FASHION

クラシックな街を行こう。スカートが持つフェミニンな力を借りて、思いっきりレディライクなスタイルで。いつの時代も女性たちの心を躍らせる、チェックに花柄、チュールやフリルなどの愛らしいスカートを風になびかせて、溢れる魅力を堪能して。

O’NEIL OF DUBLINのキルトスカート

スカート¥35970/O’ NEIL OF DUBLIN(シップスインフォメーションセンター)、カーディガン¥19800/MACPHEE(トゥモローランド)、タートルネックセーター¥22000/PETER GEESON、シューズ¥31900/CATWORTH(ともにグラストンベリーショールーム)、その他/スタイリスト私物

石造りの街に華を添える、英国チックな装い。160年以上の歴史をもつブランドの代表的なキルトスカートに、コンパクトなカーディガンを合わせてレディに嗜む。ポイントはトップスの色をチェック柄から拾うこと、要所で黒を効かせること。ちなみに《オニール オブ ダブリン》はアイルランド発祥、ロンドンじゃないのよ。

 

LOISIRのギャザースカート

スカート[10月発売]¥28600、シューズ¥23100/ともにLOISIR(ロワズィール)、ジャケット¥39600/ADIEU TRISTESSE(アデュー トリステス)、ブラウス¥53900/TOUJOURS(トゥジュー 代官山ストア)、ソックス/スタイリスト私物

きっと新聞の記事には、レディにスカートを穿く方法は載っていないけれど、彼女はスカートをレディに魅せるレングスを知っている。それは、ソックスとの間に肌がチラリと覗くくらいのミモレ丈。革靴で端正な足元をつくって、装いを無彩色でまとめればシックなスタイルがほら完成。愛嬌はフリルシャツに託すとしよう。

 

Bilitis dix-sept ansのチュールスカート

スカート¥33000/Bilitis dix-sept ans(ビリティス)、カットソー¥16500/Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店)、カチューシャ¥24200/ALEXANDREDE PARIS(アレクサンドル ドゥ パリ GINZASIX店)、シューズ¥18700/REGAL(リーガル コーポレーション)、その他/スタイリスト私物

歩くたびにふわふわ、ひらひらと風に踊るチュールスカートは、グレーかつ膝下丈だとなんだか大人顔。1枚でインパクトをマークできるから、トップスはベーシックにするのがいいみたい。例えばFUDGEスタイルとも親和性の高いボーダーカットソーなんてどう? カチューシャやパンプスのレディな味付けも活きてくる。

 

EAUSEENONのパターンスカート

スカート¥41800/EAUSEENON(ススプレス)、タートルネックセーター¥23100/ISLAND TIDES(シップス インフォメーションセンター)、シューズ¥57200/BEAUTIFUL SHOES(トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店)、ソックス/スタイリスト私物

「そのスカート素敵ね!」って褒められた日。嬉しくって、いつもより余計に回っちゃっています。ジャパンブランド《オウシーナン》で見つけた、ドラマチックに広がるサーキュラースカートは、全面ノスタルジックな花模様。柄をアピールする為に、トップスとスカートの色味を合わせて、落ち着いた印象で着こなしてみて。

 

Bilitis dix-sept ansのラッフルスカート

スカート¥39600/Bilitis dix-sept ans(ビリティス)、カーディガン¥88000/TOUJOURS(トゥジュー 代官山ストア)、ブラウス¥16500/+81BRANCA(UTS PR)、ベレー帽¥24200/Manufacture de Berets(グラストンベリーショールーム)、スニーカー¥17600/MOONSTAR(ムーンスター カスタマーセンター)、その他/スタイリスト私物

スカートの愛らしさを振り撒きながら、1段飛ばしで階段を駆け下りる。足元は大丈夫?「 Its ’ OK! 」なんてったって今日はスニーカーだから。ギャザーとフリルがたっぷりのガーリーなスカートは、足元にスパイスを仕込むことで、甘さとラフさのバランスがとれていい感じ。《ムーンスター》の耐水モデルで、急いで急いで。

 

D.M.Gのデニムスカート

デニムスカート¥16500/D.M.G.(ドミンゴ)、セーター¥40700、肩に巻いたカーディガン¥46200/ともにJOHN SMEDLEY(リーミルズ エージェンシー)、シューズ¥19800/moumoune(ムゥムゥヌゥ)、その他/スタイリスト私物

季節が秋へと移ろう頃、焼き芋が食べたくなるし、こっくりとした色味が恋しくなる。お世話になった白Teeに別れを告げ、イエローのアンサンブルニットに着替えたら、インディゴブルーのデニムスカートをドッキング。カジュアルさが払拭できているのは、濃い色味のチョイスとIラインシルエットのお陰。さて、バスはまだかな。

 

photograph_Furuya Akihiro
styling_Nakako Nao
hair & make-up _Onishi Akemi
model_IRYNA PELO
edit_Yamazaki Takamichi<KIP Inc.>
design_Honda Yasuki<LETTER DESIGN>

 

FUDGE vol.243 2023年10月号より

 

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