CULTURE & LIFE
職場へのアクセスや住環境を考えて、現在の住まいを決められていたMAKITOさん。たくさんの植物や書籍を中心に、住まいに合わせた使い方で楽しむインテリアなど無理なく、好きがオープンに表現されたお部屋についてお話を伺っていきます。
お部屋に合わせてDIYしたデスクスペース
現在の仕事にも慣れてきたタイミングで、より良い環境を求めて住まい探しをスタートしたMAKITOさん。
「以前は、今よりも少し都心に離れた場所に住んでいて、職場までの近さや住環境を考え、住まい探しをスタートしました」
「ネットで見つけたこのお部屋は、職場の最寄り駅まで自宅から15分という好立地。駅周辺の環境もよく、個性的なお店が多かった事も理由の1つです。室内も南面だけでなく三面採光と多くの観葉植物を育てていた自分にとって好条件でした。一日を通じて万遍なく光が入るため緑も生き生きとしています」
仕事や趣味の作業スペースとして、使い勝手が良くお気に入りだと話すのがデスクスペース。
「南面の窓に面して、もともと実家で使われなくなったカウンターをDIYし、それまで使われていた天板はダイニングテーブルの天板として使うことにしました。代わりに新しく幅1800㎜の杉板を使い、大きなカウンターデスクとして使っています」
「建築系の事務所に勤めていて、家で仕事の続きをすることも多いため、広いデスクは使い勝手が良く重宝しています」
デスクの右手にはドライフラワーや仕事用の筆記用具をまとめて収納。パソコン作業と合わせて、複数のことが並行して行えるようになっていました。
壁に額装で飾られたポストカードは、季節や気分に合わせて定期的に入れ替えられているそう。
建築や美術館巡りが趣味だと話すMAKITOさんのファイルにはたくさんのポストカードが収集されていました。
「最初のうちは年代に合わせてファイリングしていたのですが、数が増えすぎてざっくり収納に変わっていますね」
デスクでの時間を支えているのが、vitraの04のカウンタ―チェア。
「今のカウンターの高さに合わせられて、見た目がスタイリッシュなデスクチェアを探していたときに見つけたものです。L字の形に昇降機能もあり、メカニックな機能美がすごく気に入って購入しました」
「少し柔らかい素材でできているので、見た目ほど硬くありません。背もたれにしてもほどよく使える素材感が気に入っています」
デスク前の窓際には、たくさんの植物が所狭しと並んでいます。
「実家に住んでいた頃のものから、買い足して今の数になっています。ハーブ系だとイタリアンパセリだったりとか、大きなものだとエバーフレッシュ。奥にはアスパラガスなど、種類を統一させる気はあんまりなくて、気に入った形があれば、持ち帰って今の状態が出来上がっています」
デスク下には、趣味の本がたくさん収納されていました。
「本も仕事と趣味のものをスペースで分けて仕舞っています」
見た目は個性的だけど、話を伺うと暮らしに合わせて効率的に配置されたデスクスペース。仕事も趣味の時間も満喫できそうな空間になっていました。
植物も書籍も良い環境で楽しめる本棚
ダイニングスペースのある窓際に設けられていたのが、好きな植物と書籍だけがびっしりと並んだ収納棚。こちらもワークスペース同様に住まいに合わせて作られていました。
「もともと使っていたIKEAの木製の棚を高さ半分に切断して、窓枠と合わせた本棚にしています」
「日当たりの良い窓辺に置けたことで、棚の上部には観葉植物やドライフラワーを楽しめるようになりました」
窓際に植物と合わせて収納できたことで書籍にとっても良い効果があったと話すMAKITOさん。
「植物を上に置くことで、日除けの役割も果たしてくれています。本の日焼けも防止できる良い配置にすることができました」
デスクスペースにも劣らないたくさんの植物たち。そのいくつかにはご自身で作られたネームプレートが付けられていました。
「見せる収納を多く取り入れているため、片付けすぎない。整頓し過ぎないことを意識しています」
家事などの心理的な負担を掛けないように、趣味のものはどこに何があるかが分かりやすいように緩くてもスペースを決めて収納するようにしています。
撮影中も窓辺に飾っていた植物を1つずつ丁寧にお世話していたMAKITOさん。好きで集めたものがしっかり目で見て楽しめる収納になっていました。
シチュエーションによって使い分けられるダイニング
お家でのオフタイムや友人を招いた際に活躍するのがダイニングスペース。お気に入りのソファと間取りに合わせたような特徴的なダイニングテーブルが目を引きます。
「ダイニングテーブルはデスクとして使っている元カウンターの天板を塗装したものです。製作した架台に乗せダイニングテーブルとして使用しています」
「他にない湾曲した形がお気に入りです。大きいので不自由なように見えて、来客時には天板を持ち上げて、簡単に部屋の中央に移動させることができるので意外と応用が効きやすいです」
「また、あまり変えることはないのですが、半対面は異なる色で塗装していて、リバーシブルで使えるようになっています」
架台の向きを変えれば高さも変えられると話すMAKITOさん。現在の住まいではダイニングチェアやソファに合わせて今の高さから変えることはないということですが、今後の住まいでもシーンに合わせて色々な使い方ができそうです。
またSIEVEのbracket sofaもダイニングでの時間に外せないお気に入りのインテリアの1つ。
「二人掛けのブラケットソファになります。二代目のものになるのですが、初代からソファカバーが取り外し可能に変わったことでメンテナンス面が改良されました」
「今は窓際の植物に合うように、日暮里繊維街で見つけた幅広のチェック柄のカバーを付けています。メンテナンスはもちろん、模様替えの気分で付け替えが出来るのがポイントです」
デザインの良さとともに機能性も考えながらお部屋にものを取り入れているMAKITOさん。 ダイニングとワークスペースの間には衣類収納でも両方を兼ねたお気に入りのアイテムがありました。
「この住まいに引っ越すタイミングで購入したHAYのKNITコートラックは我が家では比較的新しいインテリアになっています」
「倉本仁デザインのコートラックで、スチールパイプを編み込んだような意匠が特徴です。何もかけずともそのままオブジェとしても部屋のインテリアの質を上げてくれるような雰囲気が気に入っています」
これまで大切に集めてきたものも、今の暮らしに必要なものも。好きなものだからこそ、オープンに見せて楽しまれているMAKITOさん。まだまだ飾っていない額縁などもたくさんあり、家具も多くなってきたことで手狭になってきた住まいからの引っ越しも検討中なのだそう。
これまでと同じく、今までの暮らしで培ってきたものも活かしながら住まいに合わせた発想で、どんなお部屋を作っていくのか。今後のお部屋の変遷からも目が離せませんね。
MAKITOさん(@__makito__hous__)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/__makito__hous__/
text & photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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