■OLD GAPのパーカー（たぶん90’s）

 

3年前。
私はフジロックに来ていく、いい感じのシャカシャカしたパーカーを探すために、
渋谷から原宿を一日中ゾンビのようにさまよっていた。

 

フジロックは世界でも代表的な音楽フェス。

出演アーティストはもちろんのこと、グルメや来場者のファッションも注目を浴びている。
元々、音楽が好きでフェスは割と行っている方だったが、
初めてフジロックに行った時のことは一生忘れないくらい。

 

（先の記事に音楽、およびフェスへの想いをぶちまけているのでこちらもおチェケ。）
▶︎好きな音楽を語らせてくれ【FUDGENA:桜子の東京放浪記、シティーガールへの道vol.3】

 

そんなフジロックに行くために、オッッシャレ〜な目立つパーカーが欲しかった。

 

「アウトドアブランドのgore-texのパーカーでもいいけどさ、
なんか個性とか出したいじゃん？？？」

と思いながら色々探した挙句、古着に一縷の望みをかけたのである。

 

 

たどり着いたのは、原宿の奥にあるメンズものを取り扱うお店。

 

アメリカで良質なものを買い付けていて、商品どれもセンスが抜群。
（あと、店員さんみんなかっこいい。本当にかっこいい。）

 

ボーイッシュな格好も大好きなので、
ガバッと着る服がほしい時は必ずそこへ行っていた。

 

「いいのがあったらいいなｱ〜（イケメンを拝みにいこう）」

なんて、カフェに寄るかのような心持ちで入ったその古着屋で、
見つけてしまったのだ。

真っ黄色に輝くパーカーを。しかもOLD GAP。

 

OLD GAP（オールドギャップ）とは、

アメリカのファストファッションで知られる『GAP』が80年代前後〜00年代初頭に販売していた商品のこと。

 

オーバーサイズやストリートファッションがリバイバル的に流行っている近年、
そのデザイン性や質感から、日本では再度注目を浴びている。

 

 

古着好きの間では「お馴染みのやつ！！」だが、最近価値が上がってきている。（らしい）

 

元々、何着かOLD GAPは持っており、
人それぞれ意見はあれど、私はデザインや品質には圧倒的信頼をおいていたので、

「間違いないに決まってるゼ」

と思いながら試着をしたが、あまりにも良すぎて即決してしまった。

 

絶妙にダサい感じが最高に可愛い。
肩の落ち具合といい、袖のダボっと感といい、全てが理想通り。

 

ロングのワンピースにもパンツにも合いそうな丈感。
その色が故に、レインコートと間違えられるのも愛おしい。

 

もちろん、当初の目的のフジロックにもしっかり着ていった。
私的には結構おしゃれな感じに合わせられたと思っている。
（全く防水せず、ありえないくらいびしょびしょになったが。）

肩にかけている写真しかない、、、笑

 

ちなみに、秋にも着られるが、春に着る方がなんとなくテンション上がるので、
今では「春が始まる気分」の服として私の中で定着している。
たんぽぽっぽい色してるからかな。買ったの夏前だけど！笑

 

今年も待ちきれず、３月のまだ肌寒い時期に解禁。
ヒー！寒い寒い！と言いながらも心はほかほか。

 

袖を通しながら、春が来るなあ〜とワクワクした。

 

 

ちなみに、フジロックには3年行けていないので、
今年はこのパーカーと供に参戦しようと心に決めている。
（防水スプレーもしっかりすると心に決めている。）

 

その時はちゃんと、着ていった服を記事に上げなければ。
楽しみにしていてくれると嬉しいな。

 

これ以上話すと話がどんどん膨らみそうなので今日はこれまで。

また。

桜子

 

instagram：@hnkr_sk
Twitter：@_hnkr__35

 

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