CULTURE & LIFE
少し前になりますが、今年の初詣の旅は、福岡へ。今年は、「商売繁盛の神様」へ「お金との縁結び」をお願いすることにしました。福岡で商売繁盛の神様といえば「十日恵比須」、そして、お正月の三ヶ日を過ぎて、初めて開催される大きなお祭りが、十日恵比須神社の正月大祭です。博多は商人の街、七福神の中で商売の神様として崇められているえびす様を祀っているのが十日恵比須神社です。その十日恵比寿神社の正月大祭は、博多商人のお祭で、毎年、1月8日の「初えびす」から、9日の「宵えびす」、10日の「本えびす」、そして最終日の11日「残りえびす」という4日間に渡り開催されるお祭りです。
今回の旅も、大好きな糸島のゲストハウス bbb hausに宿泊して、今年一年の幸せを祈って、美味しいものにたくさん出会った旅となりました。
早朝便で福岡へ
福岡までの飛行時間は約2時間、神社巡りは朝一番から行動できるので、いつも初便を利用します。冬だと、丁度、朝焼けが美しい時間に出発時刻が重なるので、お天気が良ければとても美しい空港を観ることができます。
今回は初詣が目的なので、福岡空港に到着したら、まず、地下鉄で天神まで移動して、スーツケースを駅のコインロッカーに預けて、西鉄で太宰府天満宮へ向かいました。太宰府天満宮は、何かあると行きたくなる神社です。去年は、11月の旅行の時、連休と重なったこと、令和ゆかりの地ということでいきなり大人気になったことから、これまでにみたことがないほど混雑していて、参拝を断念した経緯があり、今回の旅行では何がなんでもお参りしたかった太宰府天満宮。
ちょっとお得に:レンタカーを利用しない場合は、コンパクトな福岡市内の移動に便利な「1日乗車券(640円)」がおすすめです。今回は、空港ー天神ー(太宰府天満宮までは西鉄利用のため使えず)ー桜坂(ケーキを買うため)ー薬院(ランチのため)ー姪浜と1日のうちに利用したので、断然お得でした。
太宰府駅は改札を出ると、そのまま参道に通じていて、ちょっと小腹がすいたので、参道にある「天山」であまおうの入った最中「あまおうDX」を食べました。あまおうの季節限定なので、この時期は、絶対に食べるおやつです。
わたしの御朱印帳は、BEAMSと太宰府天満宮のコラボで作られた御朱印帳で、最初のページには太宰府天満宮の御朱印があります。そして、今回、最後のページを太宰府天満宮の御朱印で締めくくることができました。
やり遂げた感がありました!そして、おみくじは、大吉だったので、気持ちよく、太宰府天満宮を後にしました。
1日乗車券を使い切る
太宰府から天神へ戻り、次に向かったのは、あの大好きなケーキ屋さんがある桜坂へ。たくさん並ぶ中から選ぶのが、いつも難しい「Pâtisserie au fil du jour 」(桜坂)のケーキ。今回は、まず、小麦粉不使用、VALRHONA社のグアナラを使用した「Chocolat mi-cui(ショコラ ミキュイ)にしました。スポンジはしっとり、チョコレートの香りがとても深くほろ苦く、それでいて軽やかで、今年食べたケーキの中では、間違いなくNo.1だと思います。それと、「Tarte Caramel Pecan」をいただいて、持参した保冷バッグに入れて、次の目的地へ。
つづいて向かったのは、1月末でお店がクローズしてしまったイタリアンの「薬院 なかがわ」。2年前にランチで伺って、とても美味しく、スタッフのみなさんの感じもとてもよくて、もう一度行きたいと思いつつ行けなかったら、なんと、お店をクローズしてしまうというので、今回は是非とも行かなくては、と友人とのランチで伺いました。
今後は、「NAKAGAWA 本店」で旬と食材にこだわったイタリアンを引きつづき楽しむことができるということで、少しほっとしました。(実は、このほかにも、NAKALABOというスパニッシュのお店もあります。)
十日恵比須へ
