CULTURE & LIFE
シンプルな縦型のお部屋をスポット毎にテイストを変えながら楽しむ暮らし。使う収納アイテムや色合いを意識することでより自由に楽しく、安心できるお部屋づくりについてお話を伺ってきました。
いろんなテイストをスペースごとに楽しむ
ayakaさんが二人暮らしをきっかけに見つけられたお部屋は、それまで住んでいたお部屋の場所や構造から決められたもの。
「一人暮らしだった住まいも、現在の周辺でした。仕事場や中心街へのアクセスはもちろんですが、災害時のことが気になっていて、ハザードマップで確認して、比較的安全な場所を選びました」
「一方、室内ではこれまでのお部屋から引き戸になっている住まいが、空間を広く使えることから気に入っていて、今の住まいも引き戸になっていることがプラスポイントでしたね」
「いろんなテイストが好きなので、場所ごとになんとなくテーマを設けて楽しんでいます。トイレは台湾・アジアっぽく、窓際は家具に合わせてミッドセンチュリーな感じ、キッチンはシンプルナチュラルになど。エリアごとにテイストを変えると部屋の印象が散らかりそうですが、不思議と統一できてるかなと思ってます」
キッチン家電はテーマと合わせてカラーもレンジが黒いことを軸に色を合わせて購入。
「キッチンの黒色家電トリオは見た目と機能が良いのを時間をかけて探しました。差し色も似ていたり、並んでいる姿が可愛くて気に入っています」
リビングの飾り棚は定期的に見直しを行いながら、お気に入りが並ぶスペースに。ここに並んでいるものはどれも好きだといえるこだわりのものばかりなのだそう。
お気に入りのキャビネット周りにも思い出の品々が並びます。
「友達からのプレゼントが、人生で一番おしゃれな梱包で頂いて感動しました。お気に入りすぎて額に入れて飾ってます」
シンプルなリビング収納とは対照的に、洗面所はアジアンテイスト。お友達からのプレゼントや旅先で購入されたものが色鮮やかに並んでいます。
「空間的にはここが結構一番ごちゃごちゃしているんですが、すごく気にいっています」
アイテムだけでなく、簡単DIYでより好みの空間に。
「目地埋めしなくていいタイルシールを貼っただけの簡単DIYトレーです。かなり適当なんですが、いい感じになりました。タイルの種類を変えて他にも作ろうかなと思ってます」
その他にも玄関にはフローリングシートを貼って、洗練された雰囲気に。
「コロナ禍で家にいる時間が増えて、今までは一切やっていなかった、DIYや工作をやりたくなったことがありました。一度自分で作ってみると、案外楽しく好みのものが出来ることもあったりして、今では理想のものに出会えなかったら自分で作ってみようかなと思うようになりました」
面積を取る家具や収納は明るい色を選ぶ
住まいの備え付けの収納が少ない分、購入されたアイテムを有効活用しているayakaさん。お部屋の中でも表立って見える分、その色合いは意識されていました。
「服が多くて、衣類の収納のためにバンカーズボックスを活用して収納しています。白のバンカーズボックスは部屋に並んでいても鬱蒼とした雰囲気にならないので良いですね」
中に入っているものがわかるようにマスキングテープを使ってラベリング。
ざっと収納も出来て、その上外観はシンプルなデザインで見せてくれるのが使い勝手の良いところ。
収納に合わせてさまざまなタイプのものが活用されていました。特に使い勝手が良いと話されていたのが引き出しタイプのもの。しっかりと中身を隠してくれる収納であることに加えて、取り出しやすさがさらに良いのだそう。
白の収納はキッチンにもありました。無印のスチールユニットシェルフは狭い廊下スペースでも大活躍。
「幅や棚の高さなど、自由にカスタムできるのがよかったです。我が家はキッチンが廊下なのもあり全然スペースが取れないので、一番浅いものにしました。浅いおかげでお皿が取りやすくて使いやすいです」
お皿が十分に仕舞い切れない分、割れないプラスチックのお皿はIKEAのカゴにざっと入れて収納。
「開けたときがカラフルで可愛くてテンションがあがります。他に小皿などもカゴも使って収納していて、そっちも気に入ってますね」
収納が使いやすくなったことで、片付けが苦手なご主人もしまうところまで、習慣化されたのだそう。見た目だけでなく使いやすい収納は日々の習慣も変えてしまうんですね。
インテリアとしてもお気に入りだと話すG-PLANのキャビネットはデザインもサイズもぴったりのアイテム。
「たくさんのものが混ざったお部屋ということもあり、アンティークというよりは少しだけモダンなデザインを探していました。一生懸命立ってるみたいな脚が最高に可愛いです。もっと大きいのと迷ったのですが、部屋のサイズ的にこちらで正解でした」
お部屋の窓からの光が限られている分、こうしたアイテムで明るい色合いを選ぶことに加えて、照明も使うものを意識されています。ダイニングスペースにはクリップライトが使われていました。
「工事現場などでも使われてるクリップ型のワークライトは、点けてないときの無骨な感じと、点けるとあったか可愛くなるギャップが気に入っています。値段も安いのでオススメです!」
おうち時間を楽しむソファまわり
コロナ禍になっておうち時間が増えてたことから購入されたソファを中心にリビングスペースは憩いの空間になっていました。
「ソファは一人掛けのものに憧れがあったのですが、おうち時間が増えた分、二人並んで座れたらと考えるようになりました。今使っているソファは、安価にも関わらず座面が広くて、デザインも気に入っています。休日の二人並んでゲームをしたり、ソファから見る雑誌や小物が並んでる景色も好きですね」
ソファやベッドのあるお部屋は背の高くないアイテムたちで構成されています。
「怖がりなうえに心配性なため、地震などで倒れてくるのが怖くて、自分の背より高い家具はなるべく置かないようにしています。そのおかげで部屋も広く感じるので、今の部屋にも合っているんだと思いますね」
高さは基準を設ける一方で、その範囲内で楽しむインテリアやアイテムについては色やデザインに縛られず、気に入ったものを置くようにされていました。
「置かれているもののジャンルはごちゃごちゃしてるのに、空間としては散らからずスッキリしてるようなお部屋を目指してます」
住まいの立地を考えると、まだまだこの住まいで楽しんで行けたらと話すayakaさん。暮らしの中で増えるアイテムに対して収納を考えながらお部屋を楽しもうとされています。
「コロナの環境下で考えるようになった玄関の衣類収納やテレビ周りなど、まだまだ住まいをよりよく出来るように考えたいと思っています。お気に入りのバンカーズボックスもサイズを揃えてスッキリさせたいですね」
次に住むならたくさんの光が入る、明るく広い家でと話されながらも、好きが詰まっている今の住まいにはお二人の生活がしっかり馴染んでいるように見えます。これからお部屋を楽しまれていくなかで、住まいの変化を見るのが楽しみですね。
Ayaka(st_ayk_)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/st_ayk_/
text & photo : Tsubottlee
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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