CULTURE & LIFE
おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から、無垢材×白の空間がおしゃれなお部屋をご紹介。お部屋づくりの参考にしてくださいね。
Index
■ROOM1.1LDK・43㎡の一人暮らしインテリア
将来住みたい住まいのイメージと周辺環境から現在の住まいへ引越されたというムッタさん。住まいづくりは現在進行形ながら、暮らしにこだわりをもって考えられているお部屋についてお話を伺っていきます。
ムッタさんのお住まいは、理想の住まいのイメージを持って決められたものでした。
「家賃の上限を持って、将来やってみたいリノベーションをイメージした物件を探していきました。コンクリートの一癖ある間取りに、無垢フローリングの空間はまさに住んでみたいお部屋のイメージにピッタリでした」
「在宅ワークが基本になるので、ちょっと出かけたときに、程よく楽しめるような町並みがあったのも良かったです。出社となった時でも不便でない距離感も大切にしていましたね」
お部屋に入ってまず印象的なのが、住まいの中心で左右のスペースを分けるように設けられた土間スペース。賃貸物件の場合、狭くなりがちな玄関に対して十分な広さが設けられています。
「広い土間がお気に入りですが、少し不便でもあります。住まいの中心でもあるので、なるべくスッキリ見えるように靴は2足以上出したままにならないようにしています」
将来的にはラグやタイルを敷いて、楽しみたいと話すムッタさん。住まいの顔になるスペースでもあるからこそ、色々と楽しみ甲斐もありそうですね。
住まいの中でもお気に入りのスペースの1つとしてあげられていたのが南向きに面した明るい寝室。
「できるだけシンプルな寝室にするようにしています。日当たりも最高で、ブラインドからの光がとても好きです」
「LOWYA のベッドフレームは少し余白があるデザインで、スマホを置けるなど結構便利です」
寝室の中で、時間をかけて決められていたのがマットレス。
「睡眠に投資をしようと思い、様々な製品を試した中で辿り着いたのが、RASIK(ラシク)のマットレスでした。寝心地最高で、コスパもよく、睡眠に投資したい方にはオススメです」
寝室もまだまだこれから手を加えていきたいスペースの1つということで、すでにやりたいこともいくつか決まっているのだそう。
「より寛げる環境を目指して、テレビやソファは寝室に必要かも含めて検討中です。ベッドフレームはより木の質感を感じられるものを自分で作ってみたいと思っています」
寝室とは対になる北向きの窓も寝室同様に大きく、ブラインドで光が楽しめるようになっていました。こちらはワークスペースとして使用。明るい空間で作業も捗りそうですね。
デスクの上に置かれた小さな財布「Iru」は、ムッタさんの大切な愛用品。
「最初は、ブランドの財布を検討していたのですが、友人が使用していたイルの小さい財布を見て 経年変化と片手で収まるミニマル感に惚れて購入しました。デザインも機能性も良くて大満足です」
明るく開放感のある住まいを活かしたインテリアのレイアウトが、メリハリのある暮らしにも繋がっていました。
昔はミニマリストだったというムッタさん。現在の住まいもものはできるだけ少なめにつつ、気に入ったものは色の統一感を意識しながら取り入れられていました。
「出来るだけ色を合わせることで、部屋に統一感を出すことを大切にしています」
「ベースとなるのは、白・茶・灰色で差し色に観葉植物の緑を入れています。ルールとしては決めているものの、いろんな入りを入れたくなり、日々葛藤していますね」
色合いのルールにもあったアイテムでお気に入りが無印良品のユニットシェルフ。
「無印で働いていたこともあり、気づくと無印のものが多くなりがちですが、中でも気に入っているのがキッチンで使っているシェルフです」
「値段もシェルフの中では高くなく、質も良いのでとてもお気に入りです。他の無印の商品と組み合合わせてもピッタリハマるので気持ち良いですね」
現在、統一感を持たせているカラーは今後の住まいでも大切にしていきたいと話すムッタさん。
