CULTURE & LIFE
おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から、アートを散りばめたおしゃれな部屋をピックアップ。ぜひお部屋作りの参考にしてくださいね。
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■ROOM1.1K・29㎡の一人暮らしインテリア

就職を機に明るく使い勝手の良い住まいへ引っ越したdaisukeさん。住まいとともに増えた洋服や植物で楽しむお部屋についてお話を伺っていきます。

就職を機にはじめた住まい探しで現在のお部屋を選ばれたdaisukeさん。間取りを見て、心惹かれた物件だったそう。
「内見で10部屋以上見た中で、このお部屋は間取りの時点で日中に照明のいらない日当たりの良さに惹かれました」

「内見はできなかったので、外観と写真で判断になりましたが、3面採光で独立洗面台だったことも決め手となって決めることができましたね」

明るい窓辺はたくさんの雑貨や植物でお気に入りの空間になっていました。
「この住まいに引っ越して植物を育て始めましたが、日当たりが良いこともありぐんぐん育ってくれています」

なかでも大きく成長しているのが最初に購入されたオーガスタとモンステラ。
「最初はかなり小さかったんですが、2年半ほどでかなり大きくなりました」

「今では、置くだけでなく吊るしたり、種類も増やしたりとより幅広く楽しんでいます」

南向きの窓辺近くにはフラワーベースやアクセサリーをディスプレイ。
「自分がビビッと来たものを、統一感を持たずに置いています。フラワーベースは花を生けなくても、アイテムとして好きな空間を演出してくれていますね」

アクセサリーも1箇所でまとめることで身支度がグッと楽になっていました。

西向きの窓辺には思い出の雑貨がずらり。お店で偶然見つけたホットドッグ型の貯金箱や友人からプレゼントされたスノードームなどが飾られていました。

「自分の中で惹かれたものを飾ることで、好きな空間になっています。花瓶の位置を入れ替えたりはしていますが、基本的の置いている小物は固定で楽しんでいますね」

雑貨や植物などと同様にたくさんの洋服が印象的なdaisukeさんのお部屋。身近なお店をはじめ、旅先などでも気になるお店に立ち寄り、気になるものを購入されているそう。
「店舗に行ったり、SNSでオンラインの古着屋さんの発信を見て購入したりと日常的に情報収集しながら購入しています」

「その時々のトレンドに合わせたものはもちろん。昔から人気のあるブランドやデザインのものも持っていないと欲しくなって、住まいに合わせて洋服も増えていきていますね」

お気に入りの洋服の1つであるナイキのダウンは、おにぎり型のキルティングがポイント。

衣類収納はクローゼットに仕舞うのをはじめ、インテリアとしても楽しめるアイテムも活用されていました。

「大好きな洋服をお部屋でも楽しめないかと考えていたなかで、雑誌を参考にIKEAで購入した収納バックを使い、ソファとして活用することにしました」

「座り心地も良くて、ついつい横になって本を読んだり、スマホを使ったり。ここで過ごす時間が一番多いです」

オープンな収納で外出時には選ぶ楽しみもありそう。好きな洋服を使い方も工夫して色合いの見た目も、使い勝手の機能性も良くなる空間作りをされていました。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM2. 1K・26㎡の一人暮らしインテリア

職場へのアクセスや住環境を考えて、現在の住まいを決められていたMAKITOさん。たくさんの植物や書籍を中心に、住まいに合わせた使い方で楽しむインテリアなど無理なく、好きがオープンに表現されたお部屋についてお話を伺っていきます。

現在の仕事にも慣れてきたタイミングで、より良い環境を求めて住まい探しをスタートしたMAKITOさん。
「以前は、今よりも少し都心に離れた場所に住んでいて、職場までの近さや住環境を考え、住まい探しをスタートしました」

「ネットで見つけたこのお部屋は、職場の最寄り駅まで自宅から15分という好立地。駅周辺の環境もよく、個性的なお店が多かった事も理由の1つです。室内も南面だけでなく三面採光と多くの観葉植物を育てていた自分にとって好条件でした。一日を通じて万遍なく光が入るため緑も生き生きとしています」

仕事や趣味の作業スペースとして、使い勝手が良くお気に入りだと話すのがデスクスペース。
「南面の窓に面して、もともと実家で使われなくなったカウンターをDIYし、それまで使われていた天板はダイニングテーブルの天板として使うことにしました。代わりに新しく幅1800㎜の杉板を使い、大きなカウンターデスクとして使っています」

「建築系の事務所に勤めていて、家で仕事の続きをすることも多いため、広いデスクは使い勝手が良く重宝しています」

デスクの右手にはドライフラワーや仕事用の筆記用具をまとめて収納。パソコン作業と合わせて、複数のことが並行して行えるようになっていました。

壁に額装で飾られたポストカードは、季節や気分に合わせて定期的に入れ替えられているそう。

建築や美術館巡りが趣味だと話すMAKITOさんのファイルにはたくさんのポストカードが収集されていました。
「最初のうちは年代に合わせてファイリングしていたのですが、数が増えすぎてざっくり収納に変わっていますね」

デスクでの時間を支えているのが、vitraの04のカウンタ―チェア。
「今のカウンターの高さに合わせられて、見た目がスタイリッシュなデスクチェアを探していたときに見つけたものです。L字の形に昇降機能もあり、メカニックな機能美がすごく気に入って購入しました」

「少し柔らかい素材でできているので、見た目ほど硬くありません。背もたれにしてもほどよく使える素材感が気に入っています」

デスク前の窓際には、たくさんの植物が所狭しと並んでいます。
「実家に住んでいた頃のものから、買い足して今の数になっています。ハーブ系だとイタリアンパセリだったりとか、大きなものだとエバーフレッシュ。奥にはアスパラガスなど、種類を統一させる気はあんまりなくて、気に入った形があれば、持ち帰って今の状態が出来上がっています」

