CULTURE & LIFE
物件情報を見るのが好きだと話すegamiさんが、偶然見つけて一目惚れしたのは築古だけど居心地の良いお部屋。お仕事で関わられて取り入れたインテリアから、自身の暮らしも踏まえて発見された空間作りのポイントについてお話を伺っていきます。
過ごし方の選択肢が多いソファスペース
物件を日常的に検索するのが好きだと話すegamiさん。今回のお部屋もその習慣の中で出会ったものでした。「その時住んでいたお部屋と比べてもかなり広く、家賃も想定内のお部屋でした。」
「当時は引っ越すつもりなんて無かったのですが、内見時の風通しと日当たりの良さ。窓が多く、眺望も良いなど理想的な住環境に即決でしたね。」
インテリアが好きで、以前のお部屋も8畳ほどの限られた空間ながら使いたい家具は置いて楽しんでいたというegamiさん。空間が広くなり余裕を持って楽しめるようになっていました。
また広い空間になったからこそ取り入れられたものも。 「ソファのある生活に憧れていて、広いリビングスペースが取れたことからRe:CENO のAGRAソファを置きました。」
「座面の幅が広いため、いろんな体勢になれて、過ごし方の選択肢が多い空間になっています。」
「リラックススペースとして読書やお昼寝の場所として、またぼーっと窓の外を眺める時間も好きですね。」
座面の低さもお気に入りだと話すegamiさん。 「床での生活が落ち着くタイプなので座面が床に近いところも気に入っています。ソファを背もたれにして、クッションを敷き、床に座ることも多いです。」
「普段はこんな感じで過ごしてます!」と様々な寛ぎ方を見せてくれて、最終的にはソファと一体化するようなスタイルに。クッションも大きく、数が多いためどんな姿勢にもフィットしていました。
大きい家具の色やデザインはシンプルに
インテリアブランドのオウンドメディアやSNSの運営、編集や広報をされているegamiさん。お仕事や自身の暮らしへの試行錯誤からインテリアを楽しむコツをたくさん持っています。
「インテリアは長く使えるものを選ぶようにしています。新品のときが一番いい状態ではなくて、使っていくうちに味がでる、暮らしの中でどんどん好きになっていくモノ選びができるようになりたいと思っています。」
「そのため、長く使うことを前提に大きなインテリアはなるべくシンプルに。色やデザインは、あまり遊ばないようにしていますね。」
ソファをはじめ、書斎と名付けられた本棚スペースのシェルフキャビネットやスツールもシンプルなデザインのアイテムを選ばれていました。
「本棚に使っているシェルフキャビネット silta は高さこそありますが、奥行きがコンパクトなので日本の古いマンションの間取りにもフィットしてくれます。」
見せる収納になっているからこそ、気になるものは上手くケアしているegamiさん。 シェルフの中の書籍は、表紙を外したり、うらっ返したりして色が散らからないように。
シェルフの隣に置かれたノルディックスツールはナチュラルな木の色合いに丸みのあるデザインがポイント。ソファや書斎で過ごす際のサイドテーブルとして、植物を飾るディスプレイスペースとしても活躍。
どれも住まいが変わったとしても使い続けられそうな、空間を選ばないシンプルさを持ったものばかり。レイアウト変更や使い方を変えることで暮らしにフィットしたインテリアになっていました。
個性はファブリックや雑貨で表現する
シンプルさのみ追求すると、個性のない空間にもなってしまいがちなところ。アクセントを加えていくのはファブリックや雑貨だとegamiさんは話します。
「自分が好きなテイストや、気分に合わせたものは小物で取り入れることを心がけています。」
「空間に変化を付けやすく、その時々で足し引きがしやすいので自分だけの空間を楽しみつつ、しっくりこなくてもすぐに戻すことができるのが良いところです。」
「例えば、キャビネットでは京都 歩く鳥さんで購入した北欧トロールのオブジェを置いています。見る角度によって色が変わって見えるので、過ごす場所によっていろんな見え方を楽しめます。」
「ガラスのフラワーベースをたくさん持っているので、お花も良く飾っています。花に合わせて使うものを変えたり、レイアウトを変更したりでも変化を付けられますね。」
ファブリックではソファスペースのクッションや、ディスプレイスペースのラグなど使う場所が決まっているものから
IKEAのULLERSLEV ウッレルスレヴのように、ソファと書斎、過ごす場所に合わせて移動させながら使っているものもありました。
自身の暮らしを通して、お部屋のコーディネートについての知見をさらに広げていきたいというegamiさん。
「私自身はもちろん、一緒に住む人にとっても心地よいと感じるポイントを試行錯誤を重ねて、見つけていきたいと思っています。」
「最近では家具のレイアウトを変えることによって、こもり感のある空間をつくり、より落ち着ける住まいになることに気づきました。一生モノの椅子などインテリアも探しつつ、今あるものでより居心地のよい空間を作る方法を模索していきたいです。」
日々の暮らしでの実践と気づきを大切に、住空間を磨かれているegamiさん。自身のライフスタイルや家族の声にも耳を傾けながら、変わりゆく住まいの様を今後も楽しみにしたいと思います。
egamiさん(@egg_aik)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/egg_aik/
text & photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
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