「見せる収納」でスッキリおしゃれに。お手本にしたいインテリア3選 | カルチャー | カルチャー & ライフ | FUDGE.jp

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おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から、「見える収納」にこだわったインテリアをピックアップ。収納・お部屋作りのお手本にしてくださいね。

 

■ROOM1.1LDK・53㎡の一人暮らしインテリア 

 

mocoさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、53㎡の1LDK。

それまで1Kに住んでいて、「もっとインテリアを楽しみたい」と広いお部屋を探されていたというmocoさん。リビング8畳+キッチン4畳+ベッドルーム8畳と、どのお部屋にもゆとりがあり、好きな家具を置いて空間づくりを楽しまれています。

 

約8畳のリビング。もとは違う色だったという壁にはマスキングテープを貼って、インテリアに馴染むライトグレーに。

 

キッチンカウンターの収納には防音材を取り付けて、雰囲気ある空間にDIY。

 

カーテンではなく、アルミブラインドを選んだことで、より広く感じられる空間に。カーテンの開け閉めよりも楽に光を取り入れることができ、インテリアを楽しむ空間に最適だったのだそう。

 

8畳の寝室には、ベッドのほかにデスクとラックを置いて、ディスプレイも楽しめる空間にされています。

 

デスクに合わせていらっしゃるのはハーマンミラーのセイルチェア。座り心地はもちろん、メッシュなので部屋に圧迫感を与えにくいところも気に入っているポイント。

 

キッチンは4畳と広々としているものの、背面収納などがなかったため、無印良品のユニットシェルフで自分にぴったりの収納をつくられています。
「自由度が高いところが気に入っています。いろいろなパーツを使ってつくっていて、今はこの形で落ち着いているんですけど、使っている道具や家電が変わるたびに少しずつ位置も変えられるので、賃貸にも向いていますね」

 

シェルフの上にはぴったりのサイズのワックスがけした集成材を置くことで、キッチン家電を並べたり、作業ができるスペースに。

 

インテリアを楽しむのはもちろん、生活がしづらく窮屈にならないように、飾りつつも家事動線や日常生活のしやすい配置を意識しているというmocoさん。食器なども、隠してしまうのではなく料理中にすぐに手に取れるように、かつ、たくさん置いてあっても綺麗に見える配置を計算されているそう。

 

無印良品の整った収納は、他のお部屋にもありました。リビングには、スタッキングシェルフを。目線の位置はオープンにして、ものを詰め込みすぎないことで圧迫感を緩和する工夫も。

 

テレビボードの下にはラタンバスケットを並べて、見せたくないものはすっきり収納。

 

そして、こちらもお気に入りという寝室のディスプレイラック。こちらも無印良品のステンレスユニットシェルフで、この場所にぴったりになるように考えカスタマイズされています。目線の高さにはお気に入りの雑貨だけを飾って、たくさんものがあってもすっきり見えるように。上のほうには季節のアイテムなどすぐには使わないものを入れて、生活上の動線もよくなるよう考えられています。

 

音楽が好きで、そこらじゅうにスピーカーがあるというmocoさん。ディスプレイラックの中央には最近買ったものの中で一番のお気に入りという北欧メーカー、TRANSPARENTのスピーカーがありました。「音ももちろんいいけど、見た目のかっこよさが気に入りました。透明なところが新しくて、ここまでくるとアートみたいな感覚で家電が使えるのがよくて、特別感があります」

 

「自分の好きなものに囲まれた暮らしを楽しみたい」と、少しゆとりある1LDKにお引越し。
たくさんのお気に入りのものがありながらも、それをレイアウトの中に上手く組み込んで、生活もしやすく、暮らしも楽しめる空間をつくられていた moco さん。

ひとつひとつ、暮らしの中にあるものがどれも素敵で、憧れるお部屋でした。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

■ROOM2. 1K・26㎡の一人暮らしインテリア 

職場へのアクセスや住環境を考えて、現在の住まいを決められていたMAKITOさん。たくさんの植物や書籍を中心に、住まいに合わせた使い方で楽しむインテリアなど無理なく、好きがオープンに表現されたお部屋についてお話を伺っていきます。

 

現在の仕事にも慣れてきたタイミングで、より良い環境を求めて住まい探しをスタートしたMAKITOさん。
「以前は、今よりも少し都心に離れた場所に住んでいて、職場までの近さや住環境を考え、住まい探しをスタートしました」

