数々のアーティスト作品が手のひらサイズの紙にぎゅっと収まり、

見返せばその日の思い出や情景が蘇る。

そんな魅力を秘めたポストカードを集め続けて数年が経ちます。

選ぶ基準は、自分の直感に従うのみ！

たくさんあるコレクションの中から、いくつかご紹介しようと思います。

 

◇Artekのデザインを日常に

◇ヨーロッパの記憶を飾る

私が留学していたノルウェー、お隣のスウェーデン、フィンランド、

エストニアやリトアニアなどの現代美術館で購入したポストカード。

各国の現代デザインに触れることで分かるその国の流行や、

自分の中でのひらめきが多くあり、

古代からの芸術を鑑賞する際とは違う面白さがあります。

自宅の壁に飾り、いつでも思い出が蘇るようにしています。

(左上)

バス停を撮影したポストカード。

真っ白な塀はリトアニアの現代美術館。

カラフルな洋服で身を包んだ人々との対比が印象的です。

(右上)

東京の森美術館で購入。

緑と赤の交わり方が気に入っています。

(下)

ノルウェーはオスロの現代美術館で購入。

実物は人よりも大きな迫力のあるサイズでしたが、

ポストカードサイズで見てもなお、色合いにインパクトがあります。

 

◇四角、ドット、丸

フィンランド最古のテキスタイルブランドである、

Finlayson(フィンレイソン)展で購入。

彼らの美的感覚やフィンランドの自然など、

各々のデザインにはストーリーが隠されています。

特にこの2枚は、北欧らしい柔らかな雰囲気と色合い、余白の使い方に惹かれました。

 

◇美術館の思い出を家で

横にぐんと長いサイズの2枚は、

2021年にコシノヒロコ展へ訪れた際に購入。

彼女がファッションデザインの源としてきた絵画制作を初めて目にし、

その色合いと世界観に惹かれたことを覚えています。

左側の3枚は、ボローニャ国際絵本原画展のもの。

幼少期から身近にあった絵本ですが、

歳を重ねるごとに、自身の心情や環境の変化が

絵の見方に影響を与えることを実感し、

大人になっても絵本に触れる大切さを再認識しました。

 

わたしのポストカードコレクション、いかがでしたか。

このように集めてみると、自分でも把握していなかった

色やデザインの好みが分かるから、面白いです。

ポストカードに限らず、皆さまそれぞれの偏愛コレクションは

誰かにとって、わぁ！と驚かれる美しいものかも知れません。

コツコツと集めていきたいものですね。

本日も最後まで有難うございました！

次回の投稿でお会いしましょう。

Ha det bra

北欧のデザインに魅せられ、学生時代にノルウェー留学を経験。

現在はインテリア業界に勤めながら、カメラや執筆を楽しむ。

Instagram @yumi19xx

 

 

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