CULTURE & LIFE
忙しい毎日が続くと、ふとどこかに旅立ちたくなることがあります。都内から土日で出かけられるところはないか、、と、考えている人にオススメの場所があります。それは、伊豆大島。場所は伊豆半島の東側。意外と近場と思われるかもしれませんが、実は伊豆大島は大自然の宝庫。あまりの異世界に驚くこと間違いなし!小トリップにはオススメなのです。
トリップ感をより楽しみたい方は、東京竹芝港から夜に出発し、朝に着くフェリーをオススメします。高速ジェット船に乗るとなんと1時間45分で着いてしまいます。夜発のフェリーに乗ると、もれなく東京と横浜の夜景を特等席で楽しむことができます。
伊豆大島は「伊豆」と言っているのですが実は東京都の島。海は吸い込まれそうな深い青で、とてもキレイです。
大島では「バウムクーヘン」と呼ばれるこの地層は、1953年道路建設工事中に偶然発見されたもの。道沿いに長さ630m、高さ24m程に渡って続いています。この地層の断面は伊豆大島の過去の火山噴火を物語っており、約15000~20000年以前のものだそう。
伊豆大島には国土地理院が発行する地図に唯一「砂漠」と表記されている場所があります。伊豆大島の象徴ともいえる三原山の度重なる噴火によって流れ出たマグマが大地を焼き、一面黒い世界を作り上げています。噴火後も風が強く吹きぬける場所であるため、植物が定着しにくく、いわゆる「砂漠」的な光景がひろがっています。直径350m、深さ200mある三原山の大火口は巨大な隕石が衝突したかのよう。今も至る所から蒸気が出ていて、地球のパワーを感じます。
溶岩から逃れた軌跡の神社「三原神社」。1986年に火山が噴火した時、溶岩は神殿をさけ、三原神社は無事だったことから、奇跡の神社とも呼ばれています。避けている溶岩もそのままの状態で固まっているので間近で見ることができます。
美しい海岸線沿いに立つ印象的な純白のオタア・ジュリアの十字架。神津島へ遠島になったオタア・ジュリアに因んだものです。
伊豆大島のたい焼きカフェ「島京梵天」のたい焼きは、なんと羽根がお隣の鯛までのびています!なんという贅沢!
さて、何をお土産にしようと悩んだ時に出会ったのがこの牛乳せんべい。工場の前を通った時の甘く香ばしい香りに誘われて、牛乳せんべいのレトロなブリキ缶に一目惚れ。中のせんべいは伊豆大島の搾りたての牛乳をふんだんに使い、卵、砂糖、バター、小麦粉を材料に、水はいっさい使わず、自然の素材のみでつくるのだそう。昔どこかで食べたことのあるような、懐かしい味。パリパリと硬めで食べごたえがあり香ばしく、噛むほど味わい深い。
「牛乳煎餅」の渋い刻印からも牛乳せんべいの歴史を感じます。伊豆大島にトリップしたらぜひ試していただきたい逸品です。もちろんお土産にもオススメです。
【過去の「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!はこちら】
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