パリとロンドンのランニングガール7人をキャッチ！走る時のおしゃれなコーデをSNAP

パリやロンドンを歩いていると、素敵なランナーたちの姿があちこちに。彼女たちはどんな理由で走っているの？どんなウエアを着ているの？ランニングを楽しむパリジェンヌとロンドンガールをSNAPしてみました。おすすめのランニングスポットとともにご紹介。ランニングを楽しむためのヒントがきっと見つかるはず。

Index

1 PARIS編
2 LONDON編
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PARIS編

RUNNING SPOT 01：
Le Parc des Buttes Chaumont [ビュット・ショーモン公園]

パリのランニングスポットの一つが、広大な敷地に小川や滝、鍾乳洞まで豊かな自然が広がるビュット・ショーモン公園。ナポレオン3世の時代に作られた公園で、展望台からはパリ市内が一望できる高低差の激しい地形が特徴。休日の朝ともなると、たくさんのランナーたちの姿が見られます。ここで走っていた2組に、ランニングをする理由を尋ねてみました。

ADD：Rue Botzaris 75019 Paris
DATE：7:00～21:00

RUNNING SNAP 01

仲良く3人で一緒に走っていたのは、学生時代からの親友というManon、Célia、Natacha。最初はそれぞれが個人で走っていたけれど、“3人の方が楽しいよね！”ということで週末の朝に集まるようになったのだそう。「頭がすっきりしてモラルが整うし、ポジティブなアイデアも生まれる。3人でおしゃべりできるくらいのペースで走っていて、1週間の出来事を報告し合うの。週に一度ストレスを発散できる大事な時間」広い公園を走ったあとは、クールダウンを兼ねてそのままおしゃべりしながら歩いて帰るのがお決まりなんだって。

「女子3人だし、走る時の服装は動きやすさが一番！」そういう3人はそれぞれスニーカーにはこだわりがあるそうで、Natacha（左）が愛用する《ナイキ》のシューズは軽さと色使いがお気に入り。CéliaとManonはどちらも《アシックス》をチョイス。クッション性抜群なのだとか。

[左] Natacha（24）コンサルタント／ランニング歴12年
ジャケット、パンツ／ともにDECATHLON、ソックス／SALOMON、シューズ／NIKE

[中央] Célia （24）ファッション学生／ランニング歴12年
ジャケット／SALOMON、パンツ／NIKE、シューズ／ASICS

[右] Manon（24歳）学生／ランニング歴5,6年
トップス／DECATHLON、パンツ／adidas、シューズ／ASICS

RUNNING SNAP 02

弟とジョギングを楽しんだあと、コーヒーを飲みながら一服していたOpale。弟がいつも走っていたのがきっかけで走り初めたそうで、週末はこうして2人で走ることも。5kmくらいを週2〜3回くらい走っていて、精神面をヘルシーに保つのが一番の目的なのだそう。

「リラックスできるし、朝走ると午後もエネルギーたっぷりに過ごせるの。今日もいい1日になりそう！ウエアは10年前から着ているもの。このスニーカーは軽くて履き心地抜群。一人で走る時はセーヌ川沿い、弟と走る時は緑豊かなビュット・ショーモン公園がお気に入りなの」

Opale（33）ジャーナリスト／ランニング歴1年
ウェア／すべてデカトロン、シューズ／HOKA

RUNNING SPOT 02：
Floréal Belleville [フロレアル・ベルヴィル]

ランニングの後にカフェで一服……という流れは、パリの定番。お気に入りのランニングコースとカフェがセットになっていることが多い。彼らがビュット・ショーモン公園でのランニング後に立ち寄るのが、パリ20区の人気カフェ〈Floréal Belleville〉。アールヌーボー様式の装飾と、多文化がミックスされた料理やデザートが特徴。こだわりのコーヒーで一息つきながら姉弟で何気ない会話をする時間が、彼女にとっての癒しのひととき。

ADD：43, rue de Couronnes 75006 Paris
TEL：+33 01 43 61 94 66
DATE：10:00～24:00 ※日のみ～18:00
Instagram：@floreal.belleville

