イギリスの料理はあまり美味しくない……。そんなマイナスイメージは今や過去のもの。イギリスの伝統料理にアレンジを加えた美味しいお店が増加中なのです。ほっぺた落ちても知りませんよ！

 

イギリスの美味しいお店

「London Shell Co.」

ロンドンのカナル（運河）に浮かぶボートがお店になっているシーフードレストラン。あまりの人気ぶりから、2店舗目となる固定ボートレストラン〈ザ・グランド・ダッチス〉が今年6月にオープンした。ぷかぷかと水の上に浮かびながら料理を味わう気分は格別です！ ボートをリノベーションした店内は、シンプルで落ち着いた雰囲気。もちろん料理も一級品で、素材のよさを活かした新鮮なシーフードをサーブするため、毎日メニューが変わるとのこと。普段はパディントン駅近くに停泊していて、土日はクルージングをしながらの食事を楽しめる。

タートルネックニット ¥30000／JOHNSMEDLEY（リーミルズ エージェンシー）、パンツ ¥18000／YAECA（ヤエカ アパートメント ストア）、メガネ¥30000／EYEVAN（アイヴァン PR）

 

写真上「ヒラメと海のハーブ（￡23）」、写真下「ロブスターと貝マヨネーズのサラダ（￡36）」は、どちらもシンプルな味付けで、口に入れた瞬間に魚介本来の味わいがジュワッと広がる。みんなでシェアしながら色々なメニューを頼むのがオススメ。

 

SHOP DATA

address_Sheldon Square, Paddington,London W2 6EP
open_11:30-23:00(MON~SAT) , 12:00-17:00(SUN)
phone_+44-75-5303-3636
web_londonshellco.com/the-grand-duchess

 

「London Borough of Jam」

ロンドンの有名レストラン〈セント・ジョン〉でデザートシェフを5年間務めたシェフが設立したジャムの専門店。砂糖も控えめにしつつ、保存料を一切使わないジャムは、素材の甘みが引き出されていてとても優しい味わい。ケーキやチーズに合わせて楽しむのも最高！

季節のフルーツをふんだんに使ったジャム（各￡5）は、従来のジャムのイメージを根本から覆す味。取っておきたくなる素朴なビンのデザインも高ポイント！

SHOP DATA

address_Shop 51D, Chatsworth Road, London E5 OLH
open_9:00-17:00(FRI~SUN)
email_lillie@londonboroughofjam.com
web_www.londonboroughofjam.com

 

「Violet」

フードライター、フードスタイリストとして活躍するClaire Ptakが手掛ける、イーストロンドンにある小さなベーカリー。2010年のカフェオープン以来、季節の食材、オーガニックや体にいい素材を使用したパンやケーキがローカルたちの舌と心を満たしている。

旬の食材を使った〈ヴァイオレット〉の商品は、どれも美味しくて見た目も可愛らしい。イギリス定番のお菓子のカップケーキも色鮮やかで、子どもから大人まで誰もが楽しめる上品な甘さが特徴。ユーズドの家具を配した店内も、都会の喧騒を忘れさせてくれる。

 

SHOP DATA

address_47 Wilton Way, London E8 3ED
open_8:00-18:00(MON~FRI) , 9:30-18:00(SAT~SUN)
phone_+44-20-7275-8360
web_www.violetcakes.com

 

 

photograph_Taniguchi Daisuke,Yanagida Aiko
styling_Nakako Nao
hair&make-up_Fukuda Asuka
model_Evelyn
coordination_Yanagida Aiko
text_Ritsu Osoi

 

FUDGE vol.196 2019年10月号より

 

 

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