お肌にも環境にもやさしい自然派の【オーガニックコスメ】。
興味はあるけれど、「ちゃんとお肌に効いてる？」「発色はいいの？」「正直よく分からない！」
なんて疑問を持っている人も多いのでは？

ここでは【オーガニックコスメ】のもつ効果から、注目の「ブランド・アイテム」まで、
Beauty Director・植物療法士の新井ミホさんにお話を伺いました。

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ビューティ誌やウェブメディアなどで、さまざまな【オーガニックコスメ】をPRし、活躍するラキャルプ代表の新井ミホさん。

 

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【オーガニックコスメ】とは？

「オーガニック栽培（有機栽培）で育てられた植物や花々を主な原料として作られたコスメのことを示すことが多い【オーガニックコスメ】。

日本には【オーガニックコスメ】認証を取得したコスメはもちろん、認証を取得していなくてもこだわりの有機原料を使用してつくられた素晴らしい【オーガニックコスメ】が数多くあります。

基本的に動物性の原料は【オーガニックコスメ】には含まれませんが、ブランドによっては野生の「蜂蜜」などを原料の一部に使用する場合もあります。

【オーガニックコスメ】業界では、「オーガニック」という言葉は、思想でありライフスタイル（暮らし）であるという考えもあるので、天然ミネラル（鉱物）や湧水なども【オーガニックコスメ】に使用することもあり、ブランドの考え方によって成分はさまざま。

とはいえ、既存の【オーガニックコスメ】は有機栽培の素材を使用したコスメが多数です」（新井さん・以下同）

※有機栽培とは、農薬や化学肥料などに汚染されていない大地で育まれた植物や花々のこと。

 

【ナチュラルコスメ】とは違うの？

「【ナチュラルコスメ】は自然原料をベースにつくられた「コスメ」を示します。自然由来の原料で作られているのが前提なので、動物性・植物性は問いません。

有機栽培ではなく、育てられた植物や花々の原料でつくられたもの、化学成分を一切使用していない自然由来原料でつくられるものを【ナチュラルコスメ】といいます。

似ているように感じますが、【オーガニックコスメ】と【ナチュラルコスメ】は、「素材・考え方」が異なるビューティアイテムなのです」

 

【オーガニックコスメ】の使用感や効果、特徴はどんな感じ？

photograph：Masahiro Tamura[FREAKS]
hair&make-up：Yoko Yoshikawa　styling：Mina Takaue　model：Eri Tachibana

（kiitos. vol.14より）

「自然の植物や花々の恵み（エネルギー）をしっかりと肌に感じられる【オーガニックコスメ】。

自然由来だからこそ肌にやさしいだけではなく、肌をしっかり育成するためにときに力強く作用するので、植物や花々のアレルギー反応を起こす人もいるかもしれません。

でも、肌不調を解決する美肌への「効果」も感じることができるんですよ。

「自然のチカラは偉大」で、私たちが病気のときに病院で処方される薬は、元々は生薬といわれ自然の植物や花々を原料にして作られてきました。

その恩恵を肌にいただくことができるのが【オーガニックコスメ】です。

ブランドやメーカーが推奨する目的に合わせた使い方をすることで、肌のお悩みや不調を改善することも可能になりますし、自分の肌本来がもつチカラを底上げすることもできる！

個人差はもちろんありますが、健康な肌を育むことが可能になります。

また、オーガニックコスメの多くは、自然の香りも楽めるのも魅力のひとつ。
癒しやリフレッシュ効果など、気分を整える作用があるものが多いのも特徴です。

肌効果だけではなく香りの効果も意識してみると、自分の気持ちや身体とも向き合えて興味深く使うことができるんです」

 

【オーガニックコスメ】は自分の肌に相性の良いものを

「【オーガニックコスメ】は、不調を整え健康な肌をキープしてくれる、まるで処方箋のようなビューティアイテム。

敏感肌、乾燥肌、オイリー肌、エイジングケアやニキビケアなどお悩み別に提案しているものなど、たくさんの種類があります。

だからこそ、時にアレルギーや肌不調の改善がみられない、自分と相性の良くないものは使用をストップする判断も必要になります。

なによりも自分の肌に合う【オーガニックコスメ】を見つけることが大切。

可能なら専門店に足を運び、テスターなどで試してみて、自分で「心地よい」「良い香り」など特徴をリアルに感じてから使用するのがおすすめ」

 

【オーガニックコスメ】おすすめスキンケアブランド3選

お肌の底力を上げてくれる逸品【オーガニックコスメ】をピックアップ！
ぜひ試して、その効果を感じてみて。
リピ買いしたくなるはず！

①《アルジェラン》モイストクリア ローション エンリッチ

《アルジェラン》独自の精油の調合に新たなアプローチを加え、植物が巡る、渾身のスキンケアシリーズが誕生！
世界最大のオーガニック認証機関である「エコサートグリーンライフ」のコスモスオーガニック認証を受けたこちらの新シリーズ（一部アイテムを除く）。

