秋にしたい10のこと “IN & OUT” 家でも外でも季節を満喫しよう

そろそろアウターの出番？《ミルクフェド》のボアベストやキルティングジャケット５選

– 10 things for happy Autumn –

今年も秋が始まるよ。文化の秋、食欲の秋、スポーツの秋 etc… この季節を満喫しながら、今してみたいことを考えてみた。“インドア”なことも“アウトドア”なこともリストアップ！ FUDGE FRIENDからのレコメンドTIPSも要チェックです。

Index

1 「FOOD & DRINK」秋の美味しいこと
- 1.1 MY HOME：自分で美味しいコーヒーを淹れてみる
- 1.2 GO OUT：お手軽“アペロ”をいただく
2 「LIFE & STYLE」秋の暮らしを彩るもの
- 2.1 MY HOME：部屋の香りを変えてみる
- 2.2 GO OUT：蚤の市でフレンチアンティークと出会う
3 「FEEL & MOOD」ムードを楽しむ秋
- 3.1 MY HOME：秋の夜長を彩る“ナイトプレイリスト”
- 3.2 GO OUT：チェアリングって知ってる？
4 「WATCH & TRAVEL」新しい景色を見つけに行こう
5 「ART & CULTURE」新しい視点を見つける楽しみ
- 5.1 MY HOME：うさみが選ぶ、秋の三冊
- 5.2 GO OUT：大島花菜による、アートなおでかけ先のススメ

「FOOD & DRINK」秋の美味しいこと

MY HOME：自分で美味しいコーヒーを淹れてみる

コーヒー好きのみなさん、おうちでも美味しいコーヒー飲んでますか？近頃はカフェに限らず、コンビニエンスストアでも淹れたてのコーヒーをテイクアウトできるけれど、やっぱり自分で淹れたコーヒーって美味しいんです。豆を挽いたり、ドリッパーを買ったりするのはちょっと億劫だという人は、ドリップバッグのコーヒーからトライしてみましょ？

今、FUDGEが推すのは、FUDGE コーヒー便福岡発のスペシャルティコーヒーの店〈REC COFFEE（レックコーヒー）〉のシグネチャー「博多ブレンド」のドリップバッグ。少しずつお湯を注いで、自分のコーヒーを抽出していく楽しみとお部屋に広がる美味しい香りが、一口目の感動を高めてくれるはず。

〈REC COFFEE〉の「博多ブレンド」は、キャラメルのような甘さとスッキリとした柑橘の酸味、香ばしいナッツのような風味が特徴で、酸味と甘さのバランスに優れたコーヒー。

「ドリップバッグ博多ブレンド」5個入り ¥900

ドリップバッグでコーヒーを淹れることに慣れてきたら、豆で買ってコーヒーを淹れてみることにも挑戦してみよう。なお、昨年好評だったFUDGEオリジナルブレンドのコーヒーをお届けする《FUDGE コーヒー便》がこの秋再始動！今年は〈REC COFFEE〉とタッグを組むので、合わせてチェックしてみて。

REC COFFEE 渋谷東店

住所：東京都渋谷区東1-4-1 尚豊ビル1F
TEL：03-6427-1277
営業時間：9:00〜20:00 / 日祝 9:00〜19:00
WEB：https://rec-coffee.com/
Instagram：@rec_coffee

GO OUT：お手軽“アペロ”をいただく

「ファラフェルサンド」¥1540／ラ・ピタ・ドゥ・メゾンサンカントサンク

ランチでもディナーでもなく、今回は“アペロ”のご提案です！なんだか洒落た響きの「アペロ（l’Apéro）」とは、ディナーの前にちょっとお酒を飲んだりライトミールを食べたりするフランスの食習慣のひとつ。例えば、代々木上原の〈LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ（ラ・ピタ・ドゥ・メゾンサンカントサンク）〉のピタサンドとワインでアペロ気分を味わってみるのはいかが？

上原の人気フレンチビストロ〈MAISON CINQUANTECINQ（メゾンサンカントサンク）〉の姉妹店としてオープンした同店のシグネチャーフードともいえるピタサンドは、ファラフェル（中東発祥のスパイスをきかせたひよこ豆のコロッケ）やフムス、農家直送の新鮮な野菜など、フレンチビストロならではの具材をたっぷりとピタパンに詰めて自家製のソースで仕上げた一品。写真の「ファラフェルサンド」は、ファラフェルやフムスと旬の野菜を詰めた看板メニューのピタサンドで、迷ったらコレ！という鉄板。動物性の食材を使用していないのでヴィーガンの方にもおすすめです。他にも「ファラフェル & フムス」「フライドポテト&フムスザアタル風味」など、中東やフレンチからインスピレーションを得たワインに合うおつまみメニューも充実。

LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ

住所：東京都渋谷区西原3-5-1
TEL：03-5454-5631
営業時間：平日 11:30～16:00／17:00～22:00、土日祝日 11:30～22:00　水曜定休
Instagram：@lapita_de_maisoncinquantecinq

「LIFE & STYLE」秋の暮らしを彩るもの

MY HOME：部屋の香りを変えてみる

秋の装いを選ぶように、家の中のムードも秋仕様にシフトしていこう。クッションカバーをはじめとする布ものを変えたり、季節の花を飾ったりするはもちろんだけど、部屋の香りを変えるだけでも秋の気配が宿るもの。憧れのフレグランスブランド《ディプティック》のキャンドルは、フレンチシックでタイムレスなパッケージが魅力。いつか欲しいなあと思っていた人も、この機会にひとつゲットしてみるのも良いのでは？今回は、ラインナップの中でも秋の気分にぴったりな4つの香りをブランドのプレススタッフに教えてもらいました。手軽な190グラムのクラシックキャンドルでいくつか揃えてみるのも良さそうです。

左上「キャンドルアンブル 190G」¥8900

ウッディなフレグランス。アンバーはバルサムやスパイスのうっとりするような香りで、包み込むような貴重な森の芳しい趣きがある。

右上「キャンドルフドブワ 190G」¥8900

暖炉でたきぎがぱちぱちと音を立てて火が燃えるイメージ。ウッディで、薪が燻された濃密な香り。

左下「キャンドルマキ 190G」¥8900

地中海沿岸に広がる灌木の密林マキ（maquis）の香りを思わせるフレグランス。陽射しで乾いた土やロックローズの小低木の香り。

右下「キャンドルクアン 190G」¥8900

リンゴや洋ナシのような趣のあるフルーティノート。ピュアで甘酸っぱさのある香りが、子どもの頃に味わった美味しいものを想い出させてくれるはず。

ディプティック

WEB：https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/

GO OUT：蚤の市でフレンチアンティークと出会う

季節の変わり目、暮らしを彩るインテリアも見直してみようか。大掛かりな大改造とはいかずとも、小さな置物や食器といったものがひとつ新たに加わわったり入れ替えたりしてみるだけで見慣れた自宅の風景はアップデートできる。どうせなら、自分だけの宝物を見つけたいし、雰囲気のあるフレンチ雑貨も手に取ってみたい。ならば、この秋各所で開催される蚤の市へ足を運んで、とっておきのアンティークアイテムを探してみるのはどう？直近で開催予定の都内のおすすめの蚤の市情報も合わせてご紹介。

第20回東京蚤の市

2012年にスタートし、今年で20回目の開催となる「東京蚤の市」は、秋の自然を満喫しながら楽しめる蚤の市。11/3（金・祝）〜11/5（日）の3日間、東京・立川にある「国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンゆめひろば」にて開催されます。蚤の市ならではの古き良きものがそろうだけでなく、ステージでの音楽ライブ、フードやドリンクの出店も充実しているので、行楽感覚で朝から夕方まで楽しめるイベント。一人でじっくりお気に入りのブロカントを探すもよし、お友達や家族とピクニック気分で出かけてもよし。子供から大人まで、みんなでハッピーに楽しめる蚤の市です。今まで蚤の市に行ったことのない人もきっと楽しめること間違いなし！詳細は、下記の公式サイトにて。

第20回東京蚤の市

会期：2023年11月3日（金・祝）～5日（日）
時間：9:30～16:00
会場：国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンゆめひろば
住所：東京都立川市緑町3173
入場料：オンライン販売チケット¥1500 / 当日会場販売チケット¥2000 ※中学生以下無料
WEB：https://tokyonominoichi.com（公式サイト）

ステージ出演アーティスト

【11/3】中川理沙 / 寺尾紗穂 / YOSSY LITTLE NOISE WEAVER / 高野寛 / 湯川潮音 with tico moon / 奇妙礼太郎【11/4】ビューティフルハミングバード / 関取花 /tico moon & ビューティフルハミングバード / アン・サリー / 坂本美雨 with tico moon / カジヒデキ【11/5】空気公団 / MIZ / 古川麦 / ラッキーオールドサン / tico moon スペシャルゲスト中川理沙 / 畠山美由紀（※出演時間帯順）

ステージ出演アーティストの変更がございますので、ご確認くださいませ。

▼公式サイトおしらせ

https://tokyonominoichi.com/2023_autumn/news/infomation/

赤坂蚤の市 in ARK HILLS

“ヨーロッパの蚤の市”のような雰囲気溢れる「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」は、2014年にスタートし、毎月第4日曜日（11:00～17:00）に定期開催されている蚤の市。音楽パフォーマンスやキッチンカーの出店もあって、ランチがてらでかけても楽しめるイベント。都市に住んでいるからこそ出会うことのできる「質の高い商品」や、熱い想いを持って出店している「プロフェッショナル」との出会いを通じて、あなたの“とっておき”が見つかるかも。

