FASHION
「フレンチカジュアル」とは、パリジェンヌたちのシンプルで洗練された日常着のこと。ボーダーアイテムやバレエシューズでバランスよくスタイリングし、差し色でアクセントをつけるのが定番です。そんなパリっ子コーデをマスターすべく、シーズン別の着こなしやおすすめアイテムを一挙に紹介します!

参照元:トレンチコートはパリジェンヌのユニフォーム【“パリジェンヌ”の着まわし31days】 トレンチコート/SCYE BASICS、シャツ/agnès b.、デニムパンツ/A.P.C.、ベレー帽/LAULHÉRE、バレエシューズ/Repetto、アクセサリー/ete、ソックス/靴下屋
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フレンチカジュアルの大人女子向けコーデとは
フレンチカジュアルは基本的に「シンプル」であることがお約束。華やかな柄ではなく「ボーダー」、彩り豊かではなく「差し色」で魅せるのがポイントです。それぞれ次のテクニックを取り入れて、パリジェンヌスタイルにチャレンジしてみて!
着こなしテク① ボーダーのアイテムを取り入れる
パリっ子たちが愛してやまないものといえば「ボーダー」のアイテム。チェック柄やアニマル柄ほど派手ではないのに、コーデにほどよくメリハリがつくのがポイントです。
よりパリジェンヌっぽく着こなすなら、黒、白、ネイビーを中心とした2色使いのボーダーをチョイスしてみて!シンプルな色使いであれば主役として脇役としても取り入れやすく、差し色で遊びやすいのでフレンチカジュアルにぴったりです。
着こなしテク② シンプルさと差し色のバランス
シンプルをシンプルで終わらせないのがパリジェンヌたちの技。2色使いのボーダーや同系色のアイテムでコーディネートしたら、どこかに差し色を加えるのがお決まりです。
差し色の定番カラーはレッド系。スカーフやバッグで大胆に取り入れたり、インナーやソックスでさりげなく見せたりと、みんな自分らしいコーディネートを楽しみます。ベースは思い切りシンプルにまとめて、差し色やその見せ方で思い切り遊びましょう!
フレンチカジュアルの大人女子向けコーデのおすすめアイテム
パリっ子たちが愛するアイテムはまだまだたくさん。その中でもフレンチカジュアルに欠かせない2アイテムを紹介するので、まだ持ってないFUDGEガールは次のお買い物リストに加えてみて!
バレエシューズ
パリジェンヌたちが醸しだすアンニュイな雰囲気の秘密は「バレエシューズ」。フレンチカジュアルは一歩間違えると普通のカジュアルコーデですが、足元がバレエシューズなら程よくレディに決まります。スニーカーほどラフでなく、パンプスほど気取らないバレエシューズは、フレンチカジュアルに欠かせないアイテムなのです。
トレンチコート
きちんと感と絶妙なカジュアルさを併せ持つ「トレンチコート」も、フレンチカジュアルの定番アイテム。背伸びし過ぎず、それでいて洗練されたパリジェンヌの装いに欠かせません。シンプルなスタイルにサッと羽織ってみたり、時にインナーで華やかさを出してみたり、1枚あるとフレンチカジュアルの幅が広がります。
【春夏秋冬】フレンチカジュアルの季節別の着こなし6選
ここからはシーズン別にフレンチカジュアルの着こなしをご紹介!シンプルなアイテムで作るコーデだから、きっと手持ちの服ですぐに真似できるはず。ぜひ明日のコーディネートの参考にしてくださいね。
【春夏】ホワイトデニム × ボーダー

参照元:ホワイトデニムで着こなす爽やかなフレンチカジュアル ボーダートップス/AIGLE、デニムパンツ/TOMWOOD、シューズ/LE YUCCA’S、バッグ/RUE DEVERNEUIL、スカーフ/A Piece of Chic、ベルト/UNDECORATED、ソックス/PANTHERELLA
爽やかな色味のボーダートップスは、ホワイトデニムで思い切り爽やかに着こなしてみて。差し色にブラックの小物を散りばめれば、キュッと引き締まって膨張する心配もなし。デニムの裾はロールアップで軽やかさを出し、仕上げにスカーフをくるりと巻けば、マリンチックなフレンチカジュアルコーデが完成。
【春夏】フリルシャツ × ストラップシューズ

参照元:女の子らしさを詰め込んだフレンチルック【本日のFUDGE GIRL-3月29日】 ブレザー/SHIPS any、パンツ/SCYE BASICS、セーター・ブラウス/COMPTOIR DES COTONNIERS、ハット/KIJIMA TAKAYUKI、ネックレス/CHERRY BROWN、バッグ/Aeta、シューズ/Repetto、ソックス/靴下屋
フレンチカジュアルをフェミニンに着こなすなら、ボーダートップスのインナーにフリルシャツを。全体を落ち着いたトーンでまとめれば、甘くなりすぎず大人っぽくまとまります。足元はストラップシューズ、顔まわりはパールのネックレスとカンカン帽で飾って、レディなオーラを全開に。
【春夏】ボーダー × オーバーオール

参照元:フレンチカジュアルを意識したオーバーオールのワークスタイル ボーダーTシャツ/WEEKDAY、オーバーオール/Vintage、シューズ/VANS
パリジェンヌはオーバーオールだってお手のモノ。インナーに定番のボーダーシャツを取り入れれば、フレンチカジュアルな装いの出来上がり。足元はロールアップにして軽やかに見せ、ヘアは無造作にまとめてアンニュイな雰囲気をかもしだすのもポイント。小物が少ない時は、ネイルやリップで色を差すのもおすすめです。
【秋冬】トレンチコート × フレアスカート

