FASHION
「オーバーオール」といえば、時代を問わず愛され続ける不朽のアイテム。しかしいざチャレンジしようとすると、“幼くなりそう”なんて躊躇してしまうのでは? でも、いくつかのポイントを押さえれば大丈夫。
カジュアルにもクラシカルにも着こなせるから、むしろおしゃれを楽しみたい大人にぴったりです。勇気を出してチャレンジすれば、コーディネートの幅がグッと広がるかも。
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オーバーオールの着こなしは「シルエット」と「トーン」がカギ
子供の頃にオーバーオールを着ていたというFUDGEガールは少なくないはず。だから“幼く見えそう”“大人っぽく着こなせるの?”と不安になってしまうのかも。そんなモヤモヤを払拭するためには、「シルエット」と「トーン」にこだわってみて。加えて素材感や合わせるアイテムも工夫すれば、大人っぽく着こなせます。
着こなしテク①シルエットにこだわる
まずポイントになるのが「シルエット」。腰まわりのラインに丸みがあるオーバーオールや、全体的にゆとりがあるオーバーサイズのオーバーオールは子供っぽく見えがち。大人っぽい着こなしを目指すなら、Iラインが強調されるストンとしたシルエットのものや、タイトなシルエットのものをチョイスしてみて。コロンとしたフォルムからシュッとしたラインになるだけで、印象はガラリと変わります。
もし手持ちのオーバーオールだと幼く見えそうなら、ロングアウターを重ねてIラインを強調するのがおすすめ。丸いラインやオーバーサイズ感を隠すだけで、大人っぽく着こなせます。
着こなしテク②大人っぽく見せるには「トーン」を統一する
続いて注目したいのが、コーディネート全体の「トーン」。ブルーデニムのオーバーオールならブルーやネイビー系のアイテム、ホワイトデニムなら白っぽいアイテムでまとめてみて。コーディネート全体にまとまりが出て、大人の雰囲気に仕上がります。インナーのカラーでメリハリを出すのも素敵ですが、オーバーオールが際立ってしまうと幼く見えてしまうことも。
アクセントやメリハリをつけたいのであれば、バッグやアクセサリー等の小物で差し色を加えるのがおすすめ。大人っぽい雰囲気を崩さずに、あなたらしい個性を演出できます。
着こなしテク③オーバーオールの素材感や柄にもこだわる
どうしても子供っぽく見えてしまう場合は、オーバーオールそのものを大人っぽいデザインにグレードアップしてみて。チェックのオーバーオールなら、シンプルなトップスと合わせるだけで落ち着いた着こなしになります。シルエットにもこだわれば、カッチリとしたジャケットやシャツとも相性◎。ただ、子供っぽい柄を選ぶと一気に幼く見えるので要注意。ドット柄や小花柄などは避け、細めのチェックなどをチョイスしましょう。
また、柄だけではなく素材もこだわりたいポイント。コットンや麻、コーデュロイ素材のオーバーオールを選べば、大人っぽく着こなせます。
着こなしテク④中に合わせるアイテムでアクセント
オーバーオールの中に合わせるアイテムを大人っぽくするのも、ぜひ試してほしいテクニック。Tシャツやパーカーなどカジュアルなアイテムを合わせると幼く見えがちですが、胸元が開いたトップスやレディなブラウスをインすれば、大人の雰囲気漂うコーデに。さらに、ヴィンテージ感のあるバッグやヒールのあるシューズをプラスすれば完璧!
シンプルなデニムオーバーオールならどんなアイテムもマッチするから、お気に入りのトップスやシューズで冒険してみて。
シャツ(ブラウス) × オーバーオールのおしゃれコーデ集
カジュアルなイメージが強いオーバーオールは、実はシャツやブラウスとの相性も◎。良い意味でラフさが薄まり、きちんと感やレディな雰囲気をプラスできます。おすすめコーデを一挙に紹介するので、ぜひチャレンジしてみて。
クラシカルなワークウェア風オーバーオール × きれいめシャツ
ジャケットと合わせたくなるようなきれいめシャツを、クラシカルなワークウェア風オーバーオールの中にイン。カジュアルときちんと感がほどよく調和した、遊び心たっぷりのスタイルが完成!きれいめシャツはデニムのオーバーオールともベストマッチ。ストライプシャツと合わせれば、さわやかさもプラスできます。
フリル付きブラウス × オーバーオール
乙女ゴコロ満点のブラウスと、少年っぽいオーバーオールは相性抜群。どちらのアイテムも単品だと幼く見えそうですが、掛け合わせると大人っぽい雰囲気になります。クラシカルなバッグをプラスすれば、すっかりレディに変身!大人っぽさと子供っぽさの絶妙なバランスを楽しんで。
フリルシャツをアウター使い × オーバーオール
オーバーオールはアウターでも遊べるのも魅力的。フリルをあしらったシャツを羽織れば、大人ガーリーに着こなせます。トップスや小物を同じトーンでまとめれば、さらにワンランク上のコーディネートに。きちんと感を出したい場合はジャケット、カジュアルに崩したい場合はパーカー類を合わせてみて。
Tシャツ × オーバーオールのおしゃれコーデ集
“オーバーオールといえばTシャツ”というイメージの人も少なくないはず。そんな王道スタイルも、ちょっとした工夫で大人カジュアルに大変身!マネしたくなる「Tシャツ×オーバーオール」のおしゃれコーデを紹介します。
