CULTURE & LIFE

毎週テーマに合わせて、「アーティスト」が選曲したプレイリスト、いつの時代も色褪せない「名盤」、そして注目の新曲をお届けする、連載《火曜日のプレイリスト》。

過去4回に渡り、テーマに合わせてプレイリストを紹介してくれた《The Wisely Brothers(ワイズリーブラザーズ)》。最終週はニューアルバム『Caprain Sad』についてインタビューをお届け!→これまでの記事はこちらよりチェック

 

《The Wisely Brothers》真舘晴子(中:Gt,Vo)、和久利泉(左:Ba,Cho)、渡辺朱音(右:Dr,Cho)

 

高1の時、たまたま同じ班になったことがきっかけで、バンドを結成することになったThe Wisely Brothers。真舘晴子(ヴォーカル、ギター)、和久利泉(ベース)、渡辺朱音(ドラム)の3人の息が合ったバンド・サウンドは、シンプルでありながらも彼女達ならではのキュートで不思議なポップ・センスが魅力的だ。最新作『Captain Sad』では初めてセルフ・プロデュースに挑戦。ますます独自の世界に磨きをかけた3人に話を訊いた。

 

自分たちの音楽を見つめ直すことができた、初のセルフ・プロデュースアルバム

ーー新作は11曲中9曲がセルフ・プロデュースです。自分たちでプロデュースするというのは初めての挑戦ですね。

 

和久利「いつか私たちがイメージした音楽を、自分達の手で形にする事が出来るようになりたいな、と思っていました。」

 

真舘「でも、自分達のなかで正解を見つけるのが難しかったですね。外から見ててくれる人がいないから、それがいいのかどうかわからない。不安でいっぱいだったけど、〈これ以外には考えられない!〉と思うところまで考えました。でも、後で聴いてみて、なんでそうしたのか、すっかり忘れたりするんですけど(笑)」

 

 

ーーでも、レコーディング作業に熱中している時に、自分達がやっていることを客観的に見るのは難しいですよね。

 

渡辺  「そうなんですよ。それで今回、これまでとは違った手法をやってみたんです。これまでは3人で一緒にスタジオに入って、一斉に楽器を弾きながら曲を作っていたんですけど、今回は途中まで出来た曲をパソコンに一度入れてみて、それを聴いて3人がそれぞれのパートの動きを確認しながら曲を作っていったんです。そうすることで、ほかのメンバーが出している音をしっかり聴くことができたし、これまで見落としていた細かいところも調整できました」

 

 

ーー自分達の音楽を見つめ直すことができた。それは大きな変化ですね。

 

真舘「そうなんです。これまでは自分達が好きな楽器を弾いていたんですけど、今回は曲にあう楽器を考えました。パソコンに入れると音をすぐに入れ替えられるので、いろんなことをやってみて聴き比べながら曲を作っていけたのが楽しかったです」

 

〈変ポイント〉が鍵。三者三様だけど、感覚が似てきた。

ーーThe Wisely Brothersの曲はメロディーにヒネリがあったり、思いがけない展開があったりして、シンプルなバンド・サウンドだけどユニークです。曲を作る時に心掛けていることはありますか?

 

和久利「普通の展開でも楽しいけど、私達らしくない気がするんです。それで曲の構成を入れ替えてみたり、変な間を入れてみたりして、自分たちが一番楽しいと思える流れを見つけていく。あと、曲の途中にクスッと笑えるようなところが入っていて欲しくて。聴いている人が〈えっ?〉って心が動く瞬間が欲しい。その後のサビが来ると、曲が新鮮に聴こえるんです」

 

真舘「そういうクスッとする部分が、わざとらしくなく曲に馴染むようにする。そのバランスが結構難しくて。それぞれが〈変ポイント〉を考えてくるんですけど却下されることも多い(笑)」

 

 

ーー〈変ポイント〉が一致するのは3人に共通する感覚があるからこそだと思うのですが、3人の性格は似ているほう? それとも、ばらばらですか?

