ファッションの秋に更新すべきは、どんなアイテム？ シーズンムードを盛り上げてくれる新作アイテムの中から、スタイリスト＆ファッションライターのお洒落プロが選ぶ、イチ推しをご紹介します！

秋のスイッチコーデに欠かせない、シティ派のフリースジャケット

「今シーズンは、今までよりも本格的なアウトドアのディテールを、ファッションに上手に取り入れたものが多く出ている印象です。その中でも特に完成度が高いのが、《サイ》のフリースジャケット。サイズがオーバー気味なのも今年らしく嬉しいですね。パンツスタイルや長めのスカートスタイルにも合わせやすく、抜けのある着こなしを楽しめます」

フリースジャケット¥53000／Scye(マスターピースショールーム)

TEL：03-5414-3531

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スタイリスト・編集　清宮三緒さん

スタイリングはもちろん、全体の編集やディレクションまで幅広く制作に関わる。フリーでファッション雑誌を中心に活動し、ブランドカタログなどの制作も。

ゆったり着られるワイドなサイズ感が女性らしさを引き立てます！

「秋冬に欠かせないニットは毎年新調したくなりますが、特に白いニットには目がないんです。今年は少しビッグシルエットのものを狙っていて、見つけたのが《ハイク》のフィッシャーマンセーター。丁寧な編み模様も素敵ですが、前後差がある裾のデザインもポイント。ややラウンドで、後ろ姿もかわいいんですよ。シルクのスカートなど、素材感の違うアイテムを合わせるのがおすすめ」

セーター¥59000／HYKE(ボウルズ)

TEL：03-3719-1239

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スタイリスト　高上未菜さん

南拓子さんに師事後、独立。ファッション、雑貨、インテリアのスタイリングを手掛け、雑誌、広告、WEBで活動中。可憐で上品なスタイリングが人気。

顔に馴染むフレームや色合いが大人らしくて素敵。

「眼鏡選びは似合うことよりも顔に馴染むということを重視して選んでいます。これまでは比較的、コンビフレームを選ぶことが多かったなかで、最近は細いセルフレームをさらっとかけるぐらいのラフさが好き。長らく生成り具合が丁度いいクリアフレームを探していたのですが、肌色に合うこちらのピンクも大人らしくて新鮮です」

メガネ 各¥27000／guepard×Belluria(ベルーリア鎌倉店)

TEL：027-387-0308

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ファッションライター  羽賀まり奈さん

ファッション・ビューティを中心に雑誌、広告、WEBなどで活動中。オタ気質で、好きとなったらとことん深掘りする。最近は目が小さい猫にハマり中。

着たときのシルエットもとても可愛いんです！

「この秋狙っているアイテムは、ニットベストです。特に《クレプスキュール》の一枚は、ネップが入った糸の何ともいえない表情が魅力。そして、なんと言っても大好きなポケットが、フロントに2つもあること！ポケットが大きいのでなんでも入れてしまいそう。シャツやTシャツなど中に合わせる服を選ばないので、幅広い着こなしも楽しめますよ」

ニットベスト¥15000／crépuscule(オーバーリバー)

TEL：03-6434-0921

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スタイリスト　山口香穂さん

轟木節子さんに師事後、独立。ファッション誌のほか、広告、カタログ、WEBなどで活動中。スタンダードなものに色柄を使い、遊び心を加えたスタイリングに定評がある。

シンプルで暗くなりがちな秋服には、大人の格子柄を取り入れて

「秋冬の装いは全身が暗めに見えがちなので、存在感のあるチェック柄がアクセントにおすすめ。特に《ブレディ》のバッグは、クラシックな雰囲気なので甘くなりすぎず、大人の女性にも取り入れやすいんです。冬は、正統派トラッドのダッフルコートと合わせるのも可愛いですね」

トートバッグ¥31000／BRADY(ビショップ)

TEL：03-5775-3266

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スタイリスト荻野玲子さん

岡尾美代子さんに師事後、独立。ファッション、雑貨などのスタイリングを手掛け、雑誌、広告、WEBで活動中。品のあるスタイリングの向こう側に遊び心を潜ませるのが好き。

探してたのは、作業着っぽくならないオールインワン。

「この秋はオールインワンを狙っています！《ジャーナル スタンダード ラックス》のものは、テーパードシルエットなので作業着っぽくならず、初心者もトライしやすいですよ。中にニットやタートルネックを入れたり、上からプルオーバーやアウターを羽織ったり、今から着回しを楽しみたいです」

オールインワン¥20000／js.luxe(ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店)

TEL：03-6418-0900

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スタイリスト　北川沙央里さん

山本香織さんに師事後、独立。ファッションのスタイリングを手掛け、雑誌やオンラインで活動中。メンズライクなスタイリングが得意。映画とお酒が好き。

今秋は上品な雰囲気漂うフレンチトラッドをチョイス。

「秋冬はトラッドな雰囲気のシューズがたくさん出ていますが、王道トラッドではなく、少し個性的なフレンチトラッドを取り入れたいです。できれば上品なファー付きのものがマニッシュすぎず、いいですね。《パラブーツ》のミカエル・ピジョンはリアルファーで贅沢感がありながら、雨の日にも強いのでおすすめです！」

シューズ¥65000／Paraboot(パラブーツ青山店)

TEL：03-5766-6688

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エディター・ライター、放送作家　立石 郁さん

フリーの編集ライターとして、ファッション・ビューティ・カルチャー誌などで執筆。同時に、ラジオ局で放送作家としても活動している。

Photograph_Hanada Kozue

illustration_Ito Hidemi

design_Nemoto Shinji

text_Shimaoka Minako