LONDON編

RUNNING SPOT 01：
Regent’s Canal[リージェンツ運河]

続いてはロンドン編。イーストロンドンの定番ランニングコースといえば、リージェンツ・カナル。産業革命時代に物資の運搬に貢献したこの運河は、今やロンドナーたちの憩いの場。毎週土日開催のブロードウェイ・マーケットを横断するので、週末は特に大賑わい。

RUNNING SNAP 01

まさに、ブロードウェイ・マーケット帰りの2人をキャッチ。「毎週土曜日一緒にランニングをした後、マーケットで朝食を食べて、花を買って帰るのがお決まり。心豊かに生活する大事な習慣なの」シューズは彼と一緒に買ったスイスのスポーツブランド《オン》のもの。とにかく軽くて、クッション性の高いソールが気に入っているそう。

Phillipa（28）会社員／ランニング歴3年
レギンス、シューズ／ともにOn、トレーナー／UNIQLO

RUNNING SNAP 02

「12歳くらいから走ってるから、もう人生の半分ね！」すっかりランニングが習慣になっているというGeorginaは、マラソンにも出場していたお母さんのすすめではじめたのがきっかけ。ジャケットもシューズもお母さんのお下がりだそうで、特にお気に入りのジャケットは《フランク・ショーター》というノルウェイブランドのもの。80-90年代のレトロな雰囲気が今の気分にマッチするのだとか。

トレーニングとしてではなく、あくまで楽しむことが彼女の走る目的。楽しいと思える距離やペースを続けていて、週2,3回に1回20分くらいを走っている。「心を休めたい日は自然のある静かな場所を選んだり、毎回コースを変えているの。気分を変えられるし、知らなかったお店やエリアを発見できるのも楽しい! 」普段通らない道を走ってみたり、ロンドンらしい風景のあるテムズ川沿いやカナル（運河）沿いを走るのも好きなのだとか。

Georgina（24）ジャーナリスト／ランニング歴12年
ジャケット／FRANK SHORTER（お母さんのお下がり）、パンツ／Lulu Lemon、シューズ／お母さんからもらったもの

RUNNING SNAP 03

スコットランドのスポーツブランド《オニールズ》のショートパンツと《ナイキ》のロゴソックスが効いたスタイリッシュなランニングスタイルが目を引いたのは、平日の仕事後、週末の朝と、週5日ほど走っているというSheila。走ると頭がクリアになってストレスを発散できるので、ランニングを始めてから心が健康になったのを実感しているのだとか。「走っている間は音楽をランダムに流しているから、新たに好きな音楽に出会うきっかけにもなっているの」ポニーテールとヘッドホンのコンビネーションも真似したい！そんな彼女はこのハックニー地区の「RUNNERS UP」というランニングクラブに入っていて、週末にはロンドンフィールズという公園に集まってみんなで一緒に走る日も。

Sheila（28）マーケティングマネージャー／ランニング歴2年
トップス／Sweaty Betty、パンツ／O’NEILLS、シューズ／NIKE

RUNNING SPOT 02：
KNEES UP

彼女が属するクラブのように、ロンドンではあちこちにローカルたちのためのランニングクラブが存在し、それぞれのスタイルで活動を楽しんでいる。イーストロンドン発のランニングクラブ「Your Friendly Runners」は、2018年の誕生依頼拡大し、2024年にはその拠点となるカフェが誕生。もちろんクラブに入っていなくても利用可能。地元の人々やランニング後の人々で賑わい、ランニングにまつわるイベントやスポーツブランドのポップアップなども行われている。

ADD：455 Hackney Road, London, United Kingdom E29DY
DATE：8:00～16:00（月休）
WEB：https://www.kneesupspace.com
Instagram：＠kneesupspace

ランニングってどこかハードルが高く感じてしまいがちだけれど、パリやロンドンでは生活の一部として、またリフレッシュのための時間として、とってもカジュアルに取り入れられている印象。FUDGEランニング部の皆さん、これから始めてみようと思っている皆さんも、自分らしいランニングの楽しみ方を見つけてみて！

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