海外初進出した「ONKUL DAILY STORE in 台北」を徹底レポート | FUDGE.jp

ONKUL

2025年春、〈ONKUL〉は創刊11周年を迎えるタイミングで初の海外イベント「ONKUL DAILY STORE in 台北」を開催。東京や京都で話題を集めたポップアップショップが、初めて日本を飛び出し、5月3日から18日までの2週間、台北・松山文創園区内の hof(EVERYDAY OBJECT)にて開催されました。

 

ONKULの空気感を、台北でまるごと再現

会場には、ONKUL本誌で紹介されている日本各地から集まったファッション、雑貨、アート、フードなどのブランドがずらり。本の中のONKULが、そのまま台北にお引っ越ししたような空間は、訪れた人々にその世界観をリアルに感じてもらうことができました。

会場に詰めかけた多くの来場者でにぎわう様子。初日のPRESS DAYにはひっきりなしに人が訪れて、みんな思い思いにONKULの空気を楽しんでいた。

本誌でも出演した動画クリエイター兼モデルのKirstyさんも来場。

会期を通じて、「こんなイベントを待っていた」「日本のブランドをじっくり見られて嬉しい」といった声が多く寄せられ、大きな反響を呼んだ。会場には地元メディアや、感度の高い来場者が多数訪れ、日本のモノづくりに対する関心の高さを改めて実感する機会に。

丁寧なモノづくりを続ける出展ブランドと注目アイテム

BASCO-nest

1989年に福岡でスタートした〈バスコ〉。“心地よく愛らしく”をテーマに、天然素材を使った年齢を問わない服を提案する。台湾でも人気を集めた代表作「マオパンツ」は、16年間愛され続けるロングセラー。素材のバリエーションが豊富で、美しいシルエットと優れた履き心地が特徴だ。台北の会場でもその快適さとデザイン性に注目が集まり、多くの来場者から高い評価を得ていた。

 

HUIS

“日々の暮らしに馴染む上質な日常着”をコンセプトに掲げる〈ハウス〉。遠州地方のシャトル織機で織られた上質な生地を使ったシャツは、肌あたりがやわらかく、着るほどに馴染むのが特徴。シャツに加え、パンツやアウターなども展開しており、シンプルで洗練されたデザインは性別を問わず、ユニセックスに楽しめる。台北でも特に生地の心地よさに魅了される来場者が目立った。

 

Organic handloom

軽やかな履き心地が魅力の本革フットウェアブランド〈オーガニック ハンドルーム〉。創業70年を誇る老舗工房による一足は、履くほどに足に馴染む上質なレザーを使用。摩耗に強いオリジナルの発泡ラバーソールは驚くほど軽く、長時間の着用でもストレスを感じにくい。台北の会場でも、その軽さとクラフト感に注目が集まり、幅広い世代から高い関心を集めていた。

 

NARU Factory

大阪の自社工場で丁寧なものづくりを続ける〈ナル ファクトリー〉。今季は、アーティスト・Miltataとのコラボによる「花暦プリントTシャツ」が新作として登場。やわらかなタッチと華やかさを備えた一枚で、台北の会場でも来場者の目を引いていた。定番のデニムラインも安定した人気を集め、ブランドの持つ誠実な空気感に共感する声が多く聞かれた。

 

Filer

「本当に大切なモノと暮らす」をテーマに、バッグや日用品を展開する〈フィレール〉。人気のDICシリーズは、福井県・第一織物のマットな生地「ディクロス」を使用し、ボンディング加工によって耐久性と撥水性を兼ね備える。台北の会場でも、その機能性とミニマルなデザイン性が注目を集め、男女問わず足を止める来場者の姿が目立った。

今回の「ONKUL DAILY STORE in TAIPEI」をともに運営してくれた 台湾発ライフスタイルメディア EVERYDAY OBJECTの編集長・Eric(左)と副編集長・Miffy。

 

中外陶園

瀬戸で1000年以上の歴史を誇る〈中外陶園〉は、伝統的な縁起物や干支置物に加え、福田利之、てらおかなつみ、ミロコマチコ、鈴木マサルといった現代アーティストとの積極的なコラボレーションで新たな表現を追求している。今回のイベントでは、これらのアーティストとコラボした招き猫が多くの来場者の注目を集め、人気を博し売り切れが続出した。

 

BAG’n’NOUN

信頼のメイドインジャパンにこだわったバッグブランド〈バッグンナウン〉。定番の人気シリーズ「BAY CITY」から、今回の期間中は2色のタータンチェック柄をチョイス。先染め糸を使った厚手素材で、日焼けや色落ちがしにくい心強さも。3サイズ展開で夏のトラッドスタイルを彩る。

 

taochi toochi

ONKUL vol.21 の取材で出会った台湾在住のセラミックアーティスト・丹奇(トーチ)さんが作陶する〈トーチ トーチ〉にもご参加いただきました。「日々の記憶を点と点で繋ぎあわせてデザインを考えています」という彼女の作品は、なんともユニークで独創的なフォルムが魅力的。

 

ONKUL別注・オリジナルアイテム

AMITABI  for ONKUL タビソックス

ONKUL DAILY STOREでおなじみの足袋ソックスが和紙素材で登場。抜群の清涼感に加え、吸水速乾性と耐久性を備え、履くほどに足に馴染む快適な一足。これからの季節に手放せなくなること間違いなし。

lagom for ONKUL 逆さまビアグラス

吹きガラスで丁寧に作られた、なで肩フォルムが愛らしいグラス。ビールや麦茶など、夏の飲み物をより楽しめるONKUL限定の深いブルーが特徴。日常にさりげない彩りを添える一品。

ONKULオリジナルピンズ

日本の山バッジをイメージし、DAILY STOREのロゴを配した限定デザイン。

 

Haritts

台北に根を下ろした“ONKUL的日常”

雑誌という紙面から飛び出し、リアルな接点で「日常の豊かさ」を共有するONKULの試み。台湾という新たな土地でも、その哲学は確かに受け取られ、訪れた人々の暮らしにやさしく寄り添うひとときとなりました。

今回のイベントは、台北で感度の高いカルチャーを発信する〈EVERYDAY PROJECT〉の協力により実現。彼らが運営するショップhof(EVERYDAY OBJECT)という魅力的な空間が、ONKULの世界観と美しく響き合う舞台となりました。

ONKUL のアーカイブ展示販売、Made in Japanの丁寧なモノづくりを続けるブランドを通して、台湾と日本の新たなつながりを感じる機会となった。

今後も ONKUL は、誌面やウェブにとどまらず、リアルな場所からも“ちょうどいい暮らし”の提案を続けていきます。

photo&special thanks:EVERYDAY PROJECT

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