CULTURE & LIFE
「サブスクリプション」というサービスはコロナ渦を経て、それまでの、音楽や洋服などから一気に食べ物の世界にも浸透してきています。「買いに行きたいけど遠いお店」や「大好きなお店の味」だっり、わざわざ出かけなくても、わたしの元へ送ってくれるサービスは、とても便利。もともと、「わざわざの価値」を求めて、美味しいものを求めて旅行をしていたのですが、このご時世、やはり出かけることはなかなか簡単ではなくなりました。その時に、生まれてきたのが、お菓子やパン、コーヒーの「サブスク」。「お取り寄せ」と違って、申し込めば、毎月、送ってきてくれるサービスなので、便利です。スケジュールがわかれば、それに合わせてこちらも準備できますし。
とは、いうものの、天邪鬼で「いろいろ試したい」から、サブスクよりその時に食べたいものを購入したい!実は、お菓子やパンのサブスクは利用したことがありません。待つより、行く方が好きでもあります。
Index
インターネットで予約して受け取るスイーツ
「出町ふたばの豆餅」
何年か前に、京都にいった時に、たまたま、デパートの私がいた場所で、「出町ふたば」の豆餅の販売が始まり、運よく買うことができて、その時が初めての「出町ふたばの豆餅」で、美味しくて感動しました。
京都に行くときは、神社巡りに忙しく、並ぶお店に行く時間がなく、名前を聞いたことはあったけど、まだ食べたことはなかった「豆餅」。美味しかった思い出でしたが、ある日、インターネットを見ていたら、伊勢丹のオンライン予約で買うことができることを発見しました。
“「出町ふたば」豆大福の美味しさの秘密はどこに!? 人気の4つの理由。”
https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f3/demachifutaba_f
このことに気づいたのが今年の2月。月末に予約をして、翌月末に受け取る。1ヶ月待たせられて受け取った「豆餅」は、「やはり、美味しい!」のでした。
丸々とした赤えんどうが、満遍なく、お餅に包まれて餡子を取り囲んでいます。
5月の予約分で、一時中断していた「出町ふたばの豆餅」が、なんと、8月から始まった「マンスリースイーツ」の9月に再登場しました。「出町ふたばの豆餅」は、銀座と日本橋の三越でも店舗受け渡しがあります。予約開始が伊勢丹より少し早くなっているので、ご注意ください。(伊勢丹は3個入り、三越は5個入りです)
「マンスリースイーツ」は、入手困難なスイーツをオンラインでお取り寄せできるというサービスで、焼き菓子は月末に配送してくれるのですが、生菓子は店舗受け取りになります。翌月の「マンスリースイーツ」のお知らせは、月末に案内があり、翌月1日の午前10時から、インターネット予約開始です。10分くらいですぐに売り切れてしまうので、毎月1日はドキドキです。
本確的な「マンスリースイーツ」が始まる前の7月は、「鎌倉紅谷」のクルミッ子の切り落としと神戸の人気洋菓子店「マモン・エ・フィーユ」の焼き菓子セットの販売がありました。
「鎌倉紅谷」のクルミッ子の切り落とし
クルミッ子の切り落としは、公式オンラインショップで人気の商品で、一度買おうと思ったけど買えなかった思い出のある商品。製造時に出る切り落としなので、確かに、生地の部分が多めで、サクサクした味わいでした。こういう風に、長いままで届くので、食べる時に、好きな大きさにカットしていただきます!
