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✔︎お土産決めた!滋賀のいいもん。美味いもん。
甘いものから、かわいいものまで、旅の思い出に連れて帰りたい、滋賀生まれのいいものいろいろ。
「和た与」の丁稚羊羹 (近江八幡)
近江八幡から全国へ丁稚奉公に出た子どもたちが、帰省後に奉公先へ土産として持ち帰ったのが「丁稚羊羹」。丁稚さんでも買える安価なものだったといわれている。近江八幡の城下町で157年続く「和た与」では、小豆、砂糖、小麦粉を練り合わせ、香り高い天然の竹皮に包んで蒸しあげたものを販売している。モチモチとした食感で甘さは控えめ。糖度が低いため日持ちはしないが、生菓子のような風味が楽しめる。(お箱入り)¥3,780
滋賀県近江八幡市玉木町2-3
0478-32-2610
www.watayo.com
9:00〜18:00 火曜定休
「和ろうそく大與」の色ろうそく(高島市)
創業は1914年、燃え方と原料にこだわり、職人がつくる和ろうそくを今に伝える「大與」。仏事、茶事に使われる伝統的なものから、インテリアショップで扱われる現代的なものまで多岐にわたる。「色ろうそく 春夏秋冬」は、6 色の和ろうそくと、美しいイラストの描かれたパッケージのセット。冬版は琵琶湖西方にある比良山系が描かれている。¥1,430
滋賀県高島市今津町住吉2-5-8
0740-22-0557
warousokudaiyo.com
9:00〜17:30 土・日・祝日定休
信楽焼のタヌキ(甲賀市)
道路に、店先に、玄関に、信楽の町はタヌキの焼き物で溢れている。なかでも笠をかぶり、徳利と通帳を持った「酒買い小僧スタイル」が 主流だ。笠は悪事災難を避け、徳利は人徳を、通帳は信用を現す縁起物として、昭和の頃より人気が高い。数あるなかのお気に入りこそが自分にとってのラッキータヌキ。一期一会を大切に、好みのコに出会ったら迷わず連れて帰って。
「乃利松食品 吉井商店」の八幡赤こんにゃく(近江八幡)
近江八幡で一般的に食べられている赤こんにゃく。色の仕組みは食品添加物、「三二酸化鉄」によるもの。始まりは織田信長が赤く染めさせた説と、近江八幡の奇祭「左義長祭」で、山車に貼られた赤い紙にヒントを得た説など諸説あり。レバーのようなルックスとは裏腹に、口に入れればまさに蒟蒻。むっちりと食感が楽しめる。¥324
滋賀県近江八幡市為心町21
0748-32-2475
www.norimatu.com/
8:00〜19:00 日曜定休
onKuL vol.14(2020年10月売号)「襟を正して、ルーズに暮らす。」より。
photograph: Nao Shimizu
text: Hino Harumi
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