 

渡辺「ばらばらだと思います。でも、長い間一緒にいるうちに、楽しむポイントがだんだん似てきた。まわりから見たら〈は?〉って思うようなことを、3人で楽しんでいる気がします」

 

真舘「高校で出会った時はもっとばらばらだったんですけど、3人で一緒にいるうちに感覚が似てきた。みんな6〜7割くらいは昔のままだけど、それ以外のところは一緒にいるうちに変わったと思います」

 

 

ーー高校の時以来、3人を結びつけている一番の絆は、やはり音楽なんでしょうね、

 

和久利「もちろん、そうなんですけど、食べ物も大きい(笑)。3人とも美味しいもの食べることに対しての気持ちが強くて、〈美味しい!!〉ってすごく感動するんです。美味しいものを分かち合えるというのは、生きることを分かち合うことでもあるし、そこは重要だなって思ってて。音楽も食べ物も、どんどん新しいものを開拓していこうと思ってます」

 

発売中のニューアルバム『Caprain Sad』

 

The Wisely Brothers『Caprain Sad』

 

photograh_Kobayashi Mariko

《The Wisely Brothers(ワイズリーブラザーズ)》都内高校の軽音部にて結成した、真舘晴子(中:Gt,Vo)、和久利泉(左:Ba,Cho)、渡辺朱音(右:Dr,Cho)からなるスリーピースバンド。オルタナティブかつ、ナチュラルなサウンドを基調とし、会話をするようにライブする。2ndアルバム『Caprain Sad』が発売中!

text_Murao Yasuo

design_Koinuma Kenichi

edit_Takehara Shizuka

 

 

FUDGE CHOICE

  • サムネイル
    PR
    初夏の着こなしの足もとには...
  • サムネイル
    PR
    【FUDGE RUN CLUB with UNIQL...
  • サムネイル
    PR
    おしゃれな人がいま注目のス...
  • サムネイル
    PR
    クラシカルウォッチ《KUOE(...
  • サムネイル
    PR
    福地桃子がまとう、初夏のサ...
MORE MORE
サムネイル
PR
初夏の着こなしの足もとには《ティンバーランド》の3eye
サムネイル
PR
【FUDGE RUN CLUB with UNIQLO】6月27日(土)参加者募集!千葉・幕張で開催される『TOKYO OUTDOOR SHOW 2026』を拠点にランニングイベントを開催
サムネイル
PR
おしゃれな人がいま注目のスポーツ、ピックルボールを《ウイルソン》のウエアで体験してみた!
サムネイル
PR
クラシカルウォッチ《KUOE(クオ)》の表参道店がオープン!レディなうさみとボーイッシュな芽以の腕時計選び
サムネイル
PR
福地桃子がまとう、初夏のサンダルと《靴下屋》と。 KUTSUSHITAYA with FUKUCHI MOMOKO
サムネイル
PR
明治公園が新たなランニングの聖地に。〈ALPEN RUN MEIJI PARK〉でのランニングイベントをレポート!
サムネイル
PR
【FUDGE RUN CLUB with ミニッツメイド】おいしいのにゼロシュガー&ゼロカロリーな “レモネード”と楽しむランニングイベントをレポート
サムネイル
PR
街からアウトドアまで。《キウ》と楽しむ春の着回しスタイル
サムネイル
PR
今から役立つロゴTシャツ5選!《ミルクフェド》で見つけてみた
サムネイル
PR
【FUDGEウォーキング部 supported by yuppa】表参道ランチ、腹ごしらえは生湯葉ラップサンドの〈yuppa〉で決まり!
サムネイル
PR
山を走って、街歩き。鎌倉でゆるくトレイルランニングはいかが?|FUDGE.jp meets KEEN
サムネイル
PR
My Comfy Summer styles!《ミルクフェド》とアクティブな夏
サムネイル
PR
Hello,Good Morning!《DAMD》「いつも、いつでも《ダムド》とね。」
サムネイル
PR
大人のスポーツMIXが素敵にまとまる鍵は《カルフ》のスニーカー
サムネイル
PR
お洒落をつくる、グレゴリーのバッグとIt item
サムネイル
PR
まさに”纏えるアート”な洋服!《ミースロエ》が初の海外アーティスト・陶芸家のNuriとコラボレーション

PRESENT & EVENT

サムネイル

編集部から配信されるメールマガジンやプレミアム会員限定プレゼント、スペシャルイベントへの応募など特典が満載です。
無料でご登録いただけます。