「今回の住まいで生活する中で、やっぱり無垢材の床の家の良さを実感しています。リノベでも色合いは今と同じ感じになると思いますが、より広いキッチンや寝室の照明など、今はまだ手が加えられていないところも自分好みのお部屋に住みたいですね」
今回の暮らしから、次の住まいへの期待も膨らむムッタさんのお部屋。
マイルールとともに心惹かれるものとの出会いも大切にしながら、どんな空間が作られていくのか。今からとても楽しみですね。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM2. 1LDK・28㎡の一人暮らしインテリア
都内の小さなワンルームでは、考えもしなかった理想の住まいづくり。在宅勤務が増えた中で住空間を見直される中で出会った住まいは、広さや明るさといった基本的なスペックに加えて、趣味の料理も楽しめそうなワクワクする環境でした。引越しを機に、動き出した仕事も、日々の生活も充実するお部屋作りについてお話を伺ってきました。
cororiさんが在宅勤務が多くなったことをきっかけに探された現在の住まいは、それまでのワンルームよりも広く、快適なお部屋でした。
「物件を探している時は、寝室にワークスペースを設けられるような住まいを探していました。ただこの住まいを見つけた時に、温かみのある無垢材が際立つキッチンに一目惚れしてしまい、そのままこの住まいに即決することとなりました」
お菓子作りが好きでキッチンを使う機会も多いと話すcororiさんにとって、開放的な居心地の良いキッチンで料理が出来るということはとても嬉しいポイントだったのだそう。
「憧れのカウンターキッチンであるとともに、デザイナーズ物件ならではの無垢材×白のデザインに一目惚れしました。広めの作りなので、日々の料理のしやすさはもちろん、カウンター越しに友人をおもてなしできる点もとても気に入っています」
完成度の高いキッチンはインテリアを考える上でもモチベーションがあがるポイントになったとcororiさんは話します。
「インテリアは好きではあったものの、1からコーディネートするほどの自信はありませんでした。今回の住まいはもともとのデザインが完成度の高いものだったので、そこから考えていけるのは気持ちがすごく楽になりましたね」
キッチンでの時間を楽しむアイテムにもお気に入りのものがありました。月兎印のスリムポットはデザインに惹かれた住まいのアイコン的な存在。
「コーヒードリップ用のやかんやケトルを探していたところ、滑らかでレトロなシルエットと大好きなキャメルカラーに惹かれて購入しました」
ビタミンカラーのアイテムは使っているだけでも、気持ちが元気になれると話すcororiさん。明るいカラーのアイテムはお部屋の中でもさまざまなところで取り入れられていました。
好きな色合いやデザインは趣味の料理を彩る器にも。なかでもお気に入りのパラティッシのお皿は昔から自分へのご褒美として少しずつ買い足されている器なのだそう。
「パターンやテキスタイルがもともと好きで、少しずつ北欧食器を買い足していくのが趣味です。
とくにパラティッシシリーズは和洋どちらの料理にも合う使い勝手の良さも気に入っています」
お気に入りのキッチンは読書のための場所としても使われています。
「カウンターに無印良品の壁につけれる家具を立てて置いたところシンデレラフィットしてくれて、読書も捗る場所になりました。ここでは、お気に入りだけを集めて楽しんでいます」
デスクやソファの上はもちろん、定期的にキッチンの読書棚も見直されながらインテリアの1つとしても本が活躍している様子が印象的でした。
賃貸には珍しい、大きな窓が付いていることで日当たりも良く、1日中居心地の良さそうなキッチン。インテリアを買い揃えて理想の空間を作るのも良いですが、備え付けの家具に着目して物件を探してみるのも面白そうです。
デザイナーで在宅勤務が中心のCororiさんにとって、お住まいは仕事を行う職場としての役割も兼ねています。日々の仕事のしやすさと、オンオフが切り替えられる空間づくりの意識と工夫が住まいには込められていました。
仕事を行うワークスペースのデスクは在宅を機にDIYして作られたもの。天板とスチールの脚をそれぞれ購入して作られたのだそう。
「テレワークを機にデスクを探していましたがどれも事務っぽく感じたり、値段やサイズがしっくりくる物が見つからずDIYしました」
