CULTURE & LIFE
毎週テーマに合わせて、「アーティスト」が選曲したプレイリスト、いつの時代も色褪せない「名盤」、そして注目の「新曲」をお届けする、連載《火曜日のプレイリスト》。
今週も音楽家《蓮沼執太》が登場。今回は「紅葉を見にドライヴするときに聴きたい曲」をテーマに、プレイリストを選んでくれました!また登場アーティストにファッションの極意を教えておらう”MYルール”(part1)は、ステージ衣装について。
発売中の蓮沼執太フルフィルによる、NEWアルバム『フルフォニー』のインタビューはこちら。
紅葉を見にドライヴするときに聴きたい曲
《蓮沼執太》が「紅葉を見にドライヴするときに聴きたい曲」をテーマにプレイリストを教えてくれました!
Index
select:Overmono『Le Tigre』
テンポの勢いにのってスピードを出し過ぎ注意!
「オーヴァーモノはイギリスの二人組の兄弟テクノユニットです。UKのアンダーグラウンドのクラブ・ミュージックはずっと好きで聴いています。この曲はテンポも良くて、ドライヴにはあってるんじゃないかと思いました。勢いにのってスピードを出し過ぎてしまうかもしれませんが(笑)。僕はゴールド免許の持ち主で、月に3、4回は車に乗っていて、車の中では爆音で音楽かけていますね。そう言えばカーステのスピーカーって、左右が大きく離れているから運転席に座っていたら右のスピーカーの音しか聞こえなくて気持ち悪いんですよね。どうでも良い話ですけど(笑)。」
《蓮沼執太》が教える、ファッションの【Myルール】とは?
アーティストにお洒落の極意を3つ教えてもらう【MYルール】。今週から3回に渡り、《蓮沼執太》さんのファッションにおけるこだわりをお届けします。
今回はRule1、ステージでの服装について。
Rule1:ステージは普段着で
「ディスコードっていうハードコア・パンクのレーベルがあって、オーナーのイアン・マッケイっていう人がいるんですけど、家から来た服で鞄まで背負ってそのままステージに上がるんです。それを中学校の時に知って「カッケー!」って思ったんです。生活とステージが直で繋がっているというか。だから僕も基本的にステージ衣装は用意しないで、普段着でライヴをやってます。変にカッコつけず、リラックスしたいですね。」
《蓮沼執太》
1983年東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、CM楽曲、音楽プロデュースなど、多数の音楽を制作。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、展覧会やプロジェクトを行う。蓮沼執太フルフィルは、自身がコンダクトする、蓮沼フィル16名のアン サンブルに加えて、 2017年に実施したオーディショ ンから選ばれた新加入メンバー10名、総勢26名による現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。蓮沼執太フィル名義で1stアルバム 『時が奏でる』2ndアルバム 『ANTHROPOCENE』をリリース。 2019年にはフジ ロックフェスティバルへの出演、日比谷野外大音楽 堂での公演を成功におさめる。今回、蓮沼執太フルフィル として、初のアルバム『フルフォニー』が発売中!
Website: www.hasunumaphil.com/
「紅葉を見にドライヴするときに聴きたい曲」をテーマに、いつの時代も色褪せない「名盤」をお届け!
select:Jenny Lewis and The Watson Twins『You Are What You Love』
ホイップクリームみたいに柔らかな歌声も魅力的
アメリカのインディー・ロック・バンド、ライロ・カイリーのヴォーカルとして注目を集めたジェニー・ルイス。『Rabbit Fur Coat』は彼女が2006年に発表したソロ・デビュー・アルバムで、双子の姉妹、ワトソン・ツインズがバック・ヴォーカルでフィーチャーされた。M.ウォード、コナー・オバースト(ブライト・アイズ)、ベン・ギバード(デス・キャブ・フォー・キューティー)など、インディー・ロックを代表するボーイフレンドたちが集結。ライロ・カイリーから受け継がれたカントリー・フレイヴァーを、さらにポップに昇華していて、ジェニーのホイップクリームみたいに柔らかな歌声も魅力的。爽やかで温もりのある歌は、秋のドライヴにもぴったり!
FUDGE.jpが「Pick up」する、注目のアーティストの新譜を紹介!
select:STUTS『Mirrors』
過ぎ去った夏を彷彿とさせるクールなサマー・チューン
セカンド・アルバム『Eutopia』が高い評価を受けたトラックメイカー、STUTS。リリースされたばかりの新作ミニ・アルバム『CONTRAST』では、初めてヴォーカルやラップに挑戦にするなど新境地を切り開いた。そこに収録された「Mirrors」は、SUMIN、Daichi Yamamoto、鎮座DOPENESSをゲストに招いて、3人が順番にマイクをリレーしていく贅沢な構成。イギリスのダンス・ミュージックからの影響を感じさせるヒンヤリした感触のサウンドになっていて、KIRIJIの『cherish』にも参加した紅一点のシンガー、SUMINの歌声が最高のフックになっている。過ぎ去った夏を思い出させるようなクールなサマー・チューン。
text_Murao Yasuo
design_Koinuma Kenichi
edit_Takehara Shizuka
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