FASHION

【脱・学生靴】ローファーを私服で履くのはおかしい?

結論から言うと、大人が私服にローファーを取り入れるのは、おかしくもダサくもありません。上質な革を使ったきちんと感あるローファーは、立派な革靴の一種。むしろ大人の足元にこそふさわしいシューズです。キレイめなコーディネートはもちろん、実はカジュアルなアイテムとも相性が良く、一足あると着こなしの幅が広がります。

ローファー選びのポイントは細身のシルエットを選ぶ、またはビット(金具)やタッセル付きを選ぶこと。制服用のローファーは先の丸いフレンチローファーが多いため、それを避けると大人の着こなしが叶います。また、足首を見せる丈感にするとほどよく抜け感が出るため、「制服感」を消すことができるでしょう。

 

実は「怠け者」の靴?ローファーのルーツ

「ローファー=学生の指定靴」というイメージを持つ方も多いですが、Loaferの語源は「怠け者」。元々はイギリス王室の室内履きや、ノルウェーの木こりの靴(モカシン)をルーツとする、生粋のカジュアルシューズです。

そんなローファーがファッションアイテムとして愛され始めたのは、1950年代。アメリカのアイビーリーグの学生たちが、あえてスーツの足元をローファーで外すスタイルを流行させました。つまり、私服にローファーを合わせることは、歴史的に見ても大正解なのです。

 

ビジネス靴(ドレスシューズ)との違い

ビジネスシーンや冠婚葬祭で履くドレスシューズとローファーの最大の違いは、靴紐の有無です。ドレスシューズには靴紐があるのに対し、ローファーは靴紐がないスリッポン式。そのためローファーはドレスシューズと同じ革靴であっても、フォーマル度が下がります。正式な場での着用には適しませんが、休日の私服に合わせても堅苦しくなりすぎず、スニーカー感覚で「ほどよいきちんと感」を演出できる点が魅力と言えるでしょう。

 

私服にローファーを合わせるときの履きこなし・着こなしのポイント

ポイントを押さえれば、ローファーを使ったコーディネートは意外と簡単。ぜひ以下を参考に、私服にローファーを取り入れてみてくださいね。

 

【1】足元に抜け感を作る

私服にローファーを合わせると、足元が重たい印象になりがちです。そのため、ローファーを履くときは足首を見せるなどして足元に抜け感を作るのが履きこなすポイント。フルレングスのパンツを被せるのではなく、アンクル丈のボトムスを選んだり、ロールアップして足首(素足)を見せたりすることで、重たい革靴に軽やかさが生まれます。

 

【2】靴下を見せることで足元にアクセントを作る

足元に抜け感を作るとき、素足ではなく靴下を見せて足元にアクセントをつけると、より洗練された着こなしになります。コーディネートの差し色になるような靴下、柄やワンポイントが目を引く靴下を取り入れると良いでしょう。また、白ソックスを合わせてフレンチトラッドにまとめたり、ボトムスと靴の中間色(グレーやネイビー)のソックスで繋いだりするのも今っぽくなるのでおすすめです。コーディネートに迷う場合はリブ幅の太いカジュアルなソックスを選ぶと、より私服に馴染みやすくなります。

 

【3】全体の色味や素材感にはできるだけ統一感を持たせる

私服にローファーを取り入れるときは、ローファー以外のアイテムのテイストをできるだけ統一するのも、おしゃれに履きこなすポイントです。例えばトップスをシャツと決めたなら、ボトムはシャツと相性の良いアイテムを選びましょう。ローファー以外のコーディネートが成り立っていれば、足元にローファーを足しても違和感なくマッチします。

 

ローファーの種類:相性がいいコーデは?

「ローファー」と一口に言っても、実は種類はさまざま。続いてはローファーの種類とデザインの違いについて解説します。

 

コインローファー

「コインローファー」とは、甲に切り込みが入った「サドル」という装飾が施されたローファーのこと。切り込みにコインを挟むのが流行したことからその名がつけられました。比較的シンプルなデザインなので、どんなスタイルとも相性がいいのがポイント。カジュアルコーデはちょっぴり上品に、キレイめスタイルはよりきちんとした印象をつくれます。

 

タッセルローファー

「タッセルローファー」は、その名の通り甲にタッセルがあしらわれたローファーのこと。歩くたびにタッセルが揺れ動き、ローファーの中でも可愛らしさが印象的な一足です。存在感があるため、シンプルなワンツーコーデに合わせるとアクセントになって◎。パンツはもちろん、スカートにもよく合います。

 

ビットローファー

「ビットローファー」は、甲に金具があしらわれたローファーのこと。「ホースピット」と呼ばれる馬具がモチーフになっていることが多く、キラリと光る金具が足元をエレガントに見せます。上品さが際立つデザインなので、カジュアルなスタイルよりもキレイめなスタイルやレディなスタイルに合わせるのがおすすめです。

 

チャンキーソール(厚底)&バブーシュタイプ

より今っぽさを出すなら、ボリュームのある「チャンキーソール(厚底)」タイプのローファーがおすすめ。ワイドパンツのボリュームにも負けず、スニーカー感覚で履けます。また、かかとを踏んで履ける「バブーシュタイプ」のローファーなら、エフォートレスな魅力を演出できるでしょう。

 

私服アイテム別・ローファーのカジュアルダウンコーデ例 

最後に、FUDGE編集部が厳選したおすすめのローファーコーデをピックアップ。ぜひ着こなしの参考にしてくださいね。

 

