CULTURE & LIFE

 

日本人旅行客が減っているという噂もある京都、だからこそ、あえて京都に注目です!今年1回目の京都は、節分前にいってきました【Bliss! Happy Foodie Life】

 

節分までに行きたいな、と、思いつきから急遽、京都へ行ってまいりました。京都は2年ぶりで、前回は、夜行バスを利用した、車中泊1泊2日の忙しい旅でした。今回は、飛行機で伊丹空港まで行き、そこからバスで京都までというルートで行ってまいりました。新幹線代と飛行機代、さほど変わらないのであれば、私は飛行機を選ぶ派。伊丹空港へ行くのも久しぶりなので、それも、楽しみでした。朝一番の伊丹空港行きで、いざ京都。

 

下鴨神社からスタート

午前9時半頃に京都駅に到着、市バスに乗り換えて、まずは、好きな神社・下鴨神社へ。バスの行き先を間違えて、途中から京阪電車へ。市バスは便利ですが、慣れていないと、こういう失敗も。朝早かったので、時間はそれほどかからないですが、10時を過ぎたあたりからはかなり渋滞するようなので、時間には余裕を持って行動しないと、行きたいところに行けないことになってしまいそうです。京阪電車の出町柳駅でおりて、徒歩で下鴨神社を目指しました。

 

下鴨神社に入って、本殿へ向かう途中、すぐにあるのが摂社として祀られ、女性守護としての信仰を集めると言われている「河合神社」です。「美麗の神様」として崇められていて、手鏡の形をした絵馬に綺麗にお化粧を施して納めるという鏡絵馬の授与があることで若い女性に人気がある神社です。鴨長明にもゆかりのある神社で、長明が晩年を過ごしたと言われる方丈の庵が再現されています。落ち着いた感じがとてもいい雰囲気です。

 

 

土日の参拝については、御朱印は既に用意されている紙をいただくことになります。

 

 

さて、本殿へ向かう道は、木に囲まれた気を感じるパワースポット、歩いていると静かな気持ちになり、心が落ち着いてくるので不思議です。本殿の手前には、縁結びのご利益があるとして有名な「相生社(あいおいのやしろ)」があります。お社に向かって左側に「連理の賢木(れんりのさかき)」が祀られていて、これは、二本の木が途中から一本に結ばれていることから、縁結びの象徴となっているということです。「相生社」はいつも、女性で賑わっていますよ。

 

 

そして、右側には、紐で結ばれた男女の石像があります。一生ふたりで、仲良く暮らしたい、そんな思いが叶いそうな可愛い石像でした。

 

 

そして、やっと、本殿へ向かいます。楼門から中へ進むのですが、本殿には入ることはできません。本殿と楼門の間にある中門を通り中に入ると、「言社(ことしゃ)」があります。七つのお社があり、干支の守護神が祀られているので、自分の生まれ年の干支があるお社にお参りをします。そして、下鴨神社で女性に何より人気があるのが「媛守」です。(下の写真、左側)ちりめんで作られたお守りで、袋の模様が全て異なるので、世界に一つしかない自分のお守りです。色々な模様があって、目移りしてしまうので、みなさん、どれにしよう?と時間をかけて選んでいます。わたしは、金色の媛守という字が浮き上がって見えたこちらの模様を選びました。縁結びといっても、別に恋愛だけではありません。仕事だったり、家族だったり、自分の求める縁と繋がるようにと願って、毎日使うバッグに大切に潜ませています。写真右側は、心願成就のお守りです。ただ、こちらは、梅の季節限定のお守りということで、可愛らしいピンク色をしていて、そのうえ「限定」という言葉にも心を動かされてしまい、こちらもいただきました。

 

 

そして、下鴨神社の御朱印はこちらです。すっとした細めの字が優しく、下鴨神社のシンボルである緑色の双葉葵の紋があります。そして、社格が高く、権威のある神社であることを示す山城國一宮の押印が。(二年前にいただいたときは、筆で書かれてありました。)

 

 

たっぷりいい気を身に浴びたので、続いて、足腰の守護神を祀っている護王神社へ向かいます。

 

今年の干支、イノシシがいたるところにいる神社、護王神社

京都御所の西に位置する今年の干支、イノシシを祀る神社として、お正月はテレビでもよく紹介されていた「護王神社」に向かいました。いたるところにイノシシがいます。

 

手水舎(ちょうずや)にも、イノシシ。お賽銭箱の隣にもイノシシ。そして、拝殿の前には、「狛犬」ならぬ「狛イノシシ」です。護王神社は、平安京の建都に貢献された和気清麻呂を祀っている神社です。和気清麻呂は、奈良時代に弓削道鏡が天皇に告げた神託を確かめるために、天皇が大分の宇佐八幡へ派遣しました。そして、清麻呂は宇佐八幡でその神託が嘘であることを知り、天皇を救うことができました。このことは、道教の怒りを買い、清麻呂は道教により脚に怪我を負わされ、その上、大隅国(いまの鹿児島県)へ流されることになりました。その道中、天皇を救えたことへの感謝の意を伝えようと宇佐八幡へ向かっていると、どこからか三百頭ものイノシシが現れ、清麻呂たちを取り囲み、一行を安全に無事に宇佐八幡へ導き、そして、清麻呂が参拝を終えるとイノシシたちはどこかへ去り、清麻呂の脚も治ったというい話があります。清麻呂の人柄と彼を守ったイノシシの話は、後世まで語り継がれることとなり、和気清麻呂を祀る護王神社には狛イノシシが建てられ、今でも清麻呂を護っているのです。

 

 

イノシシの焼き物にはいったおみくじがあるというので期待していたのですが、完売していました。そして、本殿右側にある「足萎難儀回復の碑」をさすって、足腰の健康をお願いしてきました。足腰が弱ってしまっては、大好きな旅行も食べ歩きもできなくなってしまいますからね!