デスク下には、趣味の本がたくさん収納されていました。
「本も仕事と趣味のものをスペースで分けて仕舞っています」
見た目は個性的だけど、話を伺うと暮らしに合わせて効率的に配置されたデスクスペース。仕事も趣味の時間も満喫できそうな空間になっていました。

ダイニングスペースのある窓際に設けられていたのが、好きな植物と書籍だけがびっしりと並んだ収納棚。こちらもワークスペース同様に住まいに合わせて作られていました。

「もともと使っていたIKEAの木製の棚を高さ半分に切断して、窓枠と合わせた本棚にしています」

「日当たりの良い窓辺に置けたことで、棚の上部には観葉植物やドライフラワーを楽しめるようになりました」

窓際に植物と合わせて収納できたことで書籍にとっても良い効果があったと話すMAKITOさん。
「植物を上に置くことで、日除けの役割も果たしてくれています。本の日焼けも防止できる良い配置にすることができました」

デスクスペースにも劣らないたくさんの植物たち。そのいくつかにはご自身で作られたネームプレートが付けられていました。

「見せる収納を多く取り入れているため、片付けすぎない。整頓し過ぎないことを意識しています」
家事などの心理的な負担を掛けないように、趣味のものはどこに何があるかが分かりやすいように緩くてもスペースを決めて収納するようにしています。

撮影中も窓辺に飾っていた植物を1つずつ丁寧にお世話していたMAKITOさん。好きで集めたものがしっかり目で見て楽しめる収納になっていました。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM3. 1K・20㎡の一人暮らしインテリア

就職を機に上京したYonaさん。初めての土地での住まい探しは周辺環境の良さを大切にして探されていました。
「会社へのアクセスと周辺環境の良さに惹かれ街を選びました。スーパーなどの日用品の買い物はもちろん、お洒落なカフェや居酒屋、コーヒーやワインショップまであり、治安も良い場所と聞いていたので安心して生活をスタート出来ました。部屋も角部屋なので光をかなり取り込んでくれる所が気に入っています」

学生時代からたくさんの映画を鑑賞する習慣があり、音楽やアートにも取り組んでいるというYonaさん。お部屋にも趣味に関するものが多く置かれています。

特にONKYOのレコードプレイヤーはご実家に住んでいた頃に購入され、ずっと大切に使われているアイテムの1つ。

「レコードを聴くのが好きで、購入しました。形も持ち運べるようになっており、アンティークベージュという色味も気に入って、これを選びました。レコードプレーヤーでジャズを聴きながら、コーヒーを飲んでゆっくりするのが休日の楽しみです」

音楽とともに休日をはじめとしたお部屋での時間に描かれているアートもお部屋には欠かせないアイテムの1つ。

「時間に余裕がある時はもちろん、仕事が忙しい時や心に余裕がない時にも、無心になり、冷静になれるため絵を描いています。描き終えてそのままのものも増えてきたので、丁度良い大きさの額縁があれば、壁に飾りたいと思っています」

壁や玄関ドアにはご自身のアートとともに映画作品のポスターやチラシも飾られていました。 「ジャンルは問わず、好きな映画や見たい映画のフライヤーを持って帰って貼っています。 映画が好きなので、毎朝家を出る時は映画の主人公になった気分で出かけられますね」

好きなものが各スペース毎に集まって、お部屋全体がお気に入りの空間となっていました。

自身の琴線に触れた作品が多く散りばめられているYonaさんのお部屋ですが、一歩引いて全体を見るとスッキリと整った印象も受けます。
ここには空間を考える上で大切にされているポイントが関係していました。

「部屋全体を見た時に、リビングの2つある窓のうち、1つはブラインドにしようと前から決めていました。少しオフィスっぽいというか、シンプルな部分を1つ持たせることで、部屋全体が締まって見えます」

窓際の棚に花瓶やカメラを置いたり出来るのもお気に入りだそう。

「ディスプレイやものの位置を考える際に、なるべく床には物を置かないようにも心がけています。棚などの収納家具を置く場合もデザインと機能性を考えて、掃除のしやすさと床を見せることで、部屋を広く見せられるようにしています」

雑誌などが収納されているDIYで作られた木の棚は意識しているポイントから脚の長さが特徴的。
「昔からDIYをする事が好きで、良い棚が見つからなかったので作りました。塗装を施す予定でしたが、パイン材の色味も良かったので、素材そのままの色にしていてかなり気に入っています」

色合いもバランスを意識して、緑、白、茶色でなるべく統一。壁に貼られたリーフレットやポスターをはじめとした紙ものも、壁一面に貼るのではなくディスプレイ箇所を決めて、その範囲内に収めるようにすることで色に溢れた状態にならないよう考えられていました。

「部屋全体で見た時に、シンプルにしすぎず、好きなデザインのものはもちろん、木の温かみや観葉植物を取り入れ生活感ある空間になるよう意識していますね」

今回が上京して東京で初めてのお部屋だったこともあり、違うお部屋にも住んでみたいと話すYonaさん。
「今とはまた違うエリアでより広いお部屋に引っ越してみたいです。角部屋はそのままに壁一面の棚を作って本を置いたり、ヴィンテージマンションや、アパートでリノベーションをして、DIYした棚や机、アンティーク家具を集めたりもしたいですね」

今回の住まいで得られた経験からお部屋づくりの夢も膨らむばかり、今後のお部屋も楽しみです。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
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