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フェムテックとは
フェムテック(Fem Tech)とは、Female(女性)・Technology(テクノロジー)の略語で、現代のテクノロジーを駆使して、女性の健康にまつわる課題を解決するためのサービスやプロダクトのこと。近年、海外での市場が急速に拡大し、日本でも盛り上がりを見せてきている。
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人には相談しにくい、フェムゾーンの悩み。実は膣の常在菌と深いつながりが。いままではなんとなくしか知らなかった膣にいる菌について、自分らしい毎日を過ごすためにあらためて学んでみましょう。
かゆい、くさい、おりもの異常など…その悩み、“膣の常在菌”が原因かも?
膣にこのような不調はありませんか?
- 強いかゆみがある
- おりものがにおう
- 洗うとしみる
女性のデリケートゾーンのトラブルには膣の常在菌のバランスが大きく関係。バランスの乱れが引き起こすのは、お悩みの中でも特に多い「かゆみ」「におい」「おりものの異常」「洗うとしみる」というものです。多少の不快感は生理的にやむを得ないものですが、我慢できないほどの違和感がある人は、何か原因がある可能性があります。一度、菌のバランスが崩れてしまうと、自力ではなかなか回復しにくいもの。
同じ不快感でも、「膣カンジダ」はわかりやすい症状があり、不調に気づきやすいことが多いそう。放置すると「かゆくて夜も眠れない」など深刻な症状に進行してしまうことも。原因はストレスやホルモンバランスの変化、免疫力の低下などさまざまですが、ストレス社会で生きる女性に多い病気だそう。膣カンジダには次のような特徴があります。
- 膣や周辺のかゆみ
- おりものの異常
- 膣の痛み
- 再発の可能性もある
また、膣カンジダでなくとも「膣トリコモナス症」や「細菌性膣炎」を患っているかもしれません。不調を感じた際は、放置せずに専門医に相談しましょう。
✔︎詳しくはこちらをチェック!
今日からはじめるフェムケア vol.1|かゆい、くさい、おりもの異常など…その悩み、“膣の常在菌”が原因かも?
健やかな膣でいられるように“膣の常在菌”のいい状態って?
膣の悩みは誰しもが経験すること。自分の膣と向き合って健やかに過ごすために、まずは膣の常在菌について知識を深めましょう。
膣とはそもそも膀胱と直腸の間にある筋肉性の管のこと。膣には乳酸菌が存在していて、カンジダ菌などの常在菌の繁殖を防ぎ、膣内を酸性に保っています。生理や風邪などで免疫力が低下すると、乳酸菌の割合が減り、かゆみやにおいが気になるようになることも。
また、生理中や不規則な生活をしているときは、さまざまなトラブルが発生しやすくなるので気をつけて。膣トレやダンス、バレエなどを効果的に取り入れましょう。
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今日からはじめるフェムケア vol.2|健やかな膣でいられるように!“膣の常在菌”のいい状態とは?
今日からすぐにはじめられる“膣の常在菌”がよろこぶ生活
トラブルに負けないためには、毎日の意識が重要。まずは膣の常在菌を育む理想の生活を心がけましょう。健やかな膣をキープすれば、異常にも素早く気づけるはず!
注目すべきは次の2点です。
- 膣の善玉菌をうまく働かせる生活習慣に
- 常在菌に快適な膣環境をキープする
また、次の7つの習慣も心がけましょう。
①「食生活」は和食中心を心がける
膣の常在菌を守るために、腸内に負担のかからない「和食」で整えましょう。日本古来の和食は納豆や味噌汁、漬物などの発酵食が主で、乳酸菌が豊富なうえに、栄養バランスもよくおすすめです。
②「ストレス」を溜めない
ストレスが溜まると免疫力も低下して、膣内環境の悪化にもつながりやすく……。適度な運動など、上手に発散する方法を見つけて、リフレッシュしましょう。
③「アンダーヘア」の処理も膣まわりを清潔に保つために有効
アンダーヘアに尿や便がついて不潔になってしまうと、膣にとってもよくない影響が。膣のケアをしやすくするためにも、アンダーヘアの処理を試してみるのもおすすめ。脱毛やセルフケアなど、自分に合った方法で試してみましょう。
④「膣を洗う」なら弱酸性でやさしく!
膣の不快感が気になってボディソープなどでゴシゴシ洗ってしまうと、膣を守る乳酸菌まで洗い流されて、逆に悪玉菌を増殖させてしまうことに。膣の中まで洗わないように気をつけて。
⑤「下着やナプキン」は通気性を重視
日本は高温多湿な気候なため、日本の女性は雑菌が繁殖してしまうトラブルも多いのだそう。布ナプキンなどのアイテムを取り入れて、風通しをよくしましょう。
⑥「アフターケア」でうるおいを与えて
膣まわりは乾燥しやすく、放っておくとトラブルにつながることも。洗った後は保湿ケアをしましょう。
⑦「異常」を感じたらすぐにクリニックへ
なにかおかしいと感じたら、すぐにクリニックを受診しましょう。忙しいときは、セルフチェックのアイテムも活用して。
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今日からはじめるフェムケア vol.3|今日からすぐにはじめられる!“膣の常在菌”がよろこぶ生活とは?
教えてくれたのは…
白金高輪海老根ウィメンズクリニック 海老根真由美先生
総合周産期母子医療センターの病棟医長を経て、女性がいつでも訪れられる場所を、と毎日診療するクリニックを開業。経験を生かし、デリケートゾーンのホームケアアイテム「EBINEジェル」¥4,850をプロデュースしている。
ADDRESS:東京都港区高輪1-2-17 高輪梶ビル7F
TEL:03-5789-2590(予約優先)
URL:https://ebine-womens-clinic.com/
Illustration:Yuka Tamura edit&text:Mayumi Hamaguchi re-edit:Yuri Iwata[press lab]
(kiitos. vol.24より抜粋)
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