素敵な酒器とお手軽おつまみで「本格焼酎」「泡盛」をもっと楽しもう。

ONKUL

深い味わいで女性からの人気も高い「本格焼酎」と「泡盛」。この秋は、少し背伸びして多彩な料理とのマリアージュを楽しみたい。ONKULがオススメする焼酎・泡盛にあう、美味しいおつまみとそんな料理にもあう素敵な酒器を、お酒の種類ごとにご提案。

WHAT IS HONKAKU SHOCHU?

芳醇な香りを楽しむなら「本格焼酎」を選んで。

焼酎には「本格焼酎」と「甲類焼酎」がある。前者は一度のみ蒸留する“単式蒸留機”で造る焼酎で日本古来の製法。蒸留で香味成分までも抽出されるため、米のみならず、芋、麦、蕎麦など原料の風味がはっきりと楽しめる。一方、後者は明治時代に導入された“連続式蒸留機”で造る焼酎で、ライトな味わい。原料の芳醇な香りを楽しむなら、本格焼酎・泡盛を選ぼう。

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米焼酎×水餃子

優しい口当たりと程よい甘み

米焼酎の美味しさに浸るなら、“ご飯感覚”で楽しむのがおすすめ。たとえば、水餃子のおともに。その優しい口当たりと甘みを楽しんでいると、酔いに加えて、まるで水餃子をおかずにご飯を食べているかのような不思議な感覚も込み上げてくる。

水餃子のお皿はフランスヴィンテージ。千呂利¥17,600/炭谷三郎商店(スパイラルマーケット)。この中に米焼酎をスタンバイして、オールドグラス¥8,360/木勝(リビング・モティーフ)に注ぎ、ロックで楽しんで。

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泡盛×ガイヤーン

芳醇な香りとさっぱりした後味

泡盛はそのほとんどのアルコール度数が30度前後あるため、あらかじめ水で割って味を馴染ませる「前割り」で飲むのもおすすめ。タイ米のニュアンスに合わせて、タイ風焼き鳥・ガイヤーンとペアリングすれば、旅をしているような気分も味わえるはず。

ガイヤーンの器はヴィンテージ。ヴィンテージグラス¥11,000/SaaraHopea(サロンキコ)、読谷山焼き・北窯カラカラ1合¥3,850/松田共司(みんげいおくむら本店)、トレー¥4,620/CHINJUKANPOTTERY(プレイマウンテン)

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芋焼酎×オイルサーディンのアヒージョ

濃厚なコクと独特の香りがクセになる

芋焼酎はどっしりとした口当たりゆえ、個性の強い料理を合わせるのがいい。香草の効いたオイルサーディンとペアリングすると、イワシの食べ応えがありつつも、オリーブオイルの爽やさで口の中がさっぱりとする。またお湯割りにすれば香りが立つため、ハーブのフレーバーとの共演も楽しい。

九州の郷土料理・馬刺しなど、個性的な食材ともマッチする芋焼酎。缶詰のオイルサーディンをバゲットにのせ、カジュアルに楽しんで。青釉猪口¥2,750/小野象平(アエル)その他スタイリスト私物

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麦焼酎×フルーツの盛り合わせ

フルーティーでキレのある味わい

刺身から煮込みまで、どんな食事にも合わせやすい麦焼酎。そのフルーティーな香りに注目して、果物の盛り合わせとペアリングするのも素敵。一日を頑張ったご褒美に、イチジクやマスカットと一緒に味わえば、きっと素敵な夢が見られるはず。

フルーツを盛ったお皿はフランスヴィンテージ。麦焼酎ロックはフルーティーな香りが立つように、飲み口の広いグラスに。ベッロLサイズ¥2,530/木村硝子店(クラスカギャラリー&ショップドー渋谷ヒカリエシンクス店)

11月1日は、本格焼酎&泡盛の日！

本格焼酎&泡盛の日に先駆けて、10月31日(日)17:00~『本格焼酎&泡盛飲んで食べるオンライン2021』が開催。TOKYOFM「食べるラジオ」で豪華ゲストのトークショーやカクテル講座などが行われるほか、視聴者参加型のオンライン討論会なども。さらに抽選で100名様に本格焼酎・泡盛プレゼントキャンペーンも！

詳しくは、https://www.honkakushochu-awamori.jp/をチェック!

photograph : Akiko Baba

styling : Reiko Ogino

text : Koji Okano

edit : Hiroaki Kimura

ONKUL vol.16（2021年10月20日発売）にて掲載。