赤坂蚤の市 in ARK HILLS

WEB：https://www.arkhills.com/akasaka-nominoichi/

「FEEL & MOOD」ムードを楽しむ秋

MY HOME：秋の夜長を彩る“ナイトプレイリスト”

少しずつ夜の時間が長くなってくるこの季節。おやすみ前の時間やちょっとした夜ふかしのお供には、自分の空間を彩る音楽もあるといいよね。“ナイトプレイリスト”として、夜時間にぴったりなBGMをGirlsideの多屋澄礼さんがキュレーション。ロンドン、テキサス、ニューヨーク、トロント…様々な都市で育まれたこの曲たちに共通するのは、アップテンポでありながら、ちょっぴり切ない、月光のように朧げな光を放つメロディー。ベッドに入って目を閉じれば、穏やかな夢へと誘われそうです。

【Tracklist by Taya Sumire（Girlside）】

Au Revoir Simone – “Shadow”
The Last Dinner Party – “Nothing Matters”
Tchotchke – “Don’t Hang up on Me”
PACKS – “Say My Name”
Foxtrot – “The Start Something”

GO OUT：チェアリングって知ってる？

ラフに秋のムードを満喫するなら“チェアリング”をするというのも手。どんなアクティビティなの？と思うでしょ。内容自体はとってもシンプルで、自分の座るチェア（椅子）を持って公園や河川敷なんかに集まり（一人でももちろんOK）、お友達と喋ったりお茶をしたりくつろいだりすること。カフェに行ったり、キャンプに行ったりとお友達との集い方は色々あるけれど、シンプルに仲間がいて椅子があれば、それだけで結構ハッピーな会ができるんじゃない？って気づいた人たちが徐々にはじめているらしい。散歩の延長でやっている人も多いみたい。外で楽しむことだから、過ごしやすい気候の秋がベストタイミング。アウトドア用の折り畳みチェアを準備したら、仲間に声をかけてみよう！

基本的には時間も場所も問わないものだけど、夜暗くなってからの河川敷や海辺は危ないから控えるのが良さそう。また、立ち入り禁止の場所、私有地などでは行わないようにしましょうね。

「WATCH & TRAVEL」新しい景色を見つけに行こう

MY HOME：旅する気分でホームシアターを

旅する気分で海外の映画作品を見てみない？映画好きなFUDGE FRIENDのakoさんが、特におすすめの3作品をリアルレビューと共にご紹介。日本とは異なる美しさがある外国の景色や物語の登場人物たちの装いに魅せられて、スクリーン越しのトリップへGO！

Movie 01：小さな恋のメロディー

『小さな恋のメロディ』価格 Blu-ray ￥5280（税込）発売・販売元 KADOKAWA

「まず、私が紹介するのは『小さな恋のメロディ』という作品。パブリックスクールに通うダニエルとメロディの初々しい恋の物語で、恋心をなかなか理解してくれない大人に反抗して結婚式を挙げようとする二人の健気で素直な様子にほっこりします。劇中では1970年代のロンドンの街並みが度々登場し、その時代にタイムスリップしたかのような気持ちで観ることができるところもいい。また、誰もが一度は聴いたことがあるであろう楽曲、Bee Gees（ビージーズ）の「メロディ・フェア」が使われている映画でもあります。ゆったりとした曲調で、秋の夜長にもぴったりです」FUDGE FREND・akoさん（以下同）

Movie 02：幸せのレシピ

「旬の食べ物が多く食欲も増す秋にぴったりな、美味しそうな料理がたくさん登場する映画。マンハッタンの高級レストランで働く主人公・ケイトが姪のゾーイ、自由奔放なニックと接する中で幸せとは何かを見つけていくヒューマンストーリーです。3人で出かけるシーンで登場するニューヨーク、建築物はもちろんタクシーの色までお洒落に見えてしまう街並みが素敵！ハートフルな人間模様も相まって、見終わったあとは新たな旅に出たくなるような前向きな気持ちになれます。新しいことに挑戦したいときにもオススメしたい一本です」

