CULTURE & LIFE
メキシコシティの死者の日、オアハカの民芸、メキシカンフードについて書いてきましたが、ほかにもまだまだある魅力的な場所をご紹介します。
陶器が好きな人におすすめしたいのは、メキシコシティから東に車で2時間半ほどの場所にある街プエブラ。スペインから伝わり、プエブラで作り続けられている陶器タラベラ焼きで有名。街にはたくさんの工房やお土産店が並びます。
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洗練された「タラベラ・デ・ラ・レイナ」のタラベラ焼きは、どれも素敵。
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カラフルな絵付けされた「アルマンド工房」の陶器。
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マーケットに並んだ、お手頃価格の器。
世界文化遺産にも登録されている、プエブラの歴史地区。街中にもタイルがあふれ、思わず写真を撮りたくなる、こぢんまりとしたかわいい街です。
また車で30分ほどの小さな町チョルーラには、色鮮やかな装飾の教会も数多くあり、建築好きが訪れるそう。
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外壁にタラベラ焼きを施した、16世紀に建てられたサンフランシスコ・アカテペック教会。
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ウルトラバロック様式といわれる、サンタマリア・トナンチントラ教会。教会内の装飾も煌びやか。
チョルーラには、土や草木に埋もれたメキシコ最大のピラミッドがあります。その頂上にはスペイン人が占領後に建てた教会があり、地元の人が参拝するほか、観光客がカラフルな街を一望することができます。
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プエブラからチョルーラまで、直行できる電車も。
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駅の周辺には、かごなどの民芸品の露店が並びます。
オアハカに行くならぜひ足をのばして行きたい、絶景スポットが「イエルベ・エル・アグア」。数千年にわたって山の上にミネラルをたくさん含んだ水が湧き出し、石灰質が固まって蓄積した不思議な地形です。湧き出した温泉は天然のプールといわれ、泳いでいる人もいるほど。また石灰岩が山の側面をつたい、滝のように固まった石の滝も。断崖絶壁に立って写真を撮るのはなかなかスリリングですが、一見の価値があります。
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軽いトレッキングのような山道なので、ぜひ歩きやすい格好で。
オアハカから1時間半ほどの、サンタ・アナ・セガッチェという小さな村には、絵本に出てくるようなかわいい教会があります。
見どころがたくさん、さまざまな楽しみ方ができるメキシコ。11月の「死者の日」のほか、7月には「ゲラゲッツア」というオアハカ州内8地域の先住民の代表者が集まり、踊りを披露するお祭りも。もちろん、かごをはじめとする手工芸品、おいしいチョコレートやチーズなどの買い物も楽しい。テーマを決めて旅するのにぴったりの国です。また旅を自由にできるようになったときの、行き先の候補としていかがでしょう?
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オアハカで遭遇したパレード。「ゲラゲッツア」でも頭の上にかごを乗せ、民族衣装をきた人々が踊るのだそう。
取材協力:アエロメヒコ航空 https://aeromexico.jp
PASELA/メキシコ観光 https://pasela.mexicokanko.co.jp
text・photo:赤木真弓
フリーランスの編集・ライター。暮らしまわりの雑誌や書籍などで執筆をするほか、旅好きライターユニットauk(オーク)としても活動している。著書に『ラトビア・エストニア・リトアニアに伝わる温かな手仕事』、『好きを追求する自分らしい旅の作り方』(ともに誠文堂新光社)、『オランダ・ショート・トリップ』、『ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター)ほか。greenpoint books & thingsとして、イベントなどで古書の販売もしている。
赤木真弓の著書はこちら
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