コーヒー好きなシロクマのファージーは、今日もどこかでカフェタイムを満喫中。お気に入りのお店はいくつもあって、それぞれに好きなスペース（特等席）とメニューがあるらしい。中でもとっておきのお店を毎月1軒ずつご紹介。この特等席ですてきな時間をすごしてみてはいかが？

 

今月の特等席：〈KITASANDO COFFEE 表参道本店〉

今回紹介するのは、北参道のオアシス〈キタサンドウコーヒー 北参道店〉。悪天候でもない限り、お客さんの多くが好んでテラス席を選ぶカフェ。その理由はきっと、新宿と原宿の間に位置するエリアながら、穏やかで季節のムードを感じながらくつろげるテラスだから。メニューはドリンクからスイーツ、軽食まで展開していて、幅広いシーンで利用できるところもポイント。中でも力を入れているのはポアオーバー（ドリップコーヒー）で、豆を常時10種類程度ラインナップ。銘柄の違いや煎り具合の異なるコーヒーをそろえるだけでなく、しっかりと味を差別化できるように構成されている。「フードに合わせたおすすめを店員さんに聞くのもいいよ」とファージー。また、コーヒー類以外のドリンクでは、京都・辻喜の抹茶を使用した抹茶ラテも根強い人気。

 

カフェタイムに、キタサンドウコーヒー 表参道本店で楽しみたいメニュー

・ポアオーバー（エチオピア イルガチェフェ ベレカ G1） ¥605

※オーダーする豆の種類によって価格が異なる

・キタサンドウタルト−いちごミルフィーユ− ¥440

※2023年春〜6月頃の期間限定品、時期により使用するフルーツやフレーバーが異なる。

※コーヒー、スイーツ共に店頭オーダーのイートイン価格。支払いはキャッシュレスのみ。

エチオピア イルガチェフェ ベレカ G1の豆で「ポアオーバー」をオーダー。一般的な浅煎りの豆よりも非常にマイルドな酸味具合、加えて、さっぱりとしていて紅茶のように軽やかな香りも印象的。スイーツとのペアリングでは、レモンティーのような味わいを楽しめるはず。「キタサンドウタルト−いちごミルフィーユ−」（※取材時の季節限定タルト）は、タルト生地の上にいちごのジャム、キャラメルナッツ、カスタードの層を重ねることでミルフィーユを再現した上品な甘さの一品。とろっ・カリッ・サクッと食感も楽しい！

 

ファージーのコーヒーメモ

豆の入り具合：浅煎り　中煎り　深煎り

浅煎り初心者さんでも飲みやすい度：★★★★

紅茶のようなさっぱりとした味わい：★★★★

甘いモノとの相性：★★★★★

 

ファージー’s VIEW

  

  

  

a.コーヒーの抽出は「ポアステディ」というハンドドリップを再現できるマシンを採用。豆ごとに適した淹れ方を設定してあるそう。b.明るくてクリーンなムードの店内、屋内席は約9名分。c.店内を穏やかに照らす丸いランプ。d.スコーンも定番人気のフード。e.自家焙煎のコーヒー豆も販売。f.手前のタブレットはメニュー。展開中のコーヒーの種類をチェックしよう。

 

キタサンドウコーヒー 表参道本店

住所：東京都渋谷区千駄ケ谷4-12-8 SSUビル 1F

営業時間：8:00〜18:00、土日祝 10:00〜18:00

WEB：https://kitasandocoffee.com

Instagram：@kitasando_coffee

 

ファージーのショップカードコレクション

ミニマルなデザインのカップのマークがかわいい！

 

WHO IS ファージー？

“ファージー”は、FUDGEの20周年を記念して生まれた公式キャラクター。おっとりしているけれど好奇心旺盛なシロクマ。熱々のコーヒーが大好き（でも猫舌）で、カフェのテラス席愛好家。最近はテラス席で心地よい季節を満喫しながらの読書（パリ関連の本）にハマっている。作者は、漫画家のウィスット・ポンニミットさん（通称・タムくん）。

 

 

illustration_Wisut Ponnimit
photograph_Daisuke Taniguchi
edit & text_Ryoko Suzuki
design_Nakamura Hiroe

 

FUDGE vol.239 2023年6月号より

 

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