Movie 03：最高の人生のはじめ方

「ゆったりとしたタッチで描かれる、秋の静かな夜にぴったりの映画で、ベートーヴェンの音楽と自然溢れる壮大な風景に心癒される作品です。執筆意欲の無くなった老作家・モンテが夏の間だけ移り住んだ湖のほとり。ここで知り合ったシングルマザーのシャーロットと3人の娘との出会いが、モンテにとっての生きる希望を再び取り戻すきっかけに。生きる上でヒントになるような言葉もたくさん登場します。都会の雑踏から離れてのんびりリフレッシュしたいときに観たい1本です」

akoさんのレコメンド3作品、気になる映画からチェック！

GO OUT：今年こそあのキャンプイベントに行ってみよう

過ごしやすい秋の気候は、アウトドアにうってつけ。ピクニックやハイキングもいいけれど、朝から晩まで自然を満喫するなら断然キャンプでしょ。

今年こそ、キャンプデビューをしてみようと考えている人には、アウトドアファッション誌『GO OUT』主催のキャンプフェス「GO OUT CAMP」をレコメンド！本イベントは、富士山のふもとでテント泊をしながら、フェス飯やヨガなどの様々なアクティビティを楽しむというもの。

中でも多くの参加者が心待ちにしているのが、音楽ステージ。BONNIE PINKやtofubeatsをはじめとする豪華アーティストのLIVE演奏を、森林浴しながら聴き入っちゃおう。まずは、イベント公式サイトをチェック！日帰りでの参加もOKだから、アウトドア＆キャンプ初心者さんも行ってみよう。

「GO OUT CAMP vol.19」

会期：2023年9月29日(金) 15:00～10月1日(日) 13:00
会場：ふもとっぱら／富士オートキャンプ場ふもと村
WEB：http://www.gooutcamp.jp/goc/（イベント公式サイト）

＊次回「GO OUT CAMP vol.20」は、12月8日(金)〜10日(日)、同会場にて開催予定！

チケットは9月29日(金)より、ローソンチケットで発売。ぜひチェックしてみて。

「GO OUT CAMP vol.19」LIVE出演アーティスト：BONNIE PINK／tofubeats／DJ HASEBE feat.SUGARSOUL、Sincere／松浦航大／どんぐりず／パソコン音楽クラブ／D.W. ニコルズ／ICHI-LOW／Satoshi Miya／DJ AZUSA／クロスディー and more!!

「ART & CULTURE」新しい視点を見つける楽しみ

MY HOME：うさみが選ぶ、秋の三冊

読書の秋、ということで普段読書をしない人も、ぜひこの機会に何か1冊読んでみませんか？ということで、書店員で読書家なFUDGE FRIEND・うさみちゃんにASK！この秋の読書におすすめの3冊を教えてもらいました。ピンときたタイトルで選ぶもよし、ジャケットで選ぶもよし。本との出会い方は自由なのです。うさみ’sコメントも選ぶ参考にしてみて。

うさみちゃんのレコメンドブックス

『比類なきジーヴス』P･G･ウッドハウス著、国書刊行会 ¥2000+税

「有能な執事ジーヴスが主人であるお気楽貴族のバーティに降りかかる災難を天才的なアイデアで解決！言葉選びが秀逸な英国ユーモア小説です。周りを固める脇役たちも癖が強く、きっとくすっとさせられるはず」FUDGE FRIEND・うさみちゃん（以下同）

『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ･ジャクスン著、東京創元社創元推理文庫 ¥660+税

「表紙と導入の雰囲気はファンタジックな童話のようなんだけど、実は人間の悪意を描いた幻想小説。夢の中にいるような奇妙な読み心地です。解説にある“本の形をした怪物”という表現がしっくりくる作品」

『さよならの代わりに』貫井徳郎著、幻冬社幻冬社文庫 ¥686+税

「SF仕立ての青春ミステリ。著者らしい部分はありつつも他の作品と比べるとライトな内容で比較的読みやすい本です。タイトルのつけ方が素敵」

※すべて本人私物、価格等が現在発売中の新書とは異なる可能性があります。

GO OUT：大島花菜による、アートなおでかけ先のススメ

心地よい気候で過ごしやすい秋は、行楽するにもいい時期。ピクニック好きのFUDGE FRIEND・大島花菜ちゃんが、ピクニックがてらに立ち寄るというアートなお出かけスポットを教えてもらいました。次の休日のおでかけ計画の参考にしてみて。

「私のお気に入りのアートなお出かけスポットは、首都圏から車で約1時間、千葉県高滝湖のほとりに位置する自然豊かな場所にある美術館〈市原湖畔美術館〉。感性を刺激するアート作品があるのはもちろんだけど、敷地周辺にも自然がいっぱいなので、四季折々の景色が楽しめるところもいい。これからの時期は、紅葉も楽しめそうです。また、同施設の隣には、湖を望むことのできるレストランがあるので、美術館を楽しんだあとは、ここで食事やお茶をするのも◎。地元の食材を使ったピザがとてもおいしかったな」FUDGE FRIEND・大島花菜ちゃん（以下同）