アイウェアを取り扱う《コンティニュエ》の恵比寿本店に隣接するのが、ヴィンテージウォッチや一部専業ブランドのウェアを展開する〈コンティニュエ エクストラ・スペース〉。ここでピックアップしたのは、一生ものに相応しいヴィンテージの腕時計。ヴィンテージならではの風合いや、ひとつひとつ違ったデザインの文字盤、その時計が持つ歴史的背景など、1点ものであるという特別感が、装いを味わい深く印象付けます。身につけるたびに愛着が湧く、まさに相棒に相応しい1本をぜひ手に入れて。

一生ものとして愛用したい、《ジャガー・ルクルト》のヴィンテージウォッチ

秋の装いに上品な彩りを添えているのは、1833年に創業したスイスの名門マニファクチャーブランド《ジャガー・ルクルト》の腕時計。正方形の文字盤の角にカットを加えた、オクタゴンケースのレディースモデル。K18YG（18金ゴールド）を贅沢に使用しており、手元を美しく照らしてくれる。アイボリーのローマンインデックスやグラデーションがかったダークブラウンのダイアル、ライトグレーのベルトなど、優美で洗練された佇まいに思わずうっとり。

腕時計¥308000／JAEGER-LECOULTRE ※ヴィンテージ（コンティニュエ エクストラ・スペース）、ニットベスト¥18480／LE GLAZIK、シャツ¥19580／Shinzone（ともにビショップ）、スカーフ¥22000／A PIECE OF CHIC（グラストンベリー ショールーム）

時間を確認するたびに思わず嬉しくなる《カルティエ》のヴィンテージウォッチ

丸みのある愛らしいフォルムや、デザイン性が高くバリエーション豊富な文字盤など、どれにしようかと迷う時間さえ楽しい《カルティエ》のヴィンテージウォッチ。今回FUDGEガールのためにセレクトしたのは、1970～2000年代頭まで展開していた通称マストシリーズの中の、「must de Cartier TANK（マストタンク）」。第一次世界大戦中の1917年、パリの開放を記念し、戦車（タンク）をイメージしてデザインされたものだそう。無骨な戦車からは想像ができないエレガントさが、今でも多くの人を魅了している。1番右の時計のみ手巻き式。1日1回ゼンマイを巻くという行為や時間は、いっそう思い入れの深い1本になるはず。

腕時計¥231000～／すべてCartier ※ヴィンテージ（コンティニュエ エクストラ・スペース）

スタンダードな丸い文字盤が好みという人へ、《チューダー》と《ティファニー》の2本をセレクト

（左）《チューダー》のヴィンテージウォッチは、50年代に登場した「コバラ」と呼ばれるモデルで、小さな薔薇のロゴがさり気ないアクセント。もともと《ロレックス》のディフュージョンブランドであったため、ブランドを象徴するオイスターケースなどの外装パーツを共用しながらも、安価で手に入るとして人気を誇っていた。ボーイズサイズといった絶妙な大きさとシルバーの文字盤は、上品でいてメンズライクな印象で身につけられるのも嬉しい。腕時計¥231000／TUDOR ※ヴィンテージ、（右）言わずと知れたアメリカ ニューヨーク発の老舗ジュエリーブランド《ティファニー》からは、14KYGを使用した1本を。オンオフ問わず身につけていたくなる、小ぶりで知的なムードを放つシンプルなデザインが魅力。時計とともに、手持ちのアクセサリーと楽しむのも素敵。腕時計¥206800／TIFFANY & Co. ※ヴィンテージ（ともにコンティニュエ エクストラ・スペース）

お問い合わせ先：コンティニュエ

TEL：03-3792-8978

WEB：https://www.continuer.jp/product/?type=watch&filter%3Acat=vintage-watch

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photograph：Serizawa Shinji
styling：Yamaguchi Kaho
hair & make-up：Suga Takuma
model：Jane
edit & text：Ono Ayaka