CULTURE & LIFE

 

岐阜県にある神秘的な「静けさと自然に帰る」場所、「瞑想の森」

10年ほど前にスウェーデンにある「森の墓地」へ行ったことは、今でも私の人生の財産となっています。「森の墓地」とは、「北欧モダンの父」エリック・グンナール・アスプルンドが生涯をかけて築いた建築。世界遺産です。広大な森には、約12万もの墓石が静かにたたずんでいました。

 

スウェーデンでは「死者は森へ還る」と考えられています。そもそも日本では人が亡くなるとバタバタとお通夜をして、お葬式をして。家族が故人を思い出し、懐かしみ、悲しむ時間はあまりありません。スウェーデン人に「なぜ日本人は人が亡くなると急いでいろいろと済ませようとするの?」という質問に衝撃を受け、うまく答えられなかったことを覚えています。

 

木が生えている丘は「追憶の丘」と呼ばれ、スウェーデン最大の散骨の場。自分の骨をお墓の下に収めるか、この丘に散骨するかは自らが生前に選ぶそう。3分の1の人が散骨を選び、この丘に眠ると言われています。

 

「森の墓地」は墓地というより公園のよう。墓地の設計コンペには他にも名乗りをあげていた建築家もいたのですが、木を切り倒して建物を建てるような案ではなく、アスプルンドの森を最大限生かした考えが採用されたのです。コンペの作業に取り掛かったアスプルンドはまだ28歳だったそう。

日本に帰ってきても、「森の墓地」での光景が頭から離れず、日本にもこんな墓地はないのかと探してみました。そして見つけたのが岐阜県にある「瞑想の森」。なんとこの建物、市営の斎場なんです。一見コンサートホールのようにも見えるこの美しい建物は世界的に有名な伊東豊雄さんの設計。雪の積もる中、しばらく池越しにこの神秘的な建物の全貌を眺めていました。特徴的な屋根の曲線は周りの山の曲線と一体となり、優しく浮かぶ雲や、やわらかい風、鳥の翼などを感じさせるような不思議な存在感。

 

斎場といえば「暗い」「空気が重たい」「近寄り難い」などの印象が一般的ではないでしょうか。中に入ると、ここはまるでどこかのモダンなホテルのロビーのよう。大きなガラス越しにやわらかい光が降り注ぎ暖かく、死を感じさせるようなものは何もなく、あまりの心地よさに気づくと目を閉じてしまっていました。

 

この斎場は「静けさと自然に帰る」をコンセプトに作られたのだそう。墓地や斎場というと亡くなった方のためのものと思われがちですが、ここは故人を見送る人のための場所でもあるのだなと、スウェーデンの「森の墓地」と通ずる所がありうれしく感じました。

こちらは市営斎場ですので見学の時間が限られており、

・見学できる時間は午前9時~9時30分の間だけ

・1月1日および友引の日は見学できません

・見学時間外は、斎場外からの見学もできません

と、なかなか見学が難しいのでもし行かれる際はご注意を。

 

お土産・ギフト・お祝い・なんでもピッタリ!「ツバメあんこサブレ」のギフトボックス

「瞑想の森」の近くに、以前「ツバメわらび」でご紹介した「ツバメヤ」があります。今回はこちらのお店の「ツバメあんこサブレ」セットをご紹介します。

ツバメヤ柳ヶ瀬本店は、岐阜駅から少し北にある「柳ヶ瀬」バス停のすぐ近く。柳ヶ瀬の街に恩返しができたら。そして、岐阜の街の灯りのひとつになれたら。そんな想いを胸に2010年にオープンしたのだそう。

 

今回ご紹介したいのが、この「ツバメあんこサブレ」のセット。

 

箱を開けてみると「ツバメヤあんこ」と「ツバメサブレ」が。シンプルでどこか懐かしいパッケージデザインです。

 

「ツバメヤあんこ」はパンパンにビニル袋に入っていてフォルムがかわいいです。

 

十勝産特別栽培小豆と種子島産粗糖のコクを生かして炊き上げた風味豊かなツバメヤ自慢の粒あん。セットのサブレはもちろん、小倉トーストやぜんざい、おしるこミルクなどにも。

 

「ツバメサブレ」は、さくっほろっとした食感の中に、国産ディンケル小麦全粒粉が豊かに香る和サブレ。

 

サブレに粒あんを乗せると小豆の甘さとサブレの風味が混ざり合って最高の組み合わせに!

お土産だけでなく、ギフトやお祝いなどにもぴったりのかわいいセットです。あっという間になくなってしまいそうで、大切にいただきました。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

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