FASHION

パリジェンヌが京都にやってきた! どこへ行こう? 何をしよう?京都だからこそ楽しめる場所や食べ物、手に入るモノや体感できる空気…… 。どれもこれもはじめてのことばかりで、彼女のワクワクも止まりません。

D+E MARKET / FLUFFY&TENDERLY KYOTO

古い京町家の中に広がる欧州アンティークの世界

年季の入った格子戸をはじめ、床の間、土間、通り庭といった古い日本家屋特有の意匠を残した空間に、ヨーロッパで買い付けたアンティークの生地や家具、食器、アクセサリー、雑貨などが並ぶ〈ディープラスイーマーケット/フラッフィー& テンダリーキョウト〉。中には、ジュエリーブランド《メゾン ルーバス》の一品も。西洋と東洋の“ 古き良きモノ”が見事に調和するこのお店には、他では味わえない独特な時間が流れている。きっと足を運べば運んだ数だけ、長く大切に愛用したくなる逸品に出合えるはず。

アンティークウォッチ(左)¥ 316800、(右)¥528000、アンティークリング¥145200

ネックレス¥28600、アンティークリング(左)¥132000、(右)¥35200

D+E MARKET / FLUFFY&TENDERLY KYOTO
address_京都市中京区橘町616
tel_075-741-6968
open_12:00 ~18:00( 土日のみオープン)
https://fluffy-tenderly.com

 

かみ添

美しくお化粧された唐紙の一品を求めて

京都・西陣で2009 年に創業した唐紙の工房兼ショップ〈かみ添〉。ここで手に入るのは、唐紙を用いた便箋や封筒、カード、ポチ袋などの紙にまつわる雑貨たち。唐紙とは、和紙に貝殻や雲母(鉱物を細かく砕いたもの)などを溶いた絵具で文様をすり出した紙のことで、“型押し”と呼ばれる、さまざまな版木と手すりによって加工を施す古典印刷技術を用いてつくられている。光を受けて上品に輝く優美な装飾紙は、古くから寺院や茶室、伝統的な和室のしつらいとして用いられたり、枕草子や源氏物語などの古書にも登場したり、人々の生活を彩ってきた。そんな歴史深く格式の高い唐紙を身近に感じてもらえるようにと、お店は今日もオープンしている。

光を浴びると文様が艶やかに浮かび上がるとても綺麗な二つ折りカード。各¥1000

マットな白に仕上がる絵具と、光を反射して輝く絵具を重ねて文様を描いた便箋。各¥2000

基本となる和の画材、柿渋、墨、胡粉などを特別な技法で染めたカード。各¥2000

かみ添
address_京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
tel_075-432-8555
open_12:00 ~ 18:00 月曜定休/不定休
https://kamisoe.com

 

ARUSE

京都で見つける世界各国のヴィンテージ照明

四角い窓からもれる無数の温かな灯りが目を惹くここは、あらゆる年代のグッドデザインな照明を世界各国から集めたショップ〈アルセ〉。照明がずらりと並ぶ店内で、特に気になるのはインダストリアルデザイナー、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルト氏が数多くの照明器具のデザインを提供したことで知られる〈リンドナー〉社のヴィンテージ壁掛けライト。滑らかな陶磁器の台座に、〈リンドナー〉社オリジナルの電球を取り付けた丸みのあるルックスが可愛らしい。他にもさまざまな種類の照明が揃っているので、お部屋に合うお気に入りの一灯を探してみて。

《リンドナー》社のヴィンテージ壁掛けライト¥38000 ~

ARUSE
address_京都市上京区相国寺門前町699
tel_090-1152-5203
open_13:00 ~19:00 日・月・火・水曜定休
https://aruse.amebaownd.com

 

千總 本店

高級感が漂う空間の中に夏のきものがずらり。

時代ごとの美を映しとり、多様な染織品を生み出すの〈千總〉の本店へ

1555 年、室町時代に法衣装束商として京都・烏丸三条に創業した〈千總〉。その旗艦店である〈千總 本店〉では、人生の節目を祝う晴着や、格式のある正装、日常を晴れやかに彩るきものを展開する中で、バッグやスカーフ、ジュエリーといった、伝統美を現代のライフスタイルに落とし込んだアイテムも提案。由緒あるブランドながら門戸が広く、世代を問わず多くの人々から愛され続けている。夏になると、絽(ろ)、紗(しゃ)などの生地を使った透け感のあるきものが陳列。はんなりと涼しげな逸品につい袖を通してみたくなる。

ネックレスやピアス、ブレスレットといった小物は、サンゴ、真珠、螺鈿(らでん)など、日本に古くから伝わる素材や技法を駆使してつくられている。

〈千總〉がきもので培ってきた技術を1 枚の絵のように楽しめるスカーフ。シルクやウール、カシミヤなど素材も上質です。

本店では“おあつらえ”の相談も可能。アーカイブ資料や豊富な技術見本などを見ながら、自分だけのきものをつくる特別な体験をぜひ。

千總 本店
address_京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80
tel_075-253-1555
open_10:00 ~17:00 火・水曜定休
https://www.chiso.co.jp

 

photograph_Taniguchi Daisuke
styling_Nakako Nao
hair & make-up_Nagasawa Aoi
model_Nina S.
edit_Chikazawa Yui〈KIP Inc.〉
design_Araki Masakuni〈Luck Tap〉

 

FUDGE vol.241 2023年8月号より

 

 

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