CULTURE & LIFE
「狭い部屋だとなかなかおしゃれに暮らせない…」そんなお悩みを抱えている一人暮らしの方は多いはず。そこで今回は限られた空間でもおしゃれに暮らしを楽しめる、素敵なインテリアテクニックをご紹介いたします。
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■ROOM1.「白い部屋」を自分らしくデザインしていく。12畳、一人暮らしのワンルームインテリア
タイルカーペットを敷き、ブラインドをとりつけてつくった「白い部屋」。お金をかけすぎず色やデザインにこだわって選んだ家具で、レイアウトを考えデザインしていく、男性一人暮らしの12畳ワンルームを拝見しました。
「白い部屋」で始める、初めての一人暮らし
WEBデザイナーとしてご活躍されているRikiさん。新社会人になり、初めての一人暮らしに選ばれたのは、12畳ほどのワンルーム。「白い部屋」にしたいというイメージがあったというRikiさん。こちらのお部屋は新築で、余計な装飾がなくシンプルな内装が決め手に。「白で統一した部屋にしたい、と思って空間作りをしています。白い部屋をうまくデザインしていくために、日々レイアウトやものの配置を変えながら工夫しているところです」ダークブラウンだった床にはより広く見えるように明るいグレーのタイルカーペットを敷き、白のブラインドをとりつけて、無機質でシンプルな空間に。
お金をかけすぎず、いいものを選ぶ
ものを選ぶときは、InstagramやPinterestでまずはイメージに合うものを選び、それに似たものをネットで探すようにされているというRikiさん。「一人暮らしが初めてだと、いいものを揃えるために全部にお金をかけることはできないので、PinterestやInstagramでよさそうなものを探して、似ているものをなるべく安くネットで買うようにしています」楽天で購入したソファは部屋を圧迫しないロータイプ。ソファ隣のプロジェクタは XGIMI のMOGO pro。「部屋の暮らしを変えてくれたアイテムです。ベッド側の壁に映し出すと大画面で見られて、Bluetooth接続でスピーカーとしても活躍します。ドラマ鑑賞、映画鑑賞が好きなので 、休みの日はプロジェクタで何か見ていることが多いです」
白い無機質な空間を、お金をかけすぎずにこだわって揃えた家具やアイテムで自分らしく彩っていたRikiさん。シンプルな中にも、おかれたもののデザインの良さが光り、目を惹かれるお部屋でした。
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■ROOM2. 1K8畳、ミニマルでモダンな一人暮らしのインテリア
モノトーンやクリア素材、スチール素材の家具をつかった、ミニマルでモダンなインテリア。8畳の空間を広々とみせる、シンプルで整った一人暮らしのお部屋を拝見しました。
すっきりとした部屋づくりのできる、ウォークインクローゼットのあるお部屋
RINAさんがお一人暮らしをしていらっしゃるのは、25㎡ほどの1K。新築で、「ウォークインクローゼットがあること」を条件に探したお部屋。広い収納に荷物は全て入れて、すっきりとした部屋づくりをされています。お部屋の広さは8畳ほど。床や建具なども白で統一されたシンプルな内装で、家具もモノトーンのもので揃え、窓にはニトリで購入した白のブラインドと、ミニマルですっきり見える空間をつくられています。
お部屋の決め手になったのは、こちらのドアの奥にあるウォークインクローゼット。「生活感を隠したかったので、洋服以外にも、旅行用のキャリーバッグとか大きなものもすべて収納できるウォークインがいいなと思っていました。1畳ぐらいの広さがあるんですが、やっぱり、とてもよかったです」
ウォークインを囲んで、L字型のお部屋。床にものは置かないルールのおかげで、とても広々と見えますね。引越し前にはたくさん断捨離したというRINAさん。「今は、衝動買いはほとんどしなくなりました。インテリアや家具だったらサイズ感とか、服だったらコーディネートが頭で何個も浮かぶかどうかとか、いろんなことを考えて、本当に必要かどうか検討し、なんとなくで買わないようにしています」
模様替えしやすい、コンパクトな家具を中心に
ダイニングテーブルは直径60cmのコンパクトなもの。テーブルに合わせているチェアはどちらもお気に入り。
ドアの近くにはスチールラックを2つ並べて。スチール素材やクリア素材のものを置くことで、海外風のモダンな雰囲気を取り入れていらっしゃいます。ウォークインクローゼットと白を基調にした内装のお部屋を生かし、ミニマルでモダンな、広々として見える空間をつくられていたRINAさん。クールでカッコよく統一された雰囲気に、憧れてしまいますね。
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■ROOM3. 自分らしさをめいっぱい表現する6.5畳。一人暮らしの1Kインテリア
6.5畳の小さなお部屋だからこそ、あえて目一杯好きなものをつめこんで。部屋は個性を表現できる場所、と語るKENさんの一人暮らしの1Kに伺いました。
好きなものを隙間なく並べて表現する「自分らしさ」
一人暮らしには6.5畳ぐらいがちょうどいいかな、と選ばれたお部屋。部屋にある家具は、ベッド、一人がけチェア、ちゃぶ台、ハンガーラックと収納棚。
壁には、好きなものを隙間なく並べるようにされていらっしゃいます。ちゃぶ台や、向かって一番右の棚は、ご友人からもらったものだそう。正面のベンチはIKEAのもの。「狭い部屋だからこそ、置ける場所には自分の好きなものを置いています。ぎゅうぎゅうに置くことで、自分の居心地のいい空間が作れるのかな、と」