「仕事場の雰囲気をあまり出したくなくて、机の上の物数を減らしたり、iMacにも100円ショップで買われたリメイクシートを貼ったりして、空間として収まりが良いようにしています」
家にいる時間が長くなる分、こうした目に入るものにも意識を向けられているCororiさん。家具の選び方やコーディネートもマイルールを設けて、整えられています。
「色合いでいくとホワイトよりもオフホワイト・ベージュのアイテムを選ぶようにして少し生活感と色味のある部屋作りを意識しています」
「同じような理由でプラスチックや化粧板の製品は、家具ではなるべく買わないようにしています。スタイリッシュで良いなと思う部分もありますが、木の色合いで温かみのあるお部屋の中では何か落ち着かない気がしてしまうんですよね」
こうした住まいの良さも活かせるよう、引越しを機に持ち物も見直されていました。
「引越しのタイミングでテレビを手放しました。狭い空間に在宅PCとテレビのモニターが二つ並ぶと、現実に引き戻されるような気持ちになったためです。空間だけでなく、時間や気持ちもスッキリしたので、好きなことをこの部屋でゆったり楽しめるようになりました」
どうしても表に出てしまうWi-Fiルーターやコード類はアートを上手く使ってカバー。目に入らないようになっていました。
シンプルにされた空間の中で、視覚的に楽しめるスペースとして活かされていたのが寝室との境界線になっている飾り棚。
「壁には時計やポスターといった装飾をしていないのですが、この飾り棚のおかげで視線が自然と上に向くので、部屋全体のコーディネートがしやすく気に入っています」
「日当たりの良いお部屋に、この空間があることでツタ系の植物が育てやすく、ゆくゆくは植物に囲まれた暮らしを楽しみたいなと思っています」
引越されて、まだ1年も経っていないこともあり、お部屋はまだまだ自分好みの空間に向けて磨かれていっている最中。
「これから初めて迎える夏や秋が楽しみで、この部屋に合わせた季節のアイテムをゆっくり揃えていきたいです」
「大好きなキッチン周りもデッドスペースに棚をつけ、お気に入りの食器を見せる収納で飾ることでより好きな空間に出来たらと思います」
現在の住まいに引越したことをきっかけに、それまでのお部屋では表現が難しかった理想の暮らしの空間が少しずつ作り上げられていると話すcororiさん。
「自分の作りたかったお部屋が、引越したことでどんどん表現出来るようになってきているなと実感しています。当たり前のことかもしれませんが、自分の好きなことを突き詰めて、心から好きということをSNSなど通じて伝えられるのってこんなに楽しいことなんだと実感しています」
環境を変え、自分が好きだと思えるお部屋から暮らしを考える。仕事も日々の生活もcororiさんにとって居心地の良い空間を自分で作り出していく中で、どんどん充実していきそうです。
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■ROOM3. 1R・21㎡の一人暮らしインテリア
転職を機に自分の好きな部屋で過ごしたいと、現在の住まいへ引越されたitoさん。気に入った内装やロフト付きの間取りを活かして楽しむお部屋づくりについてお話を伺っていきます。
転職を機に、現在の住まいへ引越されたitoさん。それまでは全く違う考え方で住まいを探していました。
「新しい職場ではフルリモートになることが分かっていたので、自分の好きなお気に入りの部屋をつくって過ごしたいと思い、引越し先を探しました」
「物件サイトでお部屋の内装が分かる写真をたくさん見ていく中で、偶然見つけたのが今のお部屋です」
「それまでにもSNSで見かけたことがあり、『素敵だなぁ』と思っていたお部屋でした。内見をして改めて無垢の床や白を基調とした内装が気に入り、このお部屋に決めました」
住まいが職場にもなったことで、こだわられていたのがワークスペース。 お気に入りのインテリアで仕事のしやすさと、見た目も気分が上がるように選ばれています。
「ダイニングテーブルは、もともと好きだったアルテックのものを、椅子はSNSを見ていて欲しいなと思っていたバーテブラのワークチェアを新しく購入しました」
