kiitos.
季節の変わり目やライフスタイルの変化に加えて、
女性には毎月、容赦なく生理が訪れる。
女性ホルモンが関わる生理の5 日間は、
ホルモンバランスの影響を身体的にも精神的にも受けるとき。
特に、ストレスの多い働く女性は、生理を憂鬱に感じている人も多いのでは?
生理痛やPMSなどの不調を緩和して、ハッピーな5 日間に変えよう!
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私だけじゃなかった!? 生理にまつわる最新事情
人と話したり、比較したりすることは少ないけれど、
生理に悩みを抱えている人はたくさんいる!
まずは、現代女性の生理事情を知っておこう。
日本産科婦人科学会専門医の福山千代子先生が解説。
01.生理不順の女性が増えている!
「月経が3カ月以上こない持続性無月経や、
月経周期が短く、月経が月に2~3 回くる頻発月経など、生理不順の症状も様々。
原因としては、先天的異常、ストレス・不規則な生活・過度なダイエットによるホルモンの乱れ、
子宮筋腫や子宮頸がんなどの器質性異常が考えられます」(福山先生)
02.PMS(月経前症候群)に悩む人が急増
「生理前にイライラする、体調が悪いなど、PMS の症状に悩む方が増えています。
PMSは女性ホルモンが正常に働いている証なので悪いことではないのですが、
アミノ酸やビタミンを内服することでイライラを緩和させたり、
点滴や漢方療法、低容量ピルの処方などの治療法もあります」(福山先生)
03.生理痛(月経困難症)が辛い…
「下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などを感じる症状を月経困難症と言います。
月経時、子宮内の血液を排出しようと子宮が収縮する際に痛みの原因が過度に生成されること、
または、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がんなどの
病気が存在することの2つが主な原因になります」(福山先生)
04.現代女性は昔の人の何倍もの生理回数に!?
「昔の女性は20 歳前後から何度もお産をするなど、
出産回数が多かったため、月経の回数が現代女性よりも短かったと言えます。
現代女性は晩婚化で働き続ける女性も多く、出産回数も減っています。
その分生理回数が増えたので、生理に関する不調を感じる方も増えています」(福山先生)
症状や程度に個人差はあるけれど、
生理は辛くて憂鬱なものと感じている女性が多いよう。
次回は、月経異常を見分けるセルフチェック方法をご紹介。
教えてくれたのは
日本産科婦人科学会専門医 福山千代子先生
女性ホルモンに影響される不調や悩みを抱える女性達を支える専門医。
婦人科系のアンチエイジングケアにも精通し、
的確なアドバイスで多くの女性から支持されている。
illustration: naohiga edit&text: Misako Noguchi re-edit:Naomi Ikeda
kiitos. vol.8より抜粋
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