CULTURE & LIFE
リモートワークが浸透してきた機会に、住居としてだけではなく職場としても考えて住居を選ばれた二人暮らし。日々の生活もインテリアも楽しめる空間でYouTubeを通して暮らしを発信もされているNIKOさんこだわりのお部屋づくりについてお話を伺ってきました。
インテリアと緑でリラックス出来る空間づくり
現在の住まいはNIKOさんが自宅でも動画編集などご自身の活動に集中出来るようにと選ばれた空間。
「コロナ禍での引っ越しというのと、お互いリモートワークというのもあり、“自宅兼オフィスとして心地いいか”というのがお部屋選びの基準でした。カフェなどで作業をするのも良いのですが、毎日のことなのでランニングコストを考えたら、予算よりも1〜2万円高くても部屋が別れていて、お互いにストレスにならないような空間づくりをしたいという気持ちで今のお部屋を選びました」
寝室兼作業部屋と分けたダイニング、リビングスペースは仕事や個人での活動での疲れを癒す、リラックス空間。この空間はNIKOさんにとって念願だったインテリアを楽しむ空間でもありました。
「前の住まいまではインテリアにお金をかける気も起きないぐらい狭い部屋で、引越しを機会にお気に入りのインテリアを楽しむという一つの夢が叶った空間でもあります」
インテリアはもちろん納得の行くものを吟味。当初購入されたテレビボードはサイズやキッチンカウンターの色合いと相性が悪く。行き着いたのが韓国からBUYMA経由で輸入したラタンのチェスト。
「住まいの収納が少なく、隠す収納を活用せざるをえない中で、見た目も納得のいくものを様々なサイトを回遊しながら見つけました」
「このチェストの上には、お気に入りの物しか置かないと決めていて、季節のお花を生けたりしてディスプレイを楽しんでいます。このチェスト自体も珍しいデザインでとても気に入っています」
ディスプレイされている中でも、Marshall ワイヤレススピーカーはお気に入りのアイテムの1つ。
「韓国のVloggerさんの動画を見て一目惚れして購入。レザー加工もホワイトなので重すぎず、充電式なので好きな場所に持ち運べます。ギターアンプメーカーだからこその良い音質で音楽を楽しめるのも気に入っています」
リビングは植物も有効活用して空間を演出。納得行くまで粘られた植物の存在が光ります。
「植物購入時は届いてから印象が違うということがないように、事前に写真を送ってもらって確認してから購入するようにしています。特に観葉植物のドラセナは購入を考えはじめてから様々なお店を周り、お店から入荷シーズンに取り寄せてもらったエピソードのあるものになっています」
視覚的な居心地の良さだけでなく、お部屋づくりには利便性も考慮されていました。
「電気などはスイッチボットやアレクサを使って、スマートホーム化している途中です。お部屋の中で管理出来るものを徐々に増やしていきたいと考えています」
温かみのある色で統一感を出す
お仕事も動画制作もお家で行われているNIKOさん。住まいが仕事場であり、スタジオであるからこそ、お部屋づくりは色合いも意識して取り組まれていました。
「統一感を出すために、なるべくブラウンやイエローなど温かみのある色で揃えるようにしています」
「アイテム単体で見ると、そうした統一感などの判断が難しいので、お部屋づくりの最初はPinterestなどで海外のインテリアのコーディネート事例から整理をしました。気に入ったものをGoogleのスプレッドシートに並べて比較し、そこでのお気に入りをブラッシュアップして、BUYMAやAmazonを経由して海外のものを輸入したりもしています」
リビングにおいて色合いへの影響も大きい照明も時間をかけて選定、調整されたもの。
「インテリアの主役とも言えるペンダントライトは、お部屋全体のトーンが定まるまで購入を我慢していました。電気配線や9畳のリビングにちょうど良いサイズのものがなかなか無く、かなりの時間をかけて探し、悩みました。時間や手間はかかりましたが、その分、納得のいくペンダントライトに出会えましたね、見た目はもちろん今の小ぶりな大きさが気に入ってます」
リビングと自室が完全に分断されないように、木の色合いでリンクさせていると話されていたのがunicoのラタンヘッドボードのベッド。
「他の商品を注文しかけていたところに、偶然SNSで見かけたことから決め直したインテリアです。温かみもあるけど、今っぽいデザインがお気に入りでまさに理想のベッドフレームでした。リビングのチェストとも素材がリンクしていて、おうち全体に統一感が出ているところもお気に入りです」
作業スペースは集中出来る環境を目指して白中心で作成。
「仕事をするデスクはなるべく気が散らないように色もホワイトで統一しました。韓国インテリアも好きなのでマットなホワイトが中心になっていますね」
それぞれの用途に合わせた色選びが印象的なNIKOさんの住まい。何のためのスペースでどうなりたいから空間はどうつくると良いのか逆算で整理していくことが大切なんだなぁ。
チャレンジしやすいプチDIYで愛着の湧くキッチンづくり
NIKOさんが動画内でつくられている美味しそうな料理たち。それらが生まれているキッチンもまた、ひと工夫が光る空間になっていました。
「女性でもチャレンジしやすい範囲のプチDIYでひと手間加えたことにより愛着が湧き、更に好きな場所になりました」
壁はタイル柄のウォールペーパーを貼って、海外のキッチンのような見た目に。
コーヒーグッズやちょっとしたお菓子など、毎日使うようなアイテムは見せる収納で。無印の壁につけられる家具棚を活用されていました。
作業時の手元を明るく照らすためにDRAW A LINEで照明を設置。白のキッチンと色合いも揃えられていて、しっかり馴染んでいました。
「お気に入りすぎて、キッチンとリビングで2本使っています。賃貸インテリアの強い味方ですね」
毎日使われる空間だからこそ、使う際に自分の気分が上がる空間づくりを目指したいところ。機材や作業工程の多いものではなく、気軽に出来るところからまず初めて見るのが良さそうですね。
日々の暮らしから私たちでも参考にしやすいものを発信し続けられているNIKOさん。取り組まれてきたものを今後は他のスペースでも取り組んでいけるように進められていました。
「キッチン同様にデスクの壁紙賃貸でも貼れるものでチャレンジしたいと思っています。まだまだスペースを有効活用できていないところも多いので、活用していきたいですね」
NIKOさんの感性を通して作られていくお部屋とともに、そこからどんな体験があり、私たちのもとへ発信がされていくのか。自分の住まいづくりの参考に、今後も楽しみなお部屋でした。
NIKO(niko_lifework)さんのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/niko_lifework/
YouTubeアカウント
https://www.youtube.com/channel/UCzl3Wh9yHUNhQDTLwzzn8uQ
text & photo : Tsubottlee
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。
インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。
おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom
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goodroom journal 暮らしの実例
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