暮らしのアイデア [ SOUND GOOD ディレクター 窪見裕介さん ] | FUDGE.jp

ONKUL

住まいにちょっとした工夫を加えるだけで、いつものルーティーンが楽になったり、より快適に過ごせるようになる。一軒家から古き良きアパートまで、気の利いたアイデアのある家に暮らす、素敵な人達をご紹介。

 

MY ROOM IDEA No.001 

SOUND GOOD ディレクター 窪見裕介さんのオープンマインドな一軒家

土間を中心に据えて、ゆるく区切られた住まい

東京で10年ほど働いたのち、故郷である鹿児島へと帰り、現在は住宅や暮らしに関する広報物のディレクターを務めている窪見さん。
それゆえ住まいに対するこだわりは強く、仕事仲間であるDWELLのデザイナー・川畑健一郎さんや腕利きの大工・三窪智紀さんとともに小高い丘の土地を選び、ゆっくりと家造りを進めてきた。

「地域に開かれた人を招きやすい住まいとなるよう、あえて庭と室内の区切りを曖昧にし、土間を中心とした間取りに。家族は当初『寒くてくつろげなさそう』と不安がっていましたが、モールテックスという仕上げ材や、パネル式で夏場の除湿機能もあるピーエスという放射冷暖房のおかげで、非常に居心地もいいんです。プライベートスペースは階に確保されていることもあり、今ではこの暮らしを楽しんでいるようです」。

照明や階段の手すり、スイッチボックスなどはひとつずつ吟味してセレクト。完成後も勝手口の横に大阪の上手工作所でオーダーしたラックを取り付けたりと、引き続きゆっくりと家造りを楽しんでいる様子。 

「SOUNDS GOODでは、住む人自らが手を動かし、暮らしながら完成させてゆく家造りを提唱しているのですが、我が家も構想の6割ぐらいしかできていないかもしれません(笑)。でも、暮らしながらじっくりと仕上げていくことで、使い勝手がよく愛着の湧く住まいになると実感しています」。この家の完成はもう少し先になるかもしれませんね、と窪見さんは嬉しそうに笑った。

 

 

MY ROOM IDEA  01

「機能的なキッチンで料理も楽しく」

キークランプで作ったオープンシェルフは作業台も兼ねたもの。デルタ社の水栓金具や銅製の流し台など、キッチン周りはブラックとブラウンで統一。随所に取り入れた民芸品がアクセントに。

 

MY ROOM IDEA  02

「壁に隠されたペグボードに収納」

キッチンと寝室の間の仕切り壁を厚めに取り、ペグボードで掃除用具や工具などを飾るように配置。引き戸を閉めると、ただの壁のように見えるという面白い仕掛けになっている。

 

MY ROOM IDEA  03

「庭を切り取る額縁のような窓」

窓の外に広がる豊かな緑を楽しむため、カーテンもブラインドもあえてなし。むき出しの板の質感も相まって、室内にいながらにして自然を感じられる家に。窓際の緑の成長も楽しみ。

 

photograph_Satoru Nakano

text_Hiroaki Kimura

最新号 ONKUL vol.16(2021年12月3日発売号より)

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