CULTURE & LIFE

ベルギーに住んでみると、日本が稀有な文化を持った個性的で不思議な国だと思うようになりました。ヨーロッパはもちろんそれぞれの国で特徴はあるのですが、食文化にしろ、建物にしろ、国民性などどこか似ている部分があります。けれど島国である日本は他に似ている国がありません。とってもユニークです。
昔から本屋さんは大好きです。
日本の駅に入っているような小さい本屋ではなく、なんでも置いてありそうな大きな本屋さんが大好き。
大きな本屋さんだと、欲しい分野の本はたくさん揃っていてどれを買うかよりどりみどりだし、よく知らない分野の通路もじろじろ背表紙を読みながら歩いて、探検気分が味わえて長時間いても飽きません。
ブリュッセルにもわたしの好みの大きな本屋さんがあります。
今回はベルギーの本屋事情とベルギーでも人気な日本映画の紹介です。
その本屋は「Filigranes」といって、世界遺産の広場グランプラスから2駅のブリュッセル王宮の近くにあります。ビルの1階部分に入っており、入口は小さいのですが、その奥がアリの巣のように広がっていてかなり広いんです。拡張、拡張を繰り返したような作りで、迷路のようになっています。
わたしがいつもまず向かうのは編み物のコーナー。主要なコーナーではないからか遠い奥のほうにあります。
日本より寒いベルギーでは、編み物はソーイングより盛んなように思います。
洋書っていうだけでかわいく思えてフランス語は読めなくても楽しい。
次に好きなコーナーは料理です。
ここはかなり広いです。でもその広い料理コーナーで一番手前にあって目に入る平積みテーブルには、いつでもVEGAN料理の本たちが。
日本でもヘルシー志向は高まっていると思いますが、それはベルギーでも同じです。日本と違うのはベジタリアンが多いこと、グルテンフリーやオーガニック製品が充実していることだと思います。日本だと身体にいいからたまにVEGANの料理を食べる方はいても、毎食VEGANの人は少ないですよね。
VEGANの本は食事やお菓子、軽食までたくさんの種類があり、わかりやすい陳列になっています。そして有名らしいVEGAN料理研究家も数名プッシュされているのです。日本とは違う雰囲気ですよね。
日本の本屋さんは久しく行ってないのですが、平積みは話題の新刊やお弁当の本などで、簡単や時短をうたう本が人気なのかな、と思います。
そして本が一つ一つ大きいのです。日本で言えば図鑑のような重さなのも不思議です。
おまけ感覚で寄るのが、ガーデニングや花の本です。
ベルギーは日本より花が身近です。みんな日々花を飾る習慣がありますし、なにかお礼やお祝いとなると食べ物よりお花を贈ることが多そうです。男の人が花束を持っている光景は日常的で、とっても素敵なんですよ。
花より団子はベルギーでは通用しないかも?わたしも好きな人からもらうなら団子より花がいいです。そこはベルギー人に近いかな?花が大好きな私は美しい本を見るだけでうっとりします。これまた重い本が多いのですが、何か一つ欲しいなと思います。
DVDも少しおいてあるのですが、ここでスタジオジブリの映画をみつけてうれしくなりました。
「コクリコ坂から」は、50年前くらいの日本が舞台なので、現代のベルギーの方にはどう映るのか気になります。
ベルギーに住んでみると、日本が稀有な文化を持った個性的で不思議な国だと思うようになりました。ヨーロッパはもちろんそれぞれの国で特徴はあるのですが、食文化にしろ、建物にしろ、国民性などどこか似ている部分があります。けれど島国である日本は他に似ている国がありません。とってもユニークです。日本の描写が強い映画作品の中にはベルギーの人が理解できないようなものもあるように思います。
そう感じていた最近、ベルギーでも是枝監督の「万引き家族」が公開されました。わたしはタイミングが悪く映画館に行けなかったのですが、日本語で映画を観れるチャンスだったのにと後悔しています。
この「万引き家族」、ベルギーでもかなりの高評価で大人気なんです。わたしがみたサイトでは☆4.5です。
ちなみに、畳に置かれたちゃぶ台で食事をいただくシーンはベルギーのひとには新鮮だったようで、くすくすと笑い声があったそうです。
日本映画は素晴らしい作品が多いですし、こうやってベルギーでも公開されて観ていただけるのはうれしいですね。
ぜひ本屋好きな方はベルギーなどヨーロッパに来たら本屋さんを探してのぞいてみて下さい。日本と違う発見があって面白いですよ。
《today’s knitting 》
#スナオミトンポーズ
先月ベルギーではたくさん雪が積もりました。北海道より北の樺太と同じ緯度のわりには、暖流の影響で雪はあまり降らないのでめずらしい量の積雪でした。8時半はまだ夜のように真っ暗で、そんな中次男を幼稚園に連れて行きました。私の作ったミトンでスナオミトンポーズしてくれました。
雪景色の幼稚園、オレンジ色の灯りもとってもきれいでした。
編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。
text:塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)
インスタグラム:https://www.instagram.com/shiotasunao/
HP:http://sunaomittens.petit.cc/
◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より
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