ONKUL

 

10年連続で暮らしやすい都市1位を獲得したウィーンへ。

赤いラインのトラムだけじゃないんです。

ウィーンには、旧型の車両も走っていて、床が板張りのものもあります。

日本でも土佐電鉄ではグラーツで使用していたトラムが走ってますね。

 

 

今日は、ウィーンで活躍するグラフィックデザイナーの方に会うことになり、

住所を頼りに電車で移動しますが、スマートフォンのおかげで、

昔のようにブック型の地図を開かずとも、目的地のまでの所要時間や、

乗り換えをする駅名が出てくるのは、本当に助かります。

 

 

途中、駅で生鮮食品を売っていたり、

 

 

可愛いサインを見つけたり、街を歩いているといろいろな発見もあります。

 

 

たった20分くらい電車に乗っただけで、こんな風景に出会えるのも

コンパクトシティ「ウィーン」の魅力かもしれません。

 

そして、今回はウィーンで活躍するグラフィックデザイナー兼イラストレーターの

Nina Simone Wilsmannさんの仕事場にお邪魔しました。

 

Photo by YUKIKO TANNO

 

もともとドイツはミュンヘンのヴァサーベルク出身で、

現在はウィーンの21区に11年住んでいるそう。

ドナウ川のほとりで、近くに湖もありとても良い環境。

もともとは、3区に事務所があったそうですが、

子供ができてからというもの、ここまで通うことや育児も大変になり今の場所に引っ越したそうです。

 

 

ドローイングやペインティングが小さい時から好きだったそうで、

ドイツはアウグスブルクの大学でグラフィックを学んだそう。

小さい頃から地図を見るのが好きだったというちょっとマニアックな一面もあり、

両親が持っていた地図で遊んでいたのだそう(笑)

どんな感じで遊んでいたのか気になります……

特に、都市部の地図が面白く、構造がグラフィカルで素敵だとか。

そもそも、なんで地図なのか?

それは、街の構造の中で人が動いていたり、

遠い街のことだけど、子供目線で見ると特に大きく感じたり、

シドニーやニューヨークはうるさいし、賑やかだし、圧倒されているが、

反面、ウィーンは心地良い。ブダペストはとても素敵な街。とか、

情景を頭の中で感じたり、不思議な感覚になるそうです。

 

 

そんな想いのある地図を仕上げるのに1都市だいたい2、3ヶ月はかかるそうです。

確かにディテールがとっても細かいです。見ていて、気が遠くなる作業をしてましたが、

基本的にはペンタブレットを使って1つ1つ描いています。

マストではないけど、実際にその都市に行ったことがあるところを描いているそうですが、

その時の情景やイメージを描いているそう。

まるで、パズルのピースを埋めていくかのような感じですかね。

 

 

もう1つ気になったのは、都市によって使っている色が違うこと。

例えば、ウィーンは国旗の赤に、ドナウ川の青といった配色。

バルセロナは、ガウディのタイルのオレンジとブルーや海辺の街の色だったり、

シドニーは、アボリジニの作品や色使いからインスピレーションを受けたもの、

ザルツブルクは、公園や、川、建物の色からなど、その時々で五感を刺激しながら、

考えているそうです。モノクロで作っているものや、スペシャルなものもあるそうです。

 

Photo by YUKIKO TANNO

 

今後はたくさんの都市のマップを作っていきたいそう。

そして、色々な国でマップの販売もしてみたいとのこと。

現在のところ、ウェブショップでの販売が多いようですが、

ポップアップでのイベントもしているそうです(現地で)

日本からも購入できますので、気になる方はぜひどうぞ!!

www.vianina.com

協力:ウィーン市観光局

 

 

text:塚本太朗

RIDDLE DESIGN BANK 代表。FOUNDER 。駅ナカなどの商業施設でライフスタイルを中心にまた店舗デザイン、イベントプロデュース/ブランドディレクションを手がける。また、ドイツ語圏から買い付けてくる雑貨店「マルクト」も運営。POP UPイベント等で参加中。

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