今回はシリーズの主役の化粧水をピックアップ！

高い浸透力で角質層の奥までじっくり届き、豊かなとろみがまるで美容液のように深く贅沢なうるおいを与えてくれる極上の1本。
肌の自ら水を巡らせる力に着目し、ウンシュウミカン果皮エキスに加え、ザクロ果実エキスを配合。
包み込まれるような精油の香りも楽しんで。

うるおいで満たし、ふっくらと弾むようなハリ感を実感できるはず。

アルジェラン モイストクリア ローション エンリッチ
180mL ¥1,650（税込）

●問い合わせ●
マツモトキヨシお客様相談室
0120-845-533（受付時間 10：00 〜22：00／年中無休）

 

②《HANAオーガニック》オーガニックホワイトクリーム

オーガニック処方で医薬部外品を実現し、業界初のシミ対策美白クリームが誕生！

「“気になるシミ”にきちんと効いてくれる、オーガニックな美白ケアが欲しい！」
「肌トラブルの心配なしに毎日塗り続けられて、これから濃くなりそうなシミ予備軍の表面化も食い止めてくれる」

そんなお肌の願いすべて満たしてくれる天然由来成分100％の〈医薬部外品〉美白スポットクリームが《HANA ORGANIC》から登場！

オーガニック処方の美白の効果を3ヶ月で存分に感じられる。（※個人差があります）
自然派女性が本当に欲しかった“このシミ”に心おきなく塗り込める業界美白スポットケア。

できてしまったシミに、朝鮮アザミや独自の花精油や5つの和漢植物など、「オーガニックホワイトクリーム」に閉じ込められたさまざまな成分がメラニンの速やかな排出をサポート。

紫外線がキツくなるこれからのシーズン。
なくてはならないアイテムになること間違いなし！

HANA ORGANIC オーガニックホワイトクリーム
15g ￥5,500 （税込）

●問い合わせ先●
えそらフォレスト株式会社(HANA ORGANIC)
0120-052986（受付時間11：00〜16：00／年末年始除く）https://www.hana-organic.jp

 

③《フレナバ ナチュラル アンド オーガニック》クレンジングクリーム

 

今年の2月にリリースされた《フレナバ ナチュラル アンド オーガニック 》の「クレンジングクリーム」。

創業1625年の日本酒メーカー《福光屋》とオーガニック化粧品市場の第一人者《コスメキッチン》が手がけた渾身のスキンケアシリーズ。

金沢で最も古い歴史と伝統を持ち、 米と水だけで日本酒を醸造する稀少な純米蔵《福光屋》が、酒蔵で働く職人の手肌の美しさに着目。

米醗酵の恵みをベースにした自然派化粧品の開発と研究を重ねて生まれたシリーズからピックアップするのは、ＪＮＯＣＡ（日本ナチュラル・オーガニックコスメ協会）オーガニック認証を取得したクレンジングクリーム。

限りなくミルクに近いテクスチャーで、肌に負担をかけず、なめらかな洗い上がりを実現。

ファンデーションやポイントメイクに素早くなじみ、すっきりときれいに落としてくれる。
保湿成分の酒粕エキス、コメ発酵液、酵母エキスのほか、酒粕パウダー配合でしっとりとなめらかなお肌に。

《使用方法》乾いた手のひらに適量（さくらんぼ大）をとり、肌を軽くマッサージするようになじませた後、ぬるま湯で洗い流してください。

FRENAVA natural & organic
120g ￥4,180（税込）

●問い合わせ先●
株式会社 福光屋
0120-003-076　www.fukumitsuya.com/cosme/

 

効く！【オーガニックコスメ】おすすめメイクブランド3選

有機栽培の素材で作られた【オーガニックコスメ】。

発色の良さが気になるところですが、そんな心配はご無用。
肌なじみが良い上に、しっかりとキレイな色味に仕上がります。
メイクポーチのスタメン必至！

④《ザ パブリック オーガニック》精油カラーリップスティック

100％天然由来成分、100％天然石由来発色の「精油カラーリップスティック」。
オーガニック認証を取得したこちらは、女性らしさを引き出すネロリ精油×イランイラン精油の香りが特徴。

着色にこだわったこのリップは、唇を濃厚に保湿する植物オイルがたっぷりと配合されていて、つややかな口元が顔色をいっそう華やかに！

カラーは
「グレースフルローズ」
「ノーブルローズ」
「センシュアルローズ」
「バーニングローズ」

メイクに合わせて選べる4色展開。

クレンジング不要で、石けんでメイクオフできるのも嬉しい。

ザ パブリック オーガニック オーガニック認証 精油カラーリップスティック（全4色）

3.5g 648円（税抜）

※ドラッグストア、バラエティショップで発売

 

