CULTURE & LIFE
おしゃれな部屋って見ているだけでも楽しいですよね。『FUDGE.jp』で人気の連載「【私らしく暮らす】」にはさまざまな間取り、生活スタイルのお部屋を紹介しています。今回は2人暮らしの1LDKの間取り。センスのいい部屋はきっとインテリアの参考になるはず。
Index
■ROOM1. ミッドセンチュリーを意識した居心地よいリビング
KOさんが二人暮らしをされているのは、40㎡ほどの1LDK。少し変わった間取りで、光がよく入ることや、グレーのカーペット、アクセントクロスが決め手だったというお部屋です。
海外風の、ミッドセンチュリーインテリアを意識してお部屋づくりをされているというKOさん。
お部屋の不満は、リビングの照明の取り外しができなかったこと。かわりに、ARTWORKSTUDIO の大きなフロアランプを置くことで、印象的で素敵な空間をつくっていらっしゃいます。
このライトを中心に、バランスを考えて家具を配置していらっしゃるKOさん。左側にソファでくつろぐスペース、右側にデスクスペースをつくられています。
デスクの横のちょっとした出窓はお気に入りのスペース。ブラインドにすることで雰囲気をよく、ちょっとしたディスプレイを楽しめる空間に。額に入れられているのはご自身で撮られた写真だそう。
リサイクルショップで見つけられたという1960〜70年代のヴィンテージチェアは、色合いもお部屋にぴったりで、お気に入りという1脚。手前のグリーンは、HAY のゴミ箱をプランターカバーがわりに使われています。
リーンロゼのロゼトーゴは、ずっと憧れていたというソファ。
「手に入れたときはとても嬉しかったです。座り心地もデザインもとてもお気に入りのアイテムです」
こちらは、お気に入りのヴィンテージ風のキャビネット。
「収納はもちろんですが、キャビネット上のディスプレイも楽しんでます」
可動棚つきの開戸の収納と、引き出しの収納が組み合わせられていて、便利に使えそうなアイテムです。中もすっきりと整理して使われていました。
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■ROOM2. 二とっておきの本棚を中心に気持ちよく暮らす
SuguruさんとRisakoさんの住まい選びの決め手は、エリアと間取りの使い勝手の良さ。
「もともと私が一人暮らしをしていたエリアであり、妻の実家も近いことから場所ありきで住まいを探しました。人気のエリアで物件を見つけてもすぐに埋まってしまうことが多かったですね」(Suguruさん)
「このお部屋は申し込み自体は複数有りながら、最終的にはオーナーさんが私たちのことを見て選んでくださったこと。二人それぞれリモートワークのしやすい間取りであったことから決めました」(Suguruさん)
ご縁のあるお部屋でお気に入りだと話すのがリビングスペース。
「この部屋で一番気持ちのいい場所です。採光面が広々と取られた窓の脇に、引っ越しを機に購入したお気に入りの本棚とソファを配置しています。二人とも寛ぎたいときはここで過ごし、昼は日光浴、夜はプロジェクターで映画鑑賞などで過ごすことが多いです」(Suguruさん)
本棚は木の主張が強く、存在感のあるものを探してセミオーダーで購入されたもの。
「二人が持っている書籍をディスプレイしながら収納できるような本棚を探し、MINATO FACTORYというオリジナル家具を手掛けるクリエイターさんにセミオーダーで制作してもらいました。金属釘を使わず木材だけで仕上げられているため、雰囲気が良く、気に入っています」(Suguruさん)
本棚はカテゴリに分けて収納。お二人の好きな衣食住やアートの雑誌から、Risakoさんの好きな小説やSFコーナー。Suguruさんの仕事関連のものまで多岐にわたっていました。
特に驚かされたのが、映画好きのRisakoさんが集められた映画関連のものたち。分厚い板のようになっていた映画のチラシ。
過去に鑑賞したチケットの半券も大切に保管されていました。映画館では、年間100本ほど。自宅のサブスクも合わせると600本ほど鑑賞されたこともあるということで愛を感じるスペースになっていました。
また本棚の上にはSuguruさん監修のディスプレイスペースに。
「お気に入りの花瓶や香水、オブジェなど置いてあるものは妻のものが多いのですが、それをいろいろ考えながらディスプレイを考える時間が好きです」(Suguruさん)
取材撮影中もお二人仲良く、ディスプレイを考えられている様子にほっこり。好きなものが常に目に入る場所にあると日常の暮らしも楽しくなりますね。
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■ROOM3. デザイナーズ物件で非日常感を味わう
nonさんのお住まいは、アクセスの良い沿線や駅からの距離とともに、デザイナーズ物件にこだわって選ばれたもの。
「仕事柄、夫婦揃って住まいに関わることも多く、長期的に住む住まいと短期的に住む住まいでは目的や暮らしに合わせて考えたいという思いがありました」
「将来的な住まいの理想は、機能性を重視して長く住める家が良いですが、賃貸の間は“非日常感がある住まい”が良いなと思っています。夫婦揃って仕事が忙しかったので、家にいる時間が、ホテルのような非日常感を味わえる空間にしたくてデザイナーズ物件に限定して選びました」
住まいからの景色もお気に入りのひとつだと話すnonさん。
「明るい印象を与えてくれる大きな窓がお気に入りです。周辺からの目線は気にならない部屋の位置なので、日中はカーテンをオープンにして生活しています」
北向きの窓辺ですが、開けた景色と建物からの照り返しで暗さを感じることは少ないとのこと。
「季節によって外の緑や空も背景にできるところが良いですね」
外の景色とともに住まいに自然の彩りを加えてくれていたのが草花。HAYのJESSICA HANS VASEはインテリアとしてもお気に入りのアイテムなのだそう。
「モノトーンの色合いと、ボリュームのある花束でも挿せるサイズ感は汎用性が高くて良いです」
「お部屋に色を取り入れる要素として、お花を飾ることが多いのですが、どんなお花にも合うデザインが気に入っています」
室内外で季節や気分によって変わる草花の色合いが、お部屋での暮らしに変化をつける上でも良いアクセントになっていました。
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