもの。

この照明に合わせて、曲線のデザインが特徴的なものをと選んだチェアは、アルネ・ヤコブセンの「セブンチェア」。テーブルは「かなでもの」で購入。

「Spoon」でラジオの配信をされているまひろさん。「VL45ラジオハウスペンダント」は、照明を買うならどうしてもこれにしたかったという、とっておきのアイテムです。

「部屋に置いているものは、ただ気に入ったからというだけではなくて、ストーリー性を持ったものが多いです。そうすると自然と愛着もわくので、ストーリーを大事にしています」

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■ROOM5.  【25㎡ワンルーム】布団も机も置かず、ミニマルで豊かに暮らす

部屋に置くものも、色の数にも徹底してこだわってミニマルに。汎用性の高い家具と、名作の照明とともに、ものが少なくても豊かな暮らしを送っていらっしゃる、25㎡ワンルームの一人暮らしのお部屋を拝見しました。

布団も机も、「○○するときだけ」にしか使えない家具はいらない

apartment301さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、25㎡のワンルーム。熊本の震災で、部屋にあるものの多くが壊れてしまったことをきっかけに、ミニマリスト的な暮らし方へと変わられたという apartment301 さん。お部屋を拝見すると、「なんとなく、あって当たり前」と思っていたものでも、「なくても、こんなに豊かな暮らし方ができるんだな」と、驚きの連続です。部屋にある家具は、ベッドとスツールが2個、シンプルなコートハンガーだけ。

「ベッドって、夜寝る時だけしか使えないけれど、このベッドなら、昼間はソファがわりに座ったり、夜だけではなく使えるところがとても気に入っています」

お布団は昼間はどこにしまわれているのかな、と思ってお聞きしてみたら、なんと、「寝袋で寝ています」という答えが。

洋服の数は年間通して20着ほど。オフシーズンの衣類は収納の上部にしまっていて、クローゼットにかかっているものはごくわずか。余ったスペースは、身支度のスペースとしてお店のようにディスプレイし、使われています。

料理が終わったら、いつもこの状態にリセットするというキッチン。使う道具は、圧力鍋とstaubの鍋がひとつずつ。フライパンはありません。自分のつくる料理を考えたら、それで十分だったそう。

汎用性の高い家具だけを持つことで、逆に色々な使い方や、色々な部屋での過ごし方ができて、とても豊かに感じられるお部屋です。

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出典: goodroom journal

記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)

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