ONKUL
コロナの状況が不安定ないま、旅はおろか外出すらままならない。
そんなうっくつした状態を取っ払うべく、ここでは、日本のおへそとも言われる滋賀県のお土産を探してみました。
かの織田信長も豊臣秀吉も城を構えた、 近江国の逸品をどうぞ!
日本一の湖【琵琶湖】を有する、肥沃な土地が育む伝統を訪ねて
日本一の琵琶湖をもつ日本のおへそ的な位置の滋賀県は、湖、水だけではなく地下水脈も多く、恵まれた水資源を有します。
作物をつくり、真珠を育て、茶を沸かす…… 水は滋賀の人々の暮らしを豊かにしてきました。
湖国が生み出す魅力的なお土産はまさに逸品揃いです!
お家で大人な女子旅!【滋賀】お土産 うまいもんいいもん
甘いものから、かわいいものまで、 旅の思い出に連れて帰りたい、 滋賀生まれのいいものいろいろをピックアップしてみました。
①【神保真珠商店】のびわ湖真珠のブレスレットとキーホルダー
琵琶湖で1950年にスタートした真珠の養殖。
一時期勢いは衰退したものの、環境の改善と養殖技術の向上により改めて注目されている。
左・浜揚げして数十年経過した、希少なビンテージパールのブレスレット。¥15,000
右・見る人が見れば一発でわかる?!琵琶湖形キーホルダー。真珠を育む「池蝶貝」で作られている。¥4,000
【神保真珠商店】
住所:滋賀県大津市中央3-4-28
open:18:00
休:火曜、第2・4水曜、祝日定休
tel:077-523-1254
URL:jinbo-pearls.jp
②【和ろうそく大與】の色ろうそく(高島市)
創業は1914年、燃え方と原料にこだわり、職人がつくる和ろうそくを今 に伝える「大與」。
仏事、茶事に使われる伝統的なものから、インテリアショップで扱われる現代的なものまで多岐にわたる。
「色ろうそく 春夏秋冬」は、6色の和ろうそくと、美しいイラストの描かれたパッケージのセット。冬版 は琵琶湖西方にある比良山系が描かれている。¥1,200
【和ろうそく大與】
住所:滋賀県高島市今津町住吉2-5-8
open:9:00〜18:00
休:土・日・祝 日定休
tel:0740-22-0557
URL:warousokudaiyo.com
③【和た与】の丁 稚羊羹 (近江八幡)
近江八幡から全国へ丁稚奉公に出た子どもたちが、帰省後に奉公先へ土産として持ち帰ったのが「丁稚羊羹」。
丁稚さんでも買える安 価なものだったといわれている。近江八幡の城下町で157年続く「和た与」では、小豆、砂糖、小麦粉を練り合わせ、香り高い天然の竹皮に包んで蒸しあげたものを販売している。
モチモチとした食感で甘さは控えめ。
糖度が 低いため日持ちはしないが、生菓子のような風味が楽しめる。1本¥300
【和た与】
住所:滋賀県近江八幡市玉木町2-3
open:9:00〜18:00
休:火曜定休
tel:0478-32-2610
URL:www.watayo.com
④【ナンガ】のミニスリーピングバッグ携帯ケース(米原市)
滋賀県に本社を構えるダウンメーカー〈ナンガ〉。
良質な羽毛にこだわったスリーピングバッグやジャケットを製造している。
独自の縫製技術に より生まれる商品は、数々のアウトドアブランドも一目置くほど。
寝袋を小さくした携帯ケースは、カラビナがついているので、バッグにかけて使用することもできる。
都内にもショップあり。各¥2,500
【ナンガ】
(本社)滋賀県米原市本市場182-1
tel:0749-55-1016
URL:nanga.jp
⑤【大津絵の店】の大津絵 瓢〜ふくべ〜(大津市)
風刺画として大衆に親しまれてきた大津絵。
江戸後期には主に護符として広まった。
縁起物の瓢箪(ひょうたん)に描かれているのは「雷様が太鼓を落として慌てて吊り上げようとする図」で、“どんな熟達したものでも時に失敗することがある”という意味を持つ。
大津絵独特の色調で、一つひとつ手で描かれているため、味わい深さも格別。¥1,500
【大津絵の店】
住所:滋賀県大津市三井寺町3-38
tel:077-524-5656
open:10:00〜17:00
休:第1、第3日曜定休
URL:www.otsue.jp
⑥【乃利松食品 吉井商店】の八幡赤こんにゃく(近江八幡)
近江八幡で一般的に食べられている赤こんにゃく。
色の仕組みは食品 添加物、「 三二酸化鉄」によるもの。始まりは織田信長が赤く染めさせた説と、近江八幡の奇祭「左義長祭」で、山車に貼られた赤い紙にヒント を得た説など諸説あり。
レバーのようなルックスとは裏腹に、口に入れればまさに蒟蒻(こんにゃく)。むっちりと食感が楽しめる。¥181
【乃利松食品 吉井商店】
住所:滋賀県近江八幡市為心町21
tel:0748-32-2475
open:8:00〜19:00
休:日曜定休
URL:www.norimatu.com/
⑦【信楽焼のタヌキ】(甲賀市)
道路に、店先に、玄関に、信楽の町はタヌキの焼き物で溢れている。
なかでも笠をかぶり、徳利と通帳を持った「酒買い小僧スタイル」が主流だ。
笠は悪事災難を避け、徳利は人徳を、通帳は信用を現す縁起物として、昭和の頃より人気が高い。
もし滋賀に旅する機会があったら、数あるなかのお気に入りを見つけて!
そのお気に入りこそが自分にとってのラッキータヌキ。
一期一会を大切に、好みのコに出会ったら迷わず連れて帰って。
ONKUL vol.14 「滋賀の旅」より
photograph: Nao Shimizu, text: Hino Harumi
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