 

「ネットで見つけたこのお部屋は、職場の最寄り駅まで自宅から15分という好立地。駅周辺の環境もよく、個性的なお店が多かった事も理由の1つです。室内も南面だけでなく三面採光と多くの観葉植物を育てていた自分にとって好条件でした。一日を通じて万遍なく光が入るため緑も生き生きとしています」

 

仕事や趣味の作業スペースとして、使い勝手が良くお気に入りだと話すのがデスクスペース。
「南面の窓に面して、もともと実家で使われなくなったカウンターをDIYし、それまで使われていた天板はダイニングテーブルの天板として使うことにしました。代わりに新しく幅1800㎜の杉板を使い、大きなカウンターデスクとして使っています」

 

「建築系の事務所に勤めていて、家で仕事の続きをすることも多いため、広いデスクは使い勝手が良く重宝しています」

 

デスクの右手にはドライフラワーや仕事用の筆記用具をまとめて収納。パソコン作業と合わせて、複数のことが並行して行えるようになっていました。

 

壁に額装で飾られたポストカードは、季節や気分に合わせて定期的に入れ替えられているそう。

 

建築や美術館巡りが趣味だと話すMAKITOさんのファイルにはたくさんのポストカードが収集されていました。
「最初のうちは年代に合わせてファイリングしていたのですが、数が増えすぎてざっくり収納に変わっていますね」

 

デスクでの時間を支えているのが、vitraの04のカウンタ―チェア。
「今のカウンターの高さに合わせられて、見た目がスタイリッシュなデスクチェアを探していたときに見つけたものです。L字の形に昇降機能もあり、メカニックな機能美がすごく気に入って購入しました」

 

「少し柔らかい素材でできているので、見た目ほど硬くありません。背もたれにしてもほどよく使える素材感が気に入っています」

 

デスク前の窓際には、たくさんの植物が所狭しと並んでいます。
「実家に住んでいた頃のものから、買い足して今の数になっています。ハーブ系だとイタリアンパセリだったりとか、大きなものだとエバーフレッシュ。奥にはアスパラガスなど、種類を統一させる気はあんまりなくて、気に入った形があれば、持ち帰って今の状態が出来上がっています」

 

デスク下には、趣味の本がたくさん収納されていました。
「本も仕事と趣味のものをスペースで分けて仕舞っています」

見た目は個性的だけど、話を伺うと暮らしに合わせて効率的に配置されたデスクスペース。仕事も趣味の時間も満喫できそうな空間になっていました。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

■ROOM3. 2LDK・51.45㎡の三人暮らしインテリア 

kazuさんがお子さんとご夫婦で暮らしていらっしゃるのは、51.45㎡の2LDK。

ご結婚を機に、部屋数を増やしたいと探されたお部屋。リビングの隣のひと部屋のほかに、少し離れたベッドルームがあり、睡眠を確保するのにちょうどよい間取りが決め手のひとつだったそう。

 

LDKとそのお隣にひと部屋を、扉をあけはなしてひと続きで使われているkazuさん。

 

LDKの広さは、対面キッチンを含めて約10畳。収納が少ないことが悩みのひとつだったそう。

 

ダイニングの背面に、無印良品のスタッキングシェルフを用いて高さのある「見せる収納」を置いたことで、収納の少なさをカバーしていらっしゃいます。
「生活感が出るものはきちんとしまって、見せてもいいものは見せるようにしたことが、一番こだわったポイントです」

 

「ただものを置くだけだと、たくさんものがあるだけになってしまうので、種類ごとにわけてまとまりをつくり、統一感を持たせること、ものの両側には余白をつくることを意識しています」

 

隣にはこちらもお気に入りというLOWYAのラタン調のキャビネット。中には食器がずらりと入っていて、上には“コーヒーに関するアイテム”をまとめて並べていらっしゃるそう。同じカテゴリのアイテムをまとめることで、たくさん飾られていても整って見えますね。お花は、枝物の定期便「Sikito」のもの。
「今おきたいものがディスプレイできて、定期便で届く枝物で毎月雰囲気も変わり、リビングの主役になっています」

 

洋服の収納のために最近買い足したというチェストの上には、フラワーベースや香りのアイテムがまとめられていました。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

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