CULTURE & LIFE
初めての一人暮らしとなった前回の住まいにはなかったお部屋を求めて、物件選びからお部屋づくりをされているmariさん。ご自身の琴線に触れたものに囲まれることを大切にしたお部屋についてお話を伺ってきました。
日々の料理が快適なキッチン
お仕事をきっかけに現在の住まいを見つけられたmariさん。住まい探しの際には前回の住まいで叶えられなかったポイントも踏まえながら探されたそう。
「前回の住まいは狭いワンルームで、料理をする場所も寝る場所も一緒になってしまっていました。そのため、今回住まいを探す上では寝室とリビングを分けられる部屋を探していきましたね」
「ここは環境も良くて、近所に公園がいくつもあり、窓を開けるといつも子供たちの声が聞こえて安心できます。日当たりも良好で洗濯物もどんどん乾きますし、気持ちいい風が入ってきてとにかく居心地が良いですね」
お住まいの中でも一人暮らしには贅沢すぎると話されていたのがキッチン。
「前の住まいでは作業スペースすらなかったのに対して、ここでは作業スペースの広さに加え、コンロが3口もあり、日々自炊をする上でとても快適に使えています」
「無印のステンレスラックにはAladdinのトースターやアイリスオーヤマのオーブン(通称:オーヤマくん)を配置し、料理やお菓子を作って楽しんでいます。マットブラックのデロンギのケトルもお気に入りです」
無印の壁につける棚でコーヒー粉など普段使うものはディスプレイ。
こだわりの器たちはダイニング側に無印のキャビネットを使用して収納。リビングからも目に入るため、自然とお気に入りのものが目に入り、テンションがあがりますね。
広いキッチンを存分に活かすため、収納も使いやすさへの工夫がありました。コンロ上は吊るす収納で日々使うキッチン用品を使いやすいように収納。
「キッチン用品では中尾アルミのフライパンがロゴも可愛く、機能性も高いため、毎日取り出しては使っています」
備え付けのキャビネットの中も、引き出し式の収納アイテムを置いて使いやすさを意識。取り出しが簡単に行えるようになっていました。
ワークトップ以外にも、これまでの暮らしで集められてきたお気に入りのものがたくさんあると話すmariさん。
「米櫃は海外でも使われているガラス製のものが、デザインも良く、残量も見えやすく気に入っています」
壁に飾られていたのはfog linen workのリネンクロスカレンダー。デザインが好みで飾られ続けているそう。通常のクロスとして使えるのも、ずっと使い続けられる良いポイント。
使いやすさに加えて、使っているものにもこだわりや愛着が感じられるmariさんのお部屋。住まいへの関心はご家族の影響も大きいのだそう。
「母親がインテリア好きだったこともあり、自分の部屋作りにも関心を持つ様になりました。今でも母親からインテリアに関する情報をもらったり、器などは譲り受けたりと影響を受けていますね」
ファブリックで居心地の良いリビングづくり
現在の住まいで唯一、気になっていたのが床の白っぽさ。お部屋作りを考える中でラグを有効活用して印象を変えられていました。
「ラグを複数置くことで、色合いを足して空間の印象を変えていくことが出来、部屋の雰囲気がさらに好きになりました。旅行で行った軽井沢のお店や、オンラインでKilimDesignさんから購入したものが多いです」
ファブリックはソファでも印象を変えることに一役買っています。ZWINAで購入されたモロッコのポンポンブランケットをソファカバーとして活用。
「母から紹介してもらって購入しました。本来はベッド用だと思うのですがソファ単体だとどうしても飽きがきてしまう中で、印象を変えてくれてとても気に入っています」
面積の大きなものだけでなく、布の切れ端でも印象は大きく変わります。収納だなにはウィリアム・モリスの自然をモチーフにしたデザインの布をかけて色合いを追加。
目に入ると気になるものも、一枚かけてしまえば存在感を無くすことが出来ますね。
リビングは床以外に壁のスペースも自分好みに装飾されていました。
「祖母から譲り受けたポストカードや幼い頃に文通していた葉書は100均の額に入れて飾っています」
壁に飾られていないものも、たくさんあるそうで住まいの中で大切に保管されていました。
ポストカード以外に、お気に入りのショップカードやリーフレットなども飾られていました。白壁だからこそ、こうしたデザインも映えますね。
照明もリビングの壁を上手く使いながら楽しまれているものの1つ。axcisのブラケットライトはお気に入りのインテリアなのだそう。
「色々な種類の照明があり、カスタムできます。シェードをあえて付けてないので、その分明るくて夜はこれ1つで雰囲気が出ますね」
無印の収納で収納場所は決めつつ、床も壁も自分好みに楽しまれているmariさん。お部屋作りには自分にとっての居心地の良さを大切にされているそう。
「多少ガチャガチャしていたり、生活感がある方が好きなので、見せたい物は出しておくし、何でも収納してしまうというのはあまりしていないです」
使われているものも、自分が本当に良いと思った感覚を大切にしながら選ばれていました。テレビ横のグレーのスツールは、デパートのポップアップでディスプレイとして使われていたものに一目惚れして、購入されたもの。
「家具も雑貨もその時の出会いだと思っているので、ふらっと入ったお店で見つけたり、買うつもりもなく出かけた時に限っていいものに出会えたり…。値段よりも一つ一つに思い入れがある方がずっと愛着が湧きますね」
たくさんの動物がいる寝室
寝室は前の住まいまでは備え付けで変えられなかった照明を中心に、自分好みのアイテムを使うことで、新しい楽しみ方が出来るようになったのだそう。
「照明を黒のペンダントライトにすることで空間的に締まった大人な雰囲気も出しつつ、好みのアイテムでお部屋を楽しめるようにしています」
一部屋使える様になった寝室は海外の子ども部屋をイメージ。
「アニマルヘッドやアニマルガーランドなどを置いています。あまり子どもっぽくなりすぎないようにとは意識しつつ、使いたいアイテムを使うことで好みの空間になっていますね」
「アニマルガーランドはよく見ると結構リアルでお気に入りです」
その他、時計もハリネズミがモチーフ。
収納面では、寝室でも無印の収納棚が活躍していました。スチールのハンガーラックもお店のような衣類収納になっていてスッキリとした空間に見せてくれています。
窓も適度に設置してあり、自然光を浴びながら朝起きられそうなのも良いところ。寝室として使えるようになった一室はアイテム選びでより心落ち着く空間になっていました。
広くなったお部屋を好みのアイテムを中心に楽しまれているmariさん。これからも居心地の良さを大切に住まいを考えていかれたいのだそう。
「これからも好きなものに囲まれて暮らしていくことを大切にしていきたいです。コロナ禍でまだまだ家にいる時間も多いと思うので、ここは自分のお城として、どこよりも心地よい空間を作ることを意識して、お部屋づくりを考えていければと思います」
ご自身が落ち着いた日々を過ごせる環境で、お部屋を楽しまれているmariさん。この住まいで集められたアイテムや住まいづくりの考え方が、今後どんな住空間に活かされていくのか、今からとても楽しみです。
mari(mr__9412)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/mr__9412/
text & photo : Tsubottlee
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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