9月の筥崎宮の「放生会(ほうじょうや)」(放生会の旅は、こちら)は博多三大祭のひとつで、参道に500軒以上といわれる出店が並ぶということで有名ですが、「十日恵比須の正月大祭」も400軒以上といわれる出店が賑わうお祭りです。地下鉄の「千代県庁口」を降りて徒歩5分ほどで十日恵比須に到着。人の流れについて歩くと、参拝する人たちの長蛇の列のお尻が見えてきました。人が多過ぎて、上向いて写真をとるしかない状況。
そして、ラッキーにも、「かち詣り」を観ることができました。「かち詣り」とは、「券番」と呼ばれる芸妓の取りつぎや出演料の精算を行う事務所が十日恵比須を参拝することをいい、9日の午後3時に予定されています。艶やかな芸妓さんたちのお参りに、参拝客のみなさんも、必死に写真を撮っていました。
そして、十日恵比須神社の御朱印。
十日恵比須神社
http://www.tooka-ebisu.or.jp/index.html
そして、bbb haus(スリービーハウス)へ
去年の初夏、初めて訪れたbbb hausは、大好きな糸島にある2018年に新しくできたゲストハウス。これまで糸島に行くには、福岡市内に泊まって、レンタカーか電車で移動するしかなく、宿泊するという選択肢がなかったのですが、やっと、宿泊して糸島を満喫できる場所ができました。5部屋のみのゲストハウス。今回は、4部屋目、202号室にチェックインしました。
今回は、冬らしい、寒そうな日本海を期待していたのですが、今回も晴天で暖かい糸島でした。荷物をおいたら、食事までの間、海辺を散歩。スタッフの方が、「暗くなりますから」とランプを貸してくださいました。
2日後に満月を控えた空の月。澄んだ空に、月がとても明るかった夜。
海辺を好きな音楽を聴きながらのんびり散歩をして、戻ってきてから、ディナーの始まりです。いつも、美味しい自然派ワインが揃っていて、この日は「Betty Bulles」という微発砲のワインからスタート。こうして、1 日目の夜は更けて行きました。
牡蠣小屋へ
福岡の友人が、この時期には絶対に行くべき場所へ連れて行ってくれました。船越にある牡蠣小屋です。船越は糸島市内の牡蠣小屋がある漁港の1つです。牡蠣小屋は、飲み物は持ち込み自由で(それでも、行く前に確認要)、現地では新鮮で美味しい牡蠣を1盛1,000円で食べることができます。こちらの牡蠣小屋は調味料も持ち込みOKでした。わたしはbbb hausのショップで販売しているワインを持ち込みました。
入り口でウィンドウブレーカーや軍手を借りて、新鮮な牡蠣を網の上にのせて焼きます。
牡蠣小屋には炭火とガス火があるようで、友人たちは炭火がおすすめということでした。
JF糸島漁業協同組合 牡蠣小屋一覧
http://foitoshima.jf-net.ne.jp/kaki
海の写真を撮りたくなる
朝食の前、そして夕食の前がフォトウォークタイムです。何も遮るものがない海は波も穏やかで、晴れていると美しいエメラルドグリーンの海を観ることができます。波がひいた後に砂浜に空や雲が映っていました。
そして、陽が沈む時は、とてもロマンチックな景色になります。毎日同じ景色ではないので、ずっと見ていても飽きることはなく、何時間でもこのまま、自然に囲まれて、波の音を聴きながら、ひたすら海や空を見て過ごしていたくなります。
次の旅では、夏の糸島で海三昧なステイを計画中。楽しみ!
過去のbbb hausの記事はこちら
101号室 「糸島で話題の海辺のゲストハウスbbb haus(スリービーハウス)に行ってみた」
102号室 「2泊3日の母娘旅行、女同士だから楽しい、器探しと美味しいものを食べるだけの旅 初冬の糸島へ」
203号室 「糸島で過ごす心地よい時間 海辺のゲストハウス bbb haus(スリービーハウス)」
bbb haus
https://www.instagram.com/bbbhaus1897/
(bbb hausのInstagramのアカウントでは、bbb hausから見える海の様子をStoryで観ることができます。)
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