デニム×ローファー:ワイドデニムを端正に引き締める

カジュアルの王道・デニムスタイル。ボリュームのあるワイドデニムの足元をあえてローファーで引き締めると、程よく力の抜けた大人のバランスに。デニムの裾からチラリと覗くローファーのツヤ感が、装いをクラスアップしてくれます。

 

スウェット×ローファー:究極のハイ&ローでこなれ感を

部屋着に見えがちなスウェットパンツやセットアップ。ここにスニーカーを合わせるとラフすぎますが、足元をローファーに変えるだけで一気に「計算されたハズし(ハイ&ロー)」が完成します。

 

ガーリーなスタイルはローファーで外す

キュートなカーディガンに、ふんわりとした揺れ感が女性らしいシルク混素材のギャザースカートをコーディネート。レディな装いの足元にも、ボーイッシュなローファーはしっかりハマります。

 

古着MIXのカジュアルコーデを格上げ

ゆるめシルエットのアイテムを合わせたラフなワンツーコーデも、足元をローファーにすればきちんとした印象に。パールのネックレスを投入すれば、頑張りすぎない上品コーデが完成。

 

よくある質問(Q&A)

Q1:ローファーはカジュアル(私服)に履けますか?マナー違反になりませんか?

はい、全く問題なくカジュアルに履けます。むしろ、ローファーは元々がカジュアルシューズとして誕生した背景があるため、厳格なビジネスシーンや冠婚葬祭ではマナー違反とされる一方で、休日の私服(街着)には最も適した革靴と言えるでしょう。

 

Q2:ローファーを履くとどうしても学生っぽく(ダサく)なってしまいます。

学生っぽく見える原因は「つま先の形」と「ボトムスの丈」にあります。制服用のローファーは先の丸いフレンチローファーが多いですが、大人が私服で履くなら、少し細身のシルエットを選んだり、ビット(金具)やタッセル付きを選ぶと大人っぽくなります。また、フルレングスのパンツではなく、足首を見せる丈感にすることで「制服感」を消すことができます。

 

Q3:スニーカーとローファー、私服に合わせる際の違いは何ですか?

スニーカーは「スポーティ・リラックス」な印象を与えますが、ローファーは「トラッド・上品」な印象を与えます。いつものTシャツ×デニムのコーデでも、足元をローファーに変えるだけで、レストランや美術館にも行けるような「お出かけ着」に昇華できるのが最大の違いです。

 

まとめ

ローファーは「学生の靴」でも「堅苦しい革靴」でもなく、私服をワンランク格上げしてくれる大人のための万能シューズです。 デニムやスウェットといったカジュアルなアイテムも、足元にローファーを合わせるだけで、計算されたこなれ感が生まれます。まずは足首を見せたり、お気に入りの靴下を合わせたりして、抜け感を作ることから始めてみましょう。 FUDGEがおすすめするコーディネートを参考に、ぜひあなたらしいローファーの履きこなしを見つけてくださいね。

FUDGE CHOICE

  • サムネイル
    PR
    クラシカルウォッチ《KUOE(...
  • サムネイル
    PR
    福地桃子がまとう、初夏のサ...
  • サムネイル
    PR
    明治公園が新たなランニング...
  • サムネイル
    PR
    【FUDGE RUN CLUB with ミニ...
  • サムネイル
    PR
    街からアウトドアまで。《キ...
MORE MORE
サムネイル
PR
クラシカルウォッチ《KUOE(クオ)》の表参道店がオープン!レディなうさみとボーイッシュな芽以の腕時計選び
サムネイル
PR
福地桃子がまとう、初夏のサンダルと《靴下屋》と。 KUTSUSHITAYA with FUKUCHI MOMOKO
サムネイル
PR
明治公園が新たなランニングの聖地に。〈ALPEN RUN MEIJI PARK〉でのランニングイベントをレポート!
サムネイル
PR
【FUDGE RUN CLUB with ミニッツメイド】おいしいのにゼロシュガー&ゼロカロリーな “レモネード”と楽しむランニングイベントをレポート
サムネイル
PR
街からアウトドアまで。《キウ》と楽しむ春の着回しスタイル
サムネイル
PR
今から役立つロゴTシャツ5選!《ミルクフェド》で見つけてみた
サムネイル
PR
【FUDGEウォーキング部 supported by yuppa】表参道ランチ、腹ごしらえは生湯葉ラップサンドの〈yuppa〉で決まり!
サムネイル
PR
山を走って、街歩き。鎌倉でゆるくトレイルランニングはいかが?|FUDGE.jp meets KEEN
サムネイル
PR
My Comfy Summer styles!《ミルクフェド》とアクティブな夏
サムネイル
PR
Hello,Good Morning!《DAMD》「いつも、いつでも《ダムド》とね。」
サムネイル
PR
大人のスポーツMIXが素敵にまとまる鍵は《カルフ》のスニーカー
サムネイル
PR
お洒落をつくる、グレゴリーのバッグとIt item
サムネイル
PR
まさに”纏えるアート”な洋服!《ミースロエ》が初の海外アーティスト・陶芸家のNuriとコラボレーション

PRESENT & EVENT

サムネイル

編集部から配信されるメールマガジンやプレミアム会員限定プレゼント、スペシャルイベントへの応募など特典が満載です。
無料でご登録いただけます。