FASHION
コンパクトにも、大容量にも。変幻自在なリュックサックはオケージョンに合わせて使えて万能です
一枚革で作られたseamlessシリーズのウォレットが、ミニマルなデザインで人気の『i ro se (イロセ)』。ブランド名はわからなくとも、金具を使わないスマートなフォルムを一度は目にしたことがあると思います。もの作りが好きな兄弟が立ち上げた同ブランドは、頭で考えてデザインすると言うよりも、手を動かして試作を重ねて生み出される事が多いそう。なるべくロスがないようにパターンを引くなど、自らの手を動かして創造性を広げていく、職人気質なデザイナーならではの素材に対する敬意を感じます。
封筒を開ける時のようなワクワク感がある留め具
書類封筒のような留め具が可愛らしいサックは、工業用の紙袋からインスパイアしたそう。フラップに、くるくると紐を結んで止める玉紐式の留め具と、カチッと固定してくれるマグネット式の留め具がついており、形を崩さずに背負うことができます。また牛革を起用しているので、使い込むほどに深みのある色や光沢が生まれて、経年変化を楽しみながらバッグを育てることも。
荷物によって、変化するフォルム
PCや書類を入れるとあっという間に荷物がいっぱいになってしまいますが、時には荷物が少ないことも。そのような場合でも、10cmほどあるマチにドットボタンがあるので、フラットにも、ワイドにも調整する事が可能です。コンパクトな見た目ですが、A4サイズの書類がきちんと入るので、仕事現場でも重宝してくれます。
飾り気のないシンプルなデザインは要素が少ない分、オリジナリティを表現するのが難しい事だと思います。しかし『i ro se (イロセ)』のアイテムを見ていると、ミニマルなデザインの中に、留め具やマチを調整するドットボタンなどわくわくした気分になるギミックが潜んでいます。それはデザイナー自身が手を動かすことで発見したひらめきと、創作することを楽しむ過程で生まれた遊びが、作られるモノに投影されているからだと思います。毎日、持ち歩きたい。そう思わせてくれる魅力がこのリュックサックにはあります。
i ro se
03-6659-4046
photograph:kimyongduck
styling:Mari Nagasaka
hair&make:Daisuke Yamada(Cake)
model:Rio Kajiyama
text : Shizuka Takehara
◆「PeLuLu」の人気企画「名品図鑑」より
12月は”毎日愛でたい革小物”がテーマ。ワードローブの定番となるようなレザーのシューズやバッグ、ウォレットなどを日々ご紹介していきます。
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