棚の上に置かれているマトリョーシカはよく見ると水着の女性。人気イラストレーター MIDORI KOMATSUさんの作品で、後ろに文字が入っており、並べると“HAPPY”になるんだそう。
「味のある」家具、色づかい
布をかけて使っているかなり古いカリモクのチェアも、もらいもの。ハンガーラックの横の棚は、リサイクルショップで3000円で購入。そういうもののほうが、味が出ていいこともあるんだとか。
あたたかみがありレトロな雰囲気の色づかいも印象的。お部屋の真ん中のラグは、メキシコやアジアの雰囲気のものをネットで探して購入。お部屋全体もこの配色からずれないようにコーディネートされているそう。
壁にかけられている絵は、ご自身でペイントしたものなんだそうです。もらいものや、掘り出し物の家具で構成された空間に、自分の好きなものをたくさん置いて「個性」を表現するお部屋をつくられていたKENさん。小さいお部屋だからこそ、暮らしを自分らしく、めいっぱい楽しみたい。そんな気持ちにさせてくれるお部屋でした。
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■ROOM4. どこにいても緑を感じられる暮らし。1K・8.5畳、一人暮らしのインテリア
8.5畳の正方形のお部屋で、部屋に合わせて選んだ家具をうまく配置し、たくさんの植物を楽しむ。一人暮らしの1Kを拝見しました。
日当たりが良い部屋で始めた、植物との暮らし
tamagoさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、8.5畳ほどの1K。日当たりの良さに惹かれてこのお部屋に決められたというtamagoさん。「すごく日当たりがよかったので、植物が育ててみたくなって。板とブロックを買ってきて窓際に作ったコーナーが気に入っています」日当たりの良い窓際にたくさん並んだ植物。
板+ブロックの棚は、高さを低くおさえたベッドサイドでも活躍。日が当たらない場所や、エアコンの風が当たる場所にはフェイクグリーンも使って、部屋のどこにいても植物が目に入るように工夫をされています。
正方形の間取りを活かしてゾーニング
ソファは壁につけるのではなく、背もたれを間仕切りにしてゾーニング。「部屋が正方形なので、家具を全部壁につけて置くと真ん中が空いてしまうんです。正方形を活かして、食べる場所、寝る場所、くつろぐ場所が全部分けられるように、この配置にしました」
ダークブラウンの床に合わせた家具選び
床の色など、面積が大きく変えられない色に合わせて家具やインテリアは選ぶようにしているとtamagoさん。「築年数が経っていることもあり、ホテルライクというよりヴィンテージ、アンティークっぽい、築年数に合ったテイストのものを選ぶようにしています」お気に入りのキリムのラグはIDEEで購入したもの。ポイントに赤が入っている感じが、植物とも合っていて気に入っています」
切り花や枝物を中心に飾るオープンシェルフはIKEAのもの。こちらも、ちょっとヴィンテージな雰囲気に合わせやすい色合いです。部屋のどこにいても植物が目に入り、お金をかけすぎず居心地のよい空間を作られていたtamagoさん。小さくても暮らしを楽しむヒントがたくさんあるお部屋でした。
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ROOM5. 部屋の真ん中にダイニングテーブルをひとつ。シンプルモダンな一人暮らしの1Kインテリア
一人暮らしの家具の配置、こんなふうに、ダイニングテーブルを真ん中に、「高く」暮らしてみるのもいいかもしれません。北欧風のモノトーンでシンプルに整えられた、1K一人暮らしのお部屋を拝見しました。
ダイニングを中心に暮らす、シンプルな1K
chizuさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、24㎡の1Kのお部屋。転職を機に引越されたこのお部屋は、暮らし始めてから3年半ほど。南向きで、光がよく入ることが決め手になった理由とのこと。6畳ほどのお部屋は、窓側にベッド、真ん中にダイニングテーブルという配置です。テーブルは楽天で、自分の背の高さに合う74cmの高さのものを見つけて買いました。4人がけだけどちょっとコンパクトなサイズ感が気に入っています。椅子はAmazonで見つけたもので、チャコールグレーのファブリックが気に入って。足の形もちょっと珍しくていいなと思っています」
部屋の中で、大きな家具はこのダイニングセットとベッド、あとはテレビボードのみ。
ちなみに、引越した当初はこんな風にソファとローテーブルを置かれていたそうですが、「ダラダラしてしまって、結局何もしないことが多くて。朝食をダイニングで食べたい、という理想があったので、ダイニングでご飯を食べたり、パソコンを使ったり、というスタイルにしようと思って、買い替えました」とのこと。
モノトーンのアイテムでモダンに整える
ダイニングの上に置かれているミラーは、かなり前から使っているお気に入りのもの。テーブルランプはIKEAで、隣のポータブルスピーカーはAmazonで購入。
入り口側には、無印良品のスチールユニットシェルフに、布をかけて使われています。服や靴は、「ひとつ買ったら、ひとつ捨てる」がルール。インテリアのアイテムは、「あまりものがない方が落ち着く性格なのかも」とのことで、本当に気に入ったものしか買わないようにしているというchizuさん。色もモノトーンで揃っているので、あちこち移動して使ってもどの場所にもしっくり馴染んでいらっしゃいますね。
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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