FASHION

いま改めて人気が再燃しているデニムスタイル。デニム専門ブランドはもちろん、多くのファッションブランドが常に新しいデザインをリリースする中で、誰でも似合うシルエット美の秀逸さが目を引くUNIQLO JEANSはデニム好きならチェック済みのはず。ユニクロには、万人のスタンダードであるデニムを専門に研究しているラボがあることは知っていますか?シルエットの美しさも、この研究所から生まれているようです。

 

Chapter 01:TRIAL and ERROR デザインラボとしての試行錯誤

最高の素材で表現する、最高のデザインを追求すること

Made for All―いまを生きるすべての人々に、いま穿きたいジーンズを届けるために、世界中のファブリックメーカーと協業して素材開発を試み、オリジナルのデニム生地を生み出しているといいます。その上で、最先端のデザインやトレンドを取り入れた極端に振り切ったプロトタイプからスタートし、毎日穿いても心地いいデザインを求めて、誰でも着こなせるパターンを探求。

さらに、ユーザーからのフィードバックと、世界のいろいろな地域から社内モニターを募って試着を繰り返します。気持ちのいいフィット感や誰でも似合うシルエットは、実際に試着した人の着用感をベースに少しずつ調整されるのだそう。どんなコーディネートとも相性がいい“着こなしやすさ”を吟味するのは、“ジーンズだけが特別に目立つのではなく、スタイルの1パーツに選ばれる”のが UNIQLO JEANSが描く理想だから。

 

Chapter 02:INNOVATION and RECIPE イノベーションを独自のレシピで商品化

サスティナブルな生産方法を日夜アップデート

ユニクロジーンズのパーツは、さまざまなリサイクル素材で構成されています。ネームタグ、縫製する糸※、ファスナーテープはいずれもペットボトルを再生してつくられたリサイクルポリエステル製。スナップボタンを成形する際に発生する真鍮の端材は100%リサイクルされ、フロントなどの金属ボタンに使用されます。スナップボタンを構成するパーツを真鍮からアルミ素材に変えることで、大幅な節水も実現できたといいます。
※リサイクル糸は生産国ごとに使用状況が異なります。

また、はき慣れたジーンズの表情を出すために施されるさまざまな加工は、通常、身体に有害な薬剤をスプレーで吹き付けたり、粉塵が舞うなか手作業で一点ずつ擦ったりするのがスタンダードな方法。けれどそれは、働く人の健康を害し、自然環境にも負荷をかけるものです。「ジーンズイノベーションセンター」では、この加工を最新のレーザー技術で解決。ヒゲと呼ばれる立体的なアタリや擦れて開いた穴も、ほんの数秒で再現するテクニック。防塵ゴーグルが不要になり、クリーンな環境の加工現場で働けるようになったイノベーションのひとつです。

デニム生地そのものにはき込まれたような風合いを表現するには、大量の水を使った「洗い」と呼ばれる工程は欠かせません。軽石をマシーンに入れてガランガランと洗うのもスタンダード。けれども当然、その方法では環境への大きな負荷は避けられません。「ジーンズイノベーションセンター」は、オゾンやナノバブルの技術を応用して洗いの風合いを出すことに成功し、以前より節水※が可能に。こうした最新テクノロジーをジーンズづくりに応用するには、絶妙な“塩梅”が必要で、独自のレシピは日々アップデートされているのだそう。すべての水を循環させて、将来的には水なしでもジーンズがつくれるよう研究が重ねられています。
※ユニクロの2017年メンズレギュラーフィットジーンズ(68 Blue)と2018年同型商品を比較した場合。

 

Chapter 03:What’s NEWEST? ジーンズのあり方を問い続けること

「ジーンズイノベーションセンター」は2016年、米ロサンゼルスで誕生。西部アメリカでワークウエアとして誕生したデニムは、ビンテージのアーカイブ、ファブリック、トレンドの情報もみな、ロサンゼルスに集まってくるといいます。ジーンズづくりに必要な情報が得られるこの地に建つ研究所に、ジーンズのスペシャリストが集結。最新鋭の設備を備え、ジーンズの未来を研究し、加工や生産方法を進化させています。“最新”であることは、デザイン性やファッション性、素材の卓抜さだけではないはず。暮らしの一部として選ばれ続けるには、ファッションも産業としてのあり方が問われます。サスティナブルなものづくりは、これからのクラフトマンシップの生き様を表すひとつの指標となっていくでしょう。

 

「ジーンズイノベーションセンター」のストーリーは、ムービーでもご覧になれます!

 

お問合せ先:ユニクロジーンズ特設サイト

https://www.uniqlo.com/jp/ja/news/topics/2025060401/

 

illustration_Tange Kyoko
text_Sekiguchi Keiko

 

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