CULTURE & LIFE
今年も1か月続いたラマダンがようやく終わりました。長かったー!
ホテルや空港を除く多くのお店が20:30ごろまで閉まっているイランのラマダン 。
ようやく日中も外に出よう!と思える時期がやってきました。
イランといえばやっぱりペルシア絨毯!
さて、今回はイラン名物のひとつ、「ペルシア絨毯」についての記事を。
絨毯屋さん、絨毯の倉庫、はたまた宮殿をはじめとする観光地、ホテルやお家、
イランでは生活の中の様々な場所で絨毯を目にします。
そんな中でも、観光に来たら是非訪れたい、
テヘラン市内にあるペルシア絨毯の博物館を紹介します。
テヘラン市の中心部、日本でいう東京大学に相当する大学であるテヘラン大学の近くに
「イラン絨毯博物館」があります。
中に入ってみると、まずは大きな大きな絨毯が!これはまだまだ入り口。
どんどん中に入っていきましょう。
イランの各地で織られた絨毯がズラーッとならぶ姿は圧巻です。
タブリーズ産、エスファハン産、コム産、カーシャーン産、ケルマン産…
作られた都市や年代によって、デザインや色合い、素材が全く違うので、
見ていて飽きません。
全土から集められたアンティーク、古いものでは数百年前のものも。
角度によって、光り方、色が異なって見えるのもペルシア絨毯の醍醐味です。
大きくはない博物館なので、
1.5時間程度あればゆっくり見て回れるかと思います。
最近訪問したところ、敷地内にかわいいカフェもオープンしていたので、
そちらも合わせてオススメです!
タイミングが合えばラッキー!絨毯の展示会
つい最近のことですが、
絨毯博物館のすぐ隣で、絨毯の展示販売会が行われていました。
(今年はラマダンの時期だったので、18:00-24:00という開催時間でした。)
以前ご紹介した新年を迎えるためのイベント(まえの、お正月準備市のリンク)と似た作りで、
テントの中にイラン全土から集まった絨毯屋さんがお店を構えます。
いわゆるシルクやウールでできたペルシア絨毯だけではなく、
最近日本でも人気の民族系のギャッペやキリム、
さながら絵のように見える飾る用の絨毯など。
一口に「ペルシア絨毯」とまとめることが難しいほどのバリエーションです。
このようなイベントは年に数回、絨毯博物館の隣だけではなく、
さまざまな土地で行われているよう。
残念ながら、次はいつ・どこで開催されるのかはわかりません。
もしタイミング良く訪れることができればラッキー!な絨毯の展示会。
イランの絨毯の歴史、そして技術は奥が深いなと感じるイラン生活2年目でした。
text:Mami Yamada
◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より
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