「今回の住まいに引っ越す上で、自分の好きなお部屋を作りたいという思いがあって、インテリアも好きなものを使ってみようと考え選んだものです」
ワークスペースは普段から、物数少なくスッキリと整えられているそう。
「毎日使うものについては机の下にある無印のボックスに。日々見ないけど必要な書類とかは、2階のロフトのボックスとかに入れるようにして、この机は基本、スッキリとした状態が維持できるようにしています」
毎日の暮らしが好きになれるよう考えた空間だからこそ。物を揃えて終わりではなく、日々その環境が整うように意識すること。収納の仕組みも合わせて習慣化することが大切ですね。
食事やリラックスタイムを過ごすソファスペースは、西向きの大きな窓からの光がお気に入り。
「お昼を過ぎると、リビング側がすごく明るくなります。窓にはブラインドを取り付けていて、光の差し込みが綺麗で好きです」
「インテリアでは、前の家はかなり狭くてソファーを置けてなかったんですけど、この住まいならギリギリ置けるかもと思い、購入しました」
インテリアを取り入れるときは計画的に取り組まれているitoさん。
「家具を購入する時は、必ずマステでサイズ感などの確認、可能であれば現在のお部屋に合わせて合成して違和感がないかチェックするようにしています」
「ソファは楽天で購入しましたが、低めで圧迫感がなく、オットマン付きなので、限られた空間でいろんなレイアウトが試せそうだったのが決め手でした」
「模様替えが趣味なのでよく模様替えはしてるんですけど、ソファーやキャスター付きのテレビが向きを変えたり、移動させやすかったりするので変化がつけやすいですね」
ソファテーブルも小型で移動させやすいことに加え、収納で変化が付けられるように。
「ガラスの天板で透け感があり、圧迫感がないものを選びました。収納が少ない部屋なので、見せて楽しめる収納スペースがあるもの気に入っています」
壁には季節のスワッグやitoさんが描いたアートが飾られていました。白が基調の明るい空間だからこそ、こうした小物も映えますね。
ロフトスペースはベッドルームとして活用。仕事や趣味の書籍もたっぷり入る収納を設けて、朝はここで読書をするのもお気に入りの時間のひとつだそう。
「ロフトスペースは東向きなので、明るい午前中を過ごすことが多いです」
「本棚には、仕事関連で使うデザイン関連のものを中心に、小説とか文庫本に雑誌などまとめて収納しています」
書籍収納もいろいろと試行錯誤されているitoさん。取材時には実験的にカバーを外してみて、色合いのバラツキを抑え、本棚に馴染む色にできないかを試されていました。
本棚と反対側の壁にはスツールを置き、ちょっとしたディスプレイスペースとして活用されています。
「リサラーソンの花瓶は、友達が誕生日プレゼントに買ってくれたものです。趣味で集めているものの話をしていたら、誕生日に私の好きなテイストに合わせてプレゼントしてくれて、お気に入りのフラワーベースになってます」
今回の住まいのインテリアは、ロフトスペースのマットレスを除いて新調したものばかり。ただ選ぶ上ではこだわりすぎないようにも意識して選ばれたそう。
「ライフスタイルは変わり続けるものだと思っているので、インテリアも 『一生もの』とまでは思わず、ある程度気軽に購入しました。今、気に入ってる家具たちも、2人暮らしになったり新しい部屋に引っ越したりするとフィットしなくなる可能性もあると思っています」
「自分に必要なくなっても、基本的には捨てる選択をしないこと。リサイクル回収に持ち込みをしたり、フリマサイトやジモティーなどに出品するようにして、必ずその時必要な人が現れると思うので、循環させることを心掛けています」
好きなお部屋に住むことが、生活の質に直結することを今回の住まいで実感されたというitoさん。
「鉄筋コンクリートで防音性が高いことや、階段が少なく移動がしやすいこと、といった今の住まいで気になるところをクリアにしつつ、好きなお部屋を考えていくことは大切にしていきたいと思っています」
現在の住まいの経験を活かして、今後はどんなお部屋をつくっていくのか。これからの住まいも楽しみですね。
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