参照元:“セットアップ”ガールの着まわし31days「知的で洗練されたレトロコーデ」
トレンチコート/LENO、シャツ/AURALEE、フレアスカート/Manna、メガネ/PINE、シューズ/Sanders、スカーフ/A Piece of Chic
トレンチコートの下は、華やかなフレアスカートも◎。オレンジを差し色にしつつ全体をブラウン系の暖色で合わせれば、秋っぽいフレンチカジュアルスタイルになります。フレアスカートの上品さを引き立てるスカーフも忘れずに。足元はダービーシューズでマニッシュに決めるのも、バレエシューズでレディに決めるのもアリ。
【秋冬】トレンチコート × ホワイトコーデ × キャップ

参照元:“シルエットが美しい! リニューアルしたハイクのトレンチ【本日のFUDGE GIRL-3月12日】 トレンチコート/HYKE、オールインワン/CABaN、キャップ/NewEra®︎、バックパック/ARC’TERYX、ブーツ/REDWING、ソックス/Healthiknit
オールインワン×バックパックのアクティブなコーディネートも、トレンチコートを羽織ればフレンチカジュアルに変身。形がキレイで着丈の長いトレンチコートを選べば、パリジェンヌの雰囲気をまとえます。トレンチの中はオールインワンではなく、同色のアイテムをセットアップ風に着るのもおすすめ。ホワイトで合わせればスタイリッシュに着こなせます。
【秋冬】トレンチコート × バレエシューズ

参照元:トレンチコートはパリジェンヌのユニフォーム【“パリジェンヌ”の着まわし31days】 トレンチコート/SCYE BASICS、シャツ/agnès b.、デニムパンツ/A.P.C.、ベレー帽/LAULHÉRE、バレエシューズ/Repetto、アクセサリー/ete、ソックス/靴下屋
「THE フレンチカジュアル」を目指すなら、トレンチコートに差し色を兼ねた赤のバレエシューズを合わせてみて。トレンチの下を白シャツ×デニムコーデにすれば、コートを脱いでもパリジェンヌ。さらに、パリっ子好みのベレー帽やカゴバッグを取り入れれば完璧!トゥーマッチにならないよう、全体のバランスに気をつけて。
FUDGE編集部おすすめのフレンチカジュアルのファッションブランド4選
フレンチカジュアルはシンプルなスタイルだけに、アイテムのセレクトが大切。FUDGE編集部おすすめのブランドを4つ紹介するので、アイテムに悩んだらぜひ以下のブランドの商品をチェックして。
アニエスベー

ブラック×ホワイトでまとめてシックな印象に。リップとネイルの差し色が決め手。参照はコチラ
《アニエスベー》は1975年にパリで誕生したブランド。ジュール通りに1号店をオープンして以降、フレンチカジュアルの定番ブランドとして愛され続けています。シンプルで有りながらどこか女性らしさを感じる洗練されたデザインは、パリジェンヌのファッションそのもの。カーディガン、ボーダーTシャツなど、1点取り入れるだけでパリの雰囲気をまとえます。
セント ジェームス

軽やかな色味のボーダーは薄色デニムと合わせ、マリンチックに着こなすのがおすすめ。参照はコチラ
《セントジェームス》は1889年から続くフランスの老舗ブランド。船乗りや漁師たちの仕事着として生み出したボーダーシャツは、のちに「バスクシャツ」としてブランド、ひいてはフレンチカジュアルを代表するアイテムになりました。すっきりとしたボートネック、ほどよく露出を控えた9分袖など、計算されたデザインは着回し力抜群。フレンチカジュアルスタイルに欠かせない1枚です。
エーグル

フレンチカジュアルは冬もボーダーが定番。差し色のパンツで大胆に魅せて。参照はコチラ
《エーグル》はフランス発のライフスタイルブランド。1853年に誕生し、ラバーブーツやレインコートなど機能性に優れたアイテムを広く展開しています。また、機能性だけでなく「シンプル」にこだわった美しいデザインも魅力的なポイント。アウトドアシーンのみならずデイリーシーンにもマッチするため、雨や雪の日のフレンチカジュアルコーデに最適です。
プチバトー

キャミソールを主役にした夏のフレンチカジュアル。シャツを羽織ればお出かけも◎。参照はコチラ
《プチバトー》もフランス生まれのブランド。1893年に誕生し、元々は子ども用のアンダーウェアやナイトウェアを中心に展開していました。その後、優しい肌触りと快適な着心地が人気となり、現在はレディースウェアも幅広く展開中。女性らしさが光るシンプルなデザインは、いつものデニムスタイルをフレンチカジュアルに格上げします。パリを思わせるキュートな柄Tシャツも必見。
フレンチカジュアルのワンランク上の着こなし術

参照元:ダークな色使いはフレンチボーイッシュのお手本スタイル コート/UNIQLO、ジャケット/ Arket 、ニット / Vintage 、パンツ/ Monki 、 シューズ/Dr. Martens、バッグ/April 77、キャップ/SAINT JAMESFUDGE
フレンチカジュアルはダークトーンのみでまとめてもおしゃれ。鮮やかな差し色は入れず、ボーダーのホワイトをアクセントにシックなカラーでまとめてみて。アイテムごとの素材感や、重ね着の奥行き感でメリハリをつけるのもコツ。定番のボーダーを生かしつつ、ワンランク上のフレンチカジュアルにもぜひチャレンジを。
まとめ
フレンチカジュアルは難しいようでいて、ポイントを押さえれば意外と簡単!ボーダーアイテムを中心にシックな色でまとめ、好きなカラーで色を差せば完成です。慣れてきたらカンカン帽やパールなどプラスアイテムも取り入れながら、パリジェンヌスタイルを楽しんで!
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