ボーイッシュなボーダー柄Tシャツ × 白オーバーオール
ボーイッシュな雰囲気のボーダーTシャツは、白のオーバーオールと合わせてきれいめな印象に。ラウンドフレームのメガネで知的さを、真っ赤なネイルでレディなムードをプラスすればこなれ感もたっぷり。胸元が開いたボーダーTシャツや淡いカラーのボーダーTシャツを合わせれば、デニムオーバーオールでも大人ガーリーに着こなせます。
ビビッドカラーのTシャツ × 白オーバーオール
白のオーバーオールなら、トップスのカラーであえてメリハリをつけるのも◎。ホワイト×グリーンの組み合わせは春夏の爽やかなシーズンにぴったり!季節や気分に合わせて、好みのビビッドカラーをインしてみて。タッセル付きのカゴバッグなど、上品なアイテムをプラスするのも子供っぽく見せないポイント。
シンプルなTシャツ × オーバーオール
あれこれ悩んだら、シンプルなTシャツをインするのがおすすめ。胸元や袖のシルエットがきれいなものを選べば、大人の余裕が漂います。シンプルだからこそ小物で遊びやすく、アレンジも自在。カラフルなアイテムでポップに見せたり、大ぶりなアクセで華やかに見せたり、個性に花を咲かせて。
【夏・冬】季節別のオーバーオールのおしゃれコーデ集
トップスを変えれば、オールシーズン着まわせるのもオーバーオールならではの魅力。お気に入りの一着をGETしたら、夏も冬も着こなしてみて。
【夏】アニマル柄のタンクトップ × オーバーオール
夏のオーバーオールはタンクトップでヘルシーに。シンプルなタンクトップでサラッと着こなすだけでなく、アニマル柄をチョイスしてスパイシーに決めるのも◎。タイダイ柄やペイズリー柄を合わせ、エスニックに攻めるのもおすすめ。ビビッドカラーの小物をチョイスすれば、より夏を感じさせるコーディーネートの完成。
【冬】トラッドアウター × オーバーオール
冬のオーバーオールはアウターで魅せるのがお約束。基本的には何を羽織っても決まりますが、ワンランク上を目指すならトレンチ風のアウターを。トップスは白シャツ、シューズはレースアップブーツを選べば、一気にトラッドな着こなしに。胸元をパールで彩れば、フォーマルなシーンでも活躍しそう。
【オーバーオール】ワンランク上のおしゃれコーデのポイント
オーバーオールを取り入れたコーデはまだまだアレンジがたくさん!さらにレベルアップを目指すなら、次のポイントを意識してみて。これまで出会わなかった魅力に気づき、オーバーオールをもっと好きになれるはず。
春夏はヘルシーな肌見せも意識してみよう
カジュアルなオーバーオールは、肌見せトップスと相性抜群!セクシーになりすぎず、春夏にぴったりな爽やかな着こなしになります。ノースリーブと合わせて腕を見せたり、オフショルダートップスと合わせて肩を見せたりと少し大胆な肌見せもOK。ストローバッグやサンダルを足せば、より季節感がアップ。
小物使いでアレンジは無限
トップスやアウターだけなく、小物使いだけで印象がガラリと変わるのも、オーバーオールの魅力の1つ。キャップやニット帽と合わせてカジュアルに着こなすもよし、スカーフやパールと合わせてレディに着こなすもよし。お気に入りの小物をオーバーオールコーデの主役にチョイスして。
シャツワンピースとオーバーオールは相性良好!
オーバーオールにシャツワンピースを重ねると、新鮮なコーデに。1枚でも決まるアイテム同士を組み合わせるのは、おしゃれ上級者ならではのアイディア。シャツワンピースがIラインを強調し、スタイルアップ効果も抜群!きちんと感とカジュアルさが同居するシーンレスなコーデだから、足元はスニーカーでもサンダルでもOK。
冬はタートルネックとオーバーオールを合わせてみよう
冬コーデには欠かせないタートルネックも、オーバーオールと合わせたいアイテムの1つ。春夏の軽快な着こなしから一転、寒さに強いぬくぬくコーデにチェンジ!季節感にとことんこだわるなら、ダークトーンでまとめるのがおすすめ。グレーのニットにブラックのオーバーオールを合わせれば、一気に秋冬モードへとシフトできます。
パーカーを合わせるもの可愛い
たまにはオーバーオールらしいカジュアルなスタイリングを楽しむのもおすすめ。フーディパーカーを合わせれば、秋冬もラフで軽やかに着こなせます。大人っぽく決めるなら、オーバーオールとパーカーを同色系に。ホワイトとグレーを組み合わせれば、洗練された大人のオーバーオールスタイルが出来上がります。
まとめ
“コーデまで考えるのは難しい!”と思ったら、まずはオーバーオールそのものにこだわってみて。大きすぎないシルエット、デニム以外の素材を選べば、手持ちのトップスと合わせても大人っぽく決まるはず。
慣れてきたら、今度は小物のチョイスに工夫を。一見ミスマッチそうなクラシカルなアイテムやレディなアイテムが、オーバーオールコーデを格上げします。トップスやアウターで遊べるようになるころには、もはやオーバーオールマスター。今年こそオーバーオールにチャレンジして、おしゃれをもっと楽しんでみて!
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