⑤《ビオールオーガニクス》リキッドパウダー エアレスクッション オーガニック アクア美容液ファンデーション

2015年に日本で初めて国産クッションファンデーションを発売した《ビオールオーガニクス》。

2020年7月には防腐剤、シリコン、紫外線吸収剤、石油系界面活性剤など、合成香料フリーの天然由来100％のクッションファンデーションをリリースし、「マスクにつきにくい」「汗に強いのに石けんで落ちる」「肌が呼吸できる感覚」「日焼け止めがいらない」とのクチコミが広がり、注目の的に。

マスク生活でファンデが売れないと言われる中、「１日で10万個」を販売（※）するという大ヒットを達成した《ビオールオーガニクス》。（※ショップチャンネルにおける販売）

ここでピックアップするのは、この春デビューした「エアレスクッション オーガニック アクア 美容液ファンデーション」。
「ベタつきを抑えつつ保湿はしっかり」をテーマに、さらにマスクに付着しにくく。

主要成分の「水」をすべて「国産オーガニックダマスローズ」に変更し、これまでにない贅沢なスキンケアファンデーションに仕上がっている。

エアレスクッション オーガニック アクア美容液ファンデーション
SPF50+ PA++++（紫外線吸収剤不使用）￥5,400（税別）

●問い合わせ先●
株式会社グレイスプラス（BIOR ORGANICS事業部）
カスタマーサービス 03-6277-1021

 

⑥《HANAオーガニック》塗香ルミナイザー（お香＆マルチハイライター）

天然100％のオーガニックバームに、白檀パウダーとハイライト効果のある真珠と天然ミネラルのパウダーを練り込んだ「塗香ルミナイザー」。

細やかで繊細なパールをツヤを与えたりトーンアップしたい顔のパーツにONして生き生きとした表情に。深い安心感を与えてくれる香りにもうっとり！

《使用方法・パーツ》
•アイグロウとして、また頬骨や顔の高い位置にたたくようになじませてTゾーンのハイライトとして。
•マスクで目がいきやすい耳へのイヤーメイクもおすすめ。耳たぶにピアス替わりに光を与え、顔周りを明るい印象に。
•指先、デコルテなどきらめきを与えたいところに。

HANA ORGANIC 塗香（ずこう）ルミナイザー
お香＆マルチハイライター　8g￥3,850（税込）

●問い合わせ先●
えそらフォレスト株式会社(HANA ORGANIC)
0120-052986（受付時間11：00〜16：00／年末年始除く）https://www.hana-organic.jp

 

【オーガニックコスメ】使っていくうちにい肌の底力がアップする！

Beauty Director・植物療法士のラキャルプ 代表 新井ミホさんと
【オーガニックコスメ】との出会いとは？

「約20年前に100％ナチュラルでオーガニック原料を使用した海外の【オーガニックコスメ】に出会ったんです。

それまでは、オーガニックナチュラルは“やさしい”という印象。

その【オーガニックコスメ】は“効くオーガニック”、“アンチエイジングができるオーガニック”コスメ。

高感度な大人のキャリアウーマンの悩みや不調を解決するために作られたもの。
正直、衝撃を受けました」

と答えてくれました。

「さらに、心地よいテクスチャーと香りに癒され、
五感に響く感覚に驚きました」

【オーガニックコスメ】に魅了され、
そして徹底して肌の悩みに応え「効く」ことが前提だったことに感銘を受けた新井さん。

そこから興味を持ち世界中の【オーガニックコスメ】を試すようになったと教えてくれました。

同時に、肌悩みがある人はもちろん、おしゃれを楽しむファッション好きな女性たちにも広がるものだと感じたのだそう。

実際に20年たった今、確かに【オーガニックコスメ】は、美しくありたい女性たちの願いを叶え、暮らしを楽しむアイテムとしても存在しています。

 

「kiitos.（キイトス）」は【オーガニックコスメ】など美容情報が満載

おしゃれに敏感な女性が気になる自然派のビューティ&ヘルシー情報が詰まった「kiitos.（キイトス）」では、ヘアやメイク、スキンケアなど、外側を磨くことはもちろん、内側からも美しく、健康的でいることも大切にしたいと願う女性たちに、自分の心と身体が自然と求めるティップスを提案。

ビューティ&ヘルシー誌「kiitos.（キイトス）」で【オーガニックコスメ】情報をチェックしよう！

 

●kiitos.（キイトス）●
季刊 発売日：3,6,9,12月の23日
¥800（税込）デジタル版

 

photograph：Masahiro Tamura[FREAKS]
hair&make-up：Yoko Yoshikawa　styling：Mina Takaue　model：Eri Tachibana（kiitos. vol.14より）

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