CULTURE & LIFE
キッチンとダイニングが独立した1LDKの間取りは一人暮らしをするかたに人気の間取り。そんな間取りのお部屋を自分らしく楽しんでいるかたに紹介していただきました。インテリアを楽しむヒントが満載です!
Index
■ROOM1. 畳職人が洋室で提案する畳のある一人暮らしのインテリア
Daichiさんの住まいの決め手はずばり、畳を楽しめる間取り。畳の置きやすい長方形のリビングにキッチンとの仕切りが設けられていることに使い勝手の良さを感じて今の住まいを選ばれたのだそう。
「フローリングだとそのまま横になることはあまりないと思うのですが、畳一つあればそのまま横になっても、寛げる空間が作れます。特に涼しい時期は、本当に居心地が良いですね」
「畳で寛ぐ時間を大切にしているので、他のインテリアや収納は基本壁付けにして、中心の空間が広く取れるようにしています」
畳自体にも様々な種類があり、加工が施されたものだと傷や水にも強く、色やけもしないものもあるのだそう。こちらもライフスタイルに合わせてお部屋にあったものを選べば、面倒なこともなくお部屋で楽しめそうですね。
「置き畳だけでも、畳の上で椅子やスツールを使ってみたり、ラグと合わせてみたりと様々な使い方を試してみています」
お気に入りのニーチェアに腰掛けて寛ぐ時間も心地よい時間の1つなのだそう。
「旅先で出会ったこの椅子の座り心地を鮮明に覚えていて、一度は価格を見て諦めていたのですが、偶然ネットでいつもより安く手に入れられる機会に出くわして購入しました。座り心地がやっぱり良くて買ってよかったと感じるインテリアの1つです」
Daichiさんのお部屋では畳を床に置くだけでなく、壁に立てかけてディスプレイとしても活用されています。
「畳屋でも針を刺してチラシを貼ったり、ヘリをつけてものをかけたりして使うことがあったのを見ていたので、同じ様な使い方がインテリアとしても出来そうだと思って取り組んだものです」
フロアシートやラグの様に、賃貸の元ある作りに手を加えることで印象を変えて楽しむように、見た目も質感も楽しめる畳の良さを感じられたDaichiさんのお部屋。実際の暮らしを通じて、今後どんな畳の楽しみ方が生み出されていくのか、これからも目が離せませんね。
Daichi(dic___ttm)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/dic___ttm/
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■ROOM2.旅の思い出とコーヒーを楽しむ一人暮らしのインテリア
Aさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、35㎡ほどの1LDK。社会人になってから2回目の引越しだったというAさん。
「今までは1Kに住んでいたんですが、次は寝室とリビングの空間を分けられる1LDKに住みたいと思っていて、一人暮らしなので広すぎず、狭すぎずのこの部屋を見つけました」
玄関を入って、正面にまずカウンターキッチンのあるリビング。
ダイニングテーブル兼デスクとして使われているのはスノーピークのワンアクションテーブル。簡単に折り畳んで持ち運べるテーブルです。
折りたたみできるトレイの上に載せられているのは、蚤の市で見つけたりんご収穫用のかごなんだそう。
そして、一番気に入っているのがこちらの「ニーチェアX」。
「以前は椅子もスノーピークのものを持っていたんですが、知り合いの家でニーチェアXに座ってみたら座り心地が全然違うことに驚きました。座り心地にこだわって角度なども計算されていると教えてもらって納得して。歳をとってもずっと使っていこうと思い、購入しました」
コーヒーロースターやコーヒーショップをめぐる旅をされているAさん。コーヒー豆や、お菓子を楽しむ器も、旅先で購入されたものが多いそう。銀の器は、韓国に行った際に現地のD&DEPARTMENT STOREで購入。
仕事から帰ってきたときの、一杯のコーヒーを楽しむ時間を中心に、部屋をつくられていたAさん。旅先での思い出を大切にしながら、アクティブにいつでも移動できるように考えられているのも素敵で、憧れてしまうライフスタイルでした。
AさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/a_ri_____ma/
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■ROOM3.ヴィンテージのある暮らしを楽しむ1LDKインテリア
インテリアショップで働かれているilly___33さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、33㎡ほどの1LDK。8畳ほどのリビング・ダイニング、そして4畳の寝室がパーテーションでゆるやかに仕切られた間取りです。
「実家が好きすぎてずっと出る気はなかったんですが、インテリアが好きなので、自分の部屋だけじゃなくてもっと楽しみたいな、と思って、一人暮らしを始めることにしました」
お部屋の決め手は、二面採光で窓が大きく、光が良く入ること。また、床が白いことも、インテリアを楽しみやすそうと考えられたそう。
引越して最初に買ったのが、こちらのRe:CENOのアグラソファ。ゆったりとした奥行きで、背もたれの代わりに60cm角のクッションが5つついています。このソファに埋もれてリラックスして過ごすのがお気に入りだそう。ヴィンテージのラグは、お母様から譲ってもらってご実家から持ってきたもの。
リモートワークの時間が増えて、オン・オフの切り替えができるように購入されたのは、折りたたみができるヴィンテージのダイニングテーブル。気長にヴィンテージショップで探していて出会ったもの。
一人のときは壁にぴったりつけて、お友達が来る時には広げてソファの前において使っているそう。テーブルに合わせているアーコールチェアは、10年ほど前に一目惚れして購入し、ご実家から持ってきた相棒のような存在。
パーテーションの壁はお部屋のフォーカルポイントになるコーナー。ずっと欲しいと思っていたというフィリップ・ワイズベッカーのポスターをヴィンテージフレームに入れて飾り、蚤の市などで手に入れた古道具やリトアニアのかごなど、立体的なものをあわせて飾ってにぎやかに。
ごちゃごちゃしないように、木製や自然素材のものなど素材感に気をつけたり、置く場所をイメージしてものを買うようにしているそう。
「部屋を余すところなく埋め尽くしてみたくて。古いものが好きで、新しいものとうまくミックスしていく感じも好きです。民芸品やヴィンテージ、それに新しいもの、妥協なく部屋につめていきたいな、と思っています」
illy___33さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/illy___33/
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