CULTURE & LIFE

毎週テーマに合わせて、「アーティスト」が選曲したプレイリスト、いつの時代も色褪せない「名盤」、そして注目の「新曲」をお届けする、連載《火曜日のプレイリスト》。
今回は4週間に渡り登場してくれた、《羊文学(ひつじぶんがく)》のプレイリストをおさらい。テーマに合わせてエピソードと共に教えてくれた、三者三様の選曲をぜひ見比べて!
また発売中のEP『ざわめき』のインタビュー内で紹介した、ヴォーカル・塩塚モエカさんが教える、ファッションの【Myルール】もチェック。

《羊文学》塩塚モエカ(Vo.Gt:中)、ゆりか(Ba:右)、フクダヒロア(Dr:左)
テーマ:
バレンタインに大切な人へ贈りたい曲
select:Winter『All In My Head』
恋をした時に頭がふわっとする感じが曲に現れてる【choose:塩塚モエカ】
「ウィンターは女の子がヴォーカルをやってるバンドなんですけど、インスタを見てるとファッションのセンスも良いし、ギターも可愛くデコレーションしたりしていて、そういうところも好きで注目しているバンドなんです。この曲はループするフレーズのなかで、空間的なエフェクトがかかっているドリームポップっぽい曲で、恋をする時に頭がふわっとする感じが曲に現れてると思って選びました。自分では「ラヴソングを書こう」って意識して曲を書いたことはなくて。自分の経験とか人から聞いた話をもとに書いたら、ラヴソングみたいになっている。それも恋愛がうまくいかなくなった時とか、恋が終わってからの曲が多いんですよね。だから、一度ポジティヴなラヴソングに挑戦してみたら面白いかもって思ってます。」
関連記事:《羊文学》が選ぶ、バレンタインに大切な人へ贈りたいプレイリスト【火曜日のプレイリスト】
テーマ:
アオハル気分に浸りたい時に聴きたい曲
select:PELICAN FANCLUB『Heaven or Poolland』
青春時代の思い出がフラッシュバックする(笑)【choose:フクダヒロア】
「PELICAN FANCLUBは千葉出身のバンドで、ドリームポップみたいな浮遊感がありつつ、歌ものの要素もあるんですよね。高校の頃によく聴いていたので、今回のテーマに合うんじゃないかと思って選びました。高校の頃は東京のインディー・バンドが好きで、下北沢や吉祥寺、高円寺とかのライヴハウスをまわって、ネットで配信していないようなバンドを聴いていました。この曲を聴くと当時の気持ちが甦りますね。ヴォーカルのエンドウアンリ君からルーツの作品を教えてもらったり、バックステージのステッカーをもらって嬉しかったこととか。それを機材ケースに貼ってたら、雨の日に剥がれて無くしてしまってショックでした。青春時代の思い出です(笑)」
関連記事:《羊文学》がセレクト!アオハル気分に浸りたい時に聴きたいプレイリスト【火曜日のプレイリスト】
テーマ:
想い出の卒業ソング
select:ラッキーオールドサン『ミッドナイト・バス』
地元は好き。だけどひとつの所には留まりたくない【choose:ゆりか】
「ラッキーオールドサンは男女二人組のバンドなんですけど、曲を聴いていると、歌詞に知っている地名が出てくるので共感しちゃって。ライヴにもよく行ってました。この曲は大人になって街から出て行く歌なんですけど、それが卒業っぽいと思って選びました。新しいステップに行く時に聴きたくなる曲ですね。私は中学を卒業する時も、高校を卒業する時も、知っている人がいないところ、同級生が行かないような学校を選んでました。とにかく、早く学校を卒業したかったですね。どんどん違うことをやっていきたい性格なんです。でも、地元は離れたくない(笑)。田舎で何もないところなんですけど、自分が生まれ育った町が大好きなんですよね。」
関連記事:《羊文学》が選ぶ、想い出の卒業ソング【火曜日のプレイリスト】
塩塚モエカが教える、ファッションの【Myルール】とは?
アーティストにお洒落の極意を教えてもらう【MYルール】。ボーカルの塩塚モエカさんにファッションにおける3つのルール、ライブ衣装について聴きました!

Rule1:ぴったりサイズの服を選ぶ
「服のサイズはぴったりしたものを選ぶようにしています。女の子って、結構大きめのサイズを選ぶ子が多いじゃないですか。それはそれで可愛いと思うけど、私は自分のサイズにぴったりの服を着るほうがキレイに見えると思うんです。私もこれまでは大きめのサイズを着てたんですけど、それだと子供っぽく見える気がして。大人っぽくなりたかったのかもしれないですね、最近はストリート感は置いておこうかなって。ライヴでもみんなにSサイズを薦めてます。笑」
Rule2:ウエストはキュッとしめて
「私は身長が高くないので、脚が短く見えないようにウェストがはっきり見えるものを着るようにしてます。パンツとかだったら股上が短いと脚が短く見える気がするので、なるだけ避けるようにしたり。あと、なるだけパンツにインして着るようにしてますね。今日着てるサロペットも店員さんのおすすめで付属の紐でキュッとしめてバランスよく見えるようにしています。」
Rule3:あえて色を取り入れる
「最近、明るい色をなるべく取り入れるようにしています。これまで、冬は黒とか茶とかを着がちだったんですけど、それだと暗いし地味だと思うようになってきて。髪の色を明るく変えたことも関係あるかもしれないですね。これまでは黒系の服が多くて髪も黒で長かったので、全体的に重い感じだったんです。金髪にしてからは、これまで似合わないと思っていた暖色系のものが着れるようになったりして、日々発見ですね。」
番外編:malamuteプロデュースのライブ衣装
「前回までは自分たちで買っていて、コズミックワンダーの洋服を着ていました。今回の『ざわめき』ツアーから、デザイナーの小高真理さんによるブランドmalamute(マラミュート)”に作って貰ったんです。今季の春夏から展開するニットワンピースをキャンバス地にしてプリントしたものなんですけど、着るたびに嬉しい気持ちになります!」
関連記事:《羊文学》にインタビュー!思い切って”素直な私たち”を表現した『ざわめき』【火曜日のプレイリスト】
羊文学『ざわめき』
2020.2.5 Release ¥1400 felicity


《羊文学》塩塚モエカ(Vo.Gt)、ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)によるスリーピー スロックバンド。2012年に結成。2018年7月に1stフルアルバムとなる『若者たちへ』をリリース。 2019年EP『きらめき』をリリース。8月からの東名阪(8/2 名古屋 CLUB UPSET、8/3 大阪・梅田シャングリラ、8/7東京・渋谷クラブ クアトロ)にてワンマンツアーは全3公演共に SOLDOUT公演に。昨年配信限定にてリリースされ、サブスクやラジオOA にてスマッシュヒットを記録したクリスマスソングの新定番曲「1999」を含む3曲入りのクリスマスシングルが満を待してCD化。2020年2月5日に前回の『きらめき』と対になるEP『ざわめき』を発売。リリースに先行して行われた東阪(1/18大阪・梅田シャングリラ、1/31東京・恵比寿リキッドルーム)のワンマンツアーも即完に!

photograh_Kobayashi Mariko
text_Murao Yasuo
design_Koinuma Kenichi
edit_Takehara Shizuka
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