「マモン・エ・フィーユ」の焼き菓子セット
白い箱に入って到着。
ベルベットのリボンがかけてあり、高級感が漂います。箱を開けると、焼き菓子がぎっしり。フィナンシェ、フロランタン、ブランデーケーキなどなど。日持ちもするので、毎朝1個、朝食としてコーヒーと一緒に楽しみながらいただきました。
最近のお気に入りのスイーツ
初夏の頃からとても気になっているスイーツが、「リ・オレ(Riz au lait)」です。お米のプリンのようなもので、お米を牛乳で炊いて甘くしたデザートです。フランスでは家庭的なデザートということで、各家庭の味があり、また、スーパーなどでもパックに入って売られている、一般的なスイーツです。
今年の5月に、予約が取れないことで有名な人形町にある「en face」で、デザートのメニューに「Riz au lait」の文字を見つけて、食事の前からデザートはリ・オレ一択で、それ以来ブームが到来しています。
食後のデザートというよりは、しっかり一皿です。甘いリ・オレに、酸味のきいたフルーツのソース、それにクランブルで歯応えもしっかり。
フランスのスーパーにあるなら、カルディにあるかな?と探してみても、テイクアウトをして家で食べるスイーツとして販売しているお店を見つけることができず何ヶ月か経ちました。8月になって、新聞で、お米の消費を支援するプログラムとして、産直通販サイトの「食べチョク」が虎ノ門でリ・オレを提供しているという記事を見て、テイクアウトしたのがこちら。
持ち帰りの際に斜めになったりで、少し見た目に影響が出ていますが、「うちで食べるおやつ」といういう感じで、気軽に食べたい時にぴったりのボリュームで、こういうリ・オレを作ってくれないかな?と誰ともなしに期待しています。
そして、誕生月が同じ女友達との恒例のバースデーランチに、いつものQED CLUBへ予約を入れた際に、「デザートにリ・オレをお願いできれば。。。」と伝えたら、当日、こんな素敵なリ・オレが登場。
フランスの家庭の味が、アシェットデセールに美しく昇華されていて、飴細工の中にリ・オレと赤ワインで煮た巨峰や無花果が入っていて、秋の恵みの絵のようなデザートでした。
「やはり、レストランで食べるデザートなのかしら」と、それでも、探し続けて見るものの、やはり、普通に買うことができるデザートにリ・オレは見つからず。すると、ランチをした翌週に、今度は伊勢丹へ鎌倉の「Regalez vous(レガレヴ)」がトレンドスイーツにやってくる、というニュースを発見。まだお店に伺ったことはないのですが、早速、朝一番で買いに行きました。
塩キャラメルの上にリ・オレ、その上にフレッシュマンゴー。苦味・甘味・酸味がバランスよく、とても美味しかったです。
この形で販売できるなら、是非とも、みなさん、テイクアウト用に作っていただきたい!(でも、その前に、お店に伺って、その場で食べたい!)
日本人は、お米を甘く煮る、ということ自体が苦手ということで、日本ではあまり人気がないというリ・オレ。お米の粒が気になるというのなら、タピオカなど、なぜ、人気になったの?パンプディングはOKで、お米だとNG?いろいろ謎はありますが、私の今一番お気に入りのデザートが、リ・オレです。
リ・オレと入れて検索をすると、トップに出てくるのはレシピで、お店の情報になかなか行き着かないのですが、根気よく探して行きたいと思います。
ここでしか買えない、賞味期限は今日中、という特別感
そんなお菓子の一つが、「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」の「こぐま焼き」です。10月5日から新宿伊勢丹の地下に誕生したCONGALI。この「こぐま焼き」は午後3時から発売です。(昔、「3時のおやつは文明堂〜」というコマーシャルがあり、白いこぐまがダンスをしていました)先日、5時過ぎに行ってみると、ラッキーなことにラスト2個をゲットできました。つぶらな瞳に食べるのを躊躇してしまいますが、カステラ部分はしっとり柔らかく、中の餡は滑らかで、おいしかったです。これは、なかなか手に入れるのが難しくなりそうです。
人形焼というには可愛すぎるし、結構大きめ。
“「匠の焼き菓子 CONGALI(コンガリ)文明堂 こぐま焼き」”
https://www.bunmeido.co.jp/congali/news/3/
サブスク というのは会員専用のサービス。音楽などは、選択肢がたくさんある中で、自分の好きを選んで聴けるけれど、スイーツなどのサブスクは、そのお菓子屋さんや会社が選んだものを受け取るサービス。わたしは、好きなものを好きな時に食べたい派なので、スイーツなどはサブスクより、お取り寄せがあっているようです。
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