護王神社の御朱印は、こちら。好きな感じです。

 

 

護王神社からランチの予約をしているお店へ向かおうと歩き出したら、すぐのところに「菅原院天満宮神社」がありました。道真公が生まれた社というこちらの天満宮、ちゃんと牛もいます。

 

 

そして、御朱印はこちら。道真公の似顔絵(?)がユニークです。境内には道真公が初湯に使ったと言われる「初湯の井戸」もありました。拝殿の左側に石が見えて、拝んでいる方がいらっしゃるので行ってみると、癌封じのご利益があると言われる「梅丸大明神」がありました。本当は、社務所で白いハンカチを受けて、そのハンカチを平癒石にあてて、さらに患部にあてるとご利益があるということで、全国からお参りにくるそうです。

 

 

今回の旅で出会った美味しいもの

ランチは、東京の大好きなお店のシェフに教えてもらったフレンチレストランへ。菅原院天満宮の前の道が烏丸通りで、そのまま烏丸御池駅へ向かい、御池通りの交差点を左へ曲がり、御池中学校の脇を左へ入ると、マンションが並ぶ先に、趣ある日本家屋が見えてきます。そこが、今回ランチをいただく「MOTOI」です。京都らしい、素敵な入り口。ワクワクします。

 

 

お料理は、京都・大原のお野菜をはじめ、お野菜をふんだんに使ったモダンフレンチです。とても印象的だった「高坂軍鶏と48種類のお野菜」を使ったこちらの一皿。色の濃いお野菜に、美しい軍鶏。軍鶏は歯ごたえがあるのに固くはなくて、思わず「美味しい!」と声が出てしまうほど、甘みというか旨味を感じました。お野菜の一つ一つの味も濃くて、ヘルシーなのにしっかり食べ応えがありました。(本当にボリューム満点)

 

 

そして、デザートは、綿菓子にに隠された金柑のコンポート。綿菓子の上から、抹茶のお薄をかけて、いただきます。苦味があるデザート、金柑も大好きなので、うれしいデザートでした。

 

 

そして、今回買ったお土産です。ジェイアール京都伊勢丹デパ地下がリニューアルオープンをしたということで、すごいことになっていました。京都初出店、ジェイアール京都伊勢丹限定、老舗、と新しいショップが62もオープンしたそうです。

まず、老舗の味、「出町ふたば」の「名代 豆餅」。「今から発売です」という声とともに多くの人が並び始め、わたしはよくわからないまま並んで、買ってみました。夜ホテルの部屋でテレビを見ていたら、この豆餅の話をしていて、買うのがとても大変な逸品ということを知りました。おっしゃる通り!塩味の効いたお豆が美味しい。二個なんて、ぺろっといけてしまいました。

 

 

そして、朝のテレビで紹介していた「UCHU wagashi」と新ブランド「NEXT 100 YEARS」。UCHU wagashiは落雁にこだわるブランドです。そして、NEXT 100 YEARSはフルーツが入った白い羊羹が目を引きます。パッケージは洋風のお菓子の様ですね。そして、中身を出してみると、羊羹というより牛乳ゼリーの様です。実際に食べてみると、白あんの羊羹は軽めにできていて、そこにフルーツの羊羹が散りばめられていて、軽やかです。羊羹なのでちょっと重いけど、お土産に喜ばれそうです。

 

 

そして、あの「原了郭」の黒七味を使ったラスク。全く甘くなくて、ピリ辛で、バゲット自体が美味しいので、堅焼きにすることでバゲットの美味しさもよりぎゅっと凝縮して、結構辛目の黒七味に、ほのかにごま油の香りが漂って、お酒のおともに最高です!

 

 

そして、最後は、伊丹空港で「小島屋のけし餅」です。これは、いつも、忘れずに買うお土産です。こし餡を薄いお餅で包んで、これでもか!というくらい綺麗にたくさんけしの実をまぶしていて、芳ばしいです。柔らかくて、あんこがたっぷり、そしてとてもお上品な味なので、目上の方へのお土産にも喜ばれます。少し固くなったなと思ったら、トースターで軽く温めれば、お餅の皮も柔らかくなって、けしの実は芳ばしさがまして、また美味しくいただけます。

 

 

もちろん、空港では、551の豚まんも買いました。長蛇の列、と言っても、回転が早いので、そんなに待たないのですが、でも、空港でお土産に551の豚まんを買う予定だったら、時間には余裕を持って行くことをお勧めします。

 

 

お問い合わせ先:Restaurant MOTOI
WEB:https://kyoto-motoi.com/

 

お問い合わせ先:UCHU
WEB:http://uchu-wagashi.jp/

 

お問い合わせ先:小島屋
WEB:http://www.keshimochi.com